※保健師向け研修会の様子
CAPおかやま
岡山市保健所健康づくり課
児童虐待は、年々増加の一途を辿っているが、児童虐待への対応は現在、事後の「治療」の分野が主流。虐待が起こってから、子どもを児童養護施設等に措置する、ケアする、家族の再統合に向けて、と、「治療的」に関わることは、既に子どもの心身にダメージを与えた後ということになる。家族の再統合も含めた治療やケアには膨大な時間と費用が掛かる。児童虐待の防止に関わる施策を「治療」だけでなく、「予防」に広げることが急務である。
NPOと岡山市がともに協議を行い、成果物を作成することができました。今回、団体だけでなく市職員や保健師の働きかけが大きく、ともに課題解決を行った良事例となりました。また成果物も今後の活用に繋げることができました。
しかしながら、一歩踏み込んだ健診中の声かけ・働きかけは(受診者が多いこともあり)対応が難しいことが多く、更に拡げていくためには異なる切り口での取り組みが必要になってくると考えます。