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【眠った人財「女性」の再就職を実現推進するためのサポート事業】

[2015年6月18日]

ID:40492

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第1回目講座の写真

※第1回目講座の様子

実施団体

NPO法人輝くママ支援ネットワークぱらママ

協働課

岡山市女性が輝くまちづくり推進課

解決を目指す課題

  • 女性の社会復帰時の不安と継続性
    ブランク、家庭との両立、スキルの衰退などの不安とライフステージごとの働き方の変化
  • 企業の意識
    子育て中の女性の就職には消極的。活用方法に関しては未開発。

課題解決の方策

女性の再就職に特に必要な下記2点の「力」を学び、体得する実践講座を実施。

  1. 履歴書・職務経歴書や面接での伝える力
  2. 職場でのコミュニケーション力

(1)「伝える力向上講座」(仮)全6回×2回 合計定員30名

  • 履歴書と職務経歴をツールとして、「文字」で自己の強みを伝える必要性とキャリア再開発と再発見を明確にする。(3回)
  • 面接の場面を想定して、「自分の言葉」で自己の強みを伝えるスキルと実践。(2回)
  • 企業の経営者、社員さんなどのメンタ―との交流会、意見交換会。(1回)

(2)「コミュニケーション力向上講座」(仮)全5回×2回 合計定員30名

  • 職場における良好な人間関係(年代、性別、立場が違う)の構築のために、必要なスキルと心構えを知る。(4回)
  • 企業の経営者、社員さんなどのメンターとの交流会、意見交換会(1回)

提案書など

協働事業を振り返って

実施団体から(NPO法人輝くママ支援ネットワークぱらママ)

考えるのっぷ

目標設定に明記された「継続的な支援」をどのように実行していくのかが課題にある。一般事業へスライドし、協働事業と同じようにお互いのニーズに沿った事業にし、課題を解決していくことが好ましい。協働事業が一般事業になったり、担当者が替わったり、行政側に変化があったとたんに「協働」ではなくなることが心配である。

また、対象者の課題は外部環境やニーズの多様化などにより変化する。その変化に敏感に、フットワーク軽く対応できるNPOの良いところを良い方向に引き出し、活用していただけるとありがたい。

協働課から(女性が輝くまちづくり推進課)

結婚や出産、育児など、様々なライフステージの変化により就職した女性が希望に応じて再び就職するためには仕事と家庭生活の両立への不安を解消し、女性自身の意欲を高めることが大切であり、本事業は、女性が自信を持って再就職に向けたアクションを起こすきっかけづくりとなったと考える。

今後の課題としては、より多くの女性に参加してもらえるように、効果的な広報や、女性の希望に沿った就業に直接つながるようなスキルアップなど企画内容の工夫も必要。

再就職を希望する女性のニーズに柔軟に対応するために、企業とのつながりや豊富な経験・ノウハウを有するNPOと協働で実施することで、より効果的できめ細やかな情報提供や支援を進めることができると考えている。

ESD・市民協働推進センター総評(コーディネーター 渡辺 泉)

コーディネーター渡辺 泉

団体と担当課がお互いに信頼感を持ちながら、事業を進めることができました。

当初の定員数より少ない人数となりましたが、昨年度からの積み上げを活かし、きめ細やかさと質の向上を意識した少人数ならではの事業となりました。

この成果をこれから波及させ、多くの人に働きかける発展性を期待しています。

事業報告書・収支決算書および最終評価

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