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消し太の民家火災

[2019年10月28日]

ID:18337

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ある日のこと・・・
消防士「はい!みなさん、いいですかー?消火器の使い方について説明しますね。」
ボクは岡山市に住む小学4年生。今日はお父さん、お母さんと岡山市内の防災教室に参加しとる。消防士さんから消火器の使い方を教えてもろーたんじゃ。
消防士「まず最初に、黄色の安全ピンを抜きます。次にホースの先を持って火元に向けます。最後に、レバーを強くにぎれば水が出ますよ。」

消火器

(1)ピンを抜く、(2)ホースを持つ、(3)レバーを握る

消防士「火の根元をねらって、手前からホウキで掃くようにかけていきます。」
消防士さんは優しく教えてくれて、防災の勉強は、お父さん、お母さんとぼっけぇ楽しかった。

その日の夜!

「火事じゃー!!」

家の外から大声でさけぶ声が聞こえてきた。外に出ると、向かいのおじいさんが住んどる家が火事じゃ。

火事だ

きょうてぇ。でも、おじいさんには、あいさつしてほめてもらったことがあったけぇ心配じゃ。おじいさんはちゃんと逃げとるじゃろーか?
ボクにも何か、何かできることはないじゃろうか?

???「やあ。キミは勇気があるね。」

突然の声にふり返ると、小さな消防車が1台。

オレは消し太。桃の国の消防車だ。キミは今、こわいと感じた。でも、おじいさんを助けるために何かできないかと考えた。
うん。キミにはオレの仲間になる資格がある。

消し太「もしキミがオレと一緒に出動してくれれば、おじいさんを助けられるかもしれない。どうする?」

ボクがおじいさんを助けるんじゃ!ボクは消し太にのりこんだ。

消し太「よし!ミニ消防車、消し太、出動だ!」

出動だ

消し太のまわりの風景が、ゆがんでいって、だんだん真っ暗になっていった。

気がつくと、ボクも消し太も宙に浮かんどって、ゆうれいみたいじゃ。家の中みたいじゃけど、どこの家じゃろうか?

消し太「ここは、まだ火事がおきる前のおじいさんの家だ。」

今、オレたちの体はまわりからは見えないし壁だって通りぬけることができる。でも、オレたちの声はだれにも聞こえないから注意してくれ。

しばらくすると、こげ臭くなってきた。においをたどると、冷蔵庫の後ろから煙が上がっとる。コンセントからは火花が飛んどる。

トラッキング

おじいさんに、知らせんと!おじいさんは2階のベッドに寝とった。

「おじいさん、起きて!!火事じゃ!!」

いくら大きな声で呼んでもおじいさんには聞こえとらん。
「煙は速い。もう階段から上ってきて部屋の天井まで来とる。おじいさんを起こす方法は何かないじゃろうか?」

住警器が話す様子

『火事です!火事です!』

住宅用火災警報器が鳴り始めた。

煙式の住警器を階段や寝室の天井につけることで、いち早く火事を感知できるんだ!住警器が作動するかどうか点検することも大事だぞ。

たしかにそうじゃ。もし警報が鳴らずに寝とるところに煙がくると、ぼっけぇきょうてぇ。
おじいさんは目を覚まして火事に気づくことができた。

消し太「よし!まだ火は小さい。消火器で消せそうだ。消火器の使い方を思い出して!おじいさんに通じるから!」

お問い合わせ

消防局警防部南消防署

所在地: 〒702-8024 岡山市南区浦安南町495番地88 [所在地の地図]

電話: 086-262-0119 ファクス: 086-264-3935

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