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知らない世界を知ってみよう!【2017年2月3日】

[2017年2月3日]

ID:40636

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皆さま初めまして。ESD・市民協働推進センターのサポートスタッフ、那須と申します。
まずは、自己紹介をさせていただきます。一般企業に10数年勤務した後、専業主婦をしておりましたが子育てが一段落し、今まで知らなかった世界にとびこんでみようと、再就職で岡山NPOセンターのパート職員として採用され、2016年4月からESD・市民協働推進センターに配属されました。

当初はNPOって何?という状態でしたが、当センターで仕事をするようになりNPOや社会活動に関わっている方のお話をお伺いすると、「自分」だけのためではなく「人」のため「地域」のために活動されていて、活動をより良きものに変えていける、実行力のある方たちが、こんなにもたくさん私の住んでいる地域にもいらっしゃるのだということがわかり、皆さんの志の高さに尊敬の念を抱き、40代にして衝撃を受けました。

ESD・市民協働推進センターでは、社会課題の解決の糸口を発見するためのワークショップを随時開催しております。第8回目の課題解決ワークショップを開催した後日、参加された皆様のアンケートや模造紙をとりまとめていた際に、市民、NPO、市の担当課の皆様の真摯なご意見を伺うことができ、協働の大切さを改めて感じました。

里親ワークショップの様子

第8回課題解決ワークショップの様子

里親ワークショップの模造紙

ワークショップで出された意見

このワークショップで取り上げられた課題の中の1つ、「里親制度の普及啓発及び委託促進」については、子育て中の私にとって身近な関心事でした。私が住む学区には、保護者と一緒に生活できない子どもさんがいる施設があり、私の子どもの同級生にも施設から通学している子どもさんが何人かいて、子ども同士仲良く学校生活を送っています。私の顔を覚えていてくれて、参観日の時に手を振ったり声をかけてくれたりする子もいます。

ワークショップでのご意見の中に、「ネーミングを里親ではなくフォスターファミリーなどイメージの変更をしたらどうか」「施設でも学校でも「先生」と呼んでいてくつろぐ場所がない」「いろんな子どもがいるということを知る、受け入れる教育体制が必要」「里親里子当事者の声を聞くのはとても良いと思う」など様々なご意見がありました。一方で「自分の子ども(家族)のことだけで精一杯」「家、血縁を重視」という意見には、本当にこのままでいいのか、私にも何かできることはないのかと考えさせられました。

このワークショップで出された、当事者や里親をされている方のことを広報していろんな方に知ってもらうという解決策により、市民の皆さんに関心を持っていただいて、受け入れ体制が充実し、温かいふれあいや出会いにより子ども達の望む幸せにつながって欲しいと思います。

(サポートスタッフ 那須 千恵【愛称なすび】)