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協議会メンバーの挑戦はつづく【2016年6月16日】

[2016年6月20日]

ID:40592

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協議会メンバーの挑戦はつづく

2016年6月16日(木曜日)、「協働のまちづくり条例別ウィンドウで開く」の改正後初となる「岡山市・NPO協働推進協議会」の会議が開催されました。

協議会の大きな目的であった条例改正別ウィンドウで開くが実現されたこともあってか、昨年度の会議にはなかったやわらかな雰囲気の中、平成28年度のモデル事業の進捗状況や2016年6月29日(水曜日)に控えた「市民協働推進モデル事業/ニーズ調査事業報告会」の運営の確認がなされ、最後に協議会の今後の展開に関する協議が行われました。

当センターとしては新たな目標を設定したうえで協議会を存続させ、岡山市の協働推進に関わり続けていただくことを期待していたのですが、メンバーの皆様の回答は「形式に縛られたくない」「つながりづくりのための組織(組織のための組織)はいらない」ということで、「市民協働推進モデル事業/ニーズ調査事業報告会」をもって協議会を解散することになりました。

協議会メンバー

ともに4年間を過ごした協議会メンバー

協議会は全員が岡山市内のNPOの関係者で構成されており、それぞれがなんらかの課題解決に取り組んでおられます。また、日中はNPOとはかかわりのない仕事に従事されている方もおられ、そのような中で協議会のメンバーとして平日の日中に開催される会議やイベントにご参加くださっていたことを考えるとどれだけ感謝と敬意を表しても足りないくらいなのですが、解散に寂しさを感じていたこともあってか、私の中では都合のよい期待が膨らんでいたようです。

しかし、私が寂しさを噛みしめる間もなく次の一言には「しばらく停滞しているテーマがあるのでESD・市民協働推進センターに相談しよう」「そのために条例でセンターの機能を規定したんだから」といったやりとりがなされ、「形式に縛られたくない」という言葉の真意は「協働推進から距離を置きたい」ということではなく「条例改正は目的ではなく手段であり、これからはそれぞれが条例を使う立場として考え、動くことを優先するべきだ」という意味であったことを理解したのでした。

私は市民活動を黎明期から支えてこられた先輩方とその先輩方とともに4年間を過ごした協議会メンバーのたくましさを侮っていたようです。

また、「新たに設置される審議会(協働推進委員会)が岡山市の協働を進める推進力になっていくようしっかり見守ろう」とか、「なにかあればその都度、声をかけてほしい」というメッセージもいただき、岡山市の協働推進が停滞するような状況になれば再び力を結集することを確認したのでした。

協議会メンバーの挑戦はこれからもつづきます。