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消し太の大冒険

[2019年9月23日]

ID:18320

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消し太と出動だ~桃之助を救え~
「桃の国」の桃消防署に置かれているミニ消防車の「消し太」。今日のおはなしはその消し太が「温羅の大雨」に出動した時のおはなしです。はたして消し太は無事に桃之助を救うことができるのでしょうか・・・
それでは、消し太の大冒険シリーズ「消し太と出動だ」のはじまりです!

消し太の大冒険

はじまりです!

桃之助が住んでいる「桃の国」。

むかしむかし、桃の国でそれまでに経験したことのないような大雨がふり、たくさんの建物が被害にあいました。桃の国の人はその日のことを「温羅の大雨」とよび、現在まで語りつがれています。

消し太
桃消防署

ここは桃の国の桃消防署。

消し太「こんにちは。オレの声が聞こえるキミ。力をかしてほしいんだ。

「おかしいな。誰の声だろう。」 ミニ消防車の消し太にのって、ハンドルをにぎっていたボクは、びっくりした。

びっくりする消し太

消し太「やあ。声が聞こえるようだね。落ちついて聞いてほしい。オレは、消し太だ。キミがのっている消防車だ。キミは、温羅の大雨って知っているかな?」

「知ってるよ。桃の国のおはなしだね。幼稚園で習ったよ。」

消し太「じつは、温羅の大雨で大活躍した、桃之助が力を使いはたして動けなくなっている。オレといっしょに助けにいってほしいんだ。」

助けてくれ!

「ボクが、桃之助を助ける?どうやって?」

オレは、時空を飛びこえて、出動できる。オレといっしょに、桃の国の温羅の大雨の日に出動してくれ。キミのがんばりで、桃之助は、また力を取りもどすはずだ。

「桃の国ではまた大雨がふるかもしれない。」 「そのとき、桃之助が弱っていたら大変だ。ボクが消し太と出動して、桃之助を助けよう!」

消し太「よし!じゃあ、ミニ消防車、消し太、桃の国へ出動します!」

消し太のまわりの風景が、ゆがんでいって、だんだんまっくらになっていった。

あたりがくらくなってきた・・・

気が付くとボクは消し太のうんてんせきに座ったままだ。

空を飛んでいる消し太

くらく、雨が降っている。空を飛んでいるようだ。

桃の国に到着!下に見える川が温羅川だ。

川の水はにごっていて、流れも速い。
水の量もずいぶん多いようだ。

消し太「今は、温羅の大雨が始まって1時間。大雨特別警報が発表されて、桃の国には避難指示・緊急が発令されている。」

「大雨特別警報?に避難指示・緊急?いろんな警報や避難情報があって、よくわからない。」

避難

雨は降りつづいている。温羅川は水の量がどんどん増えているようだ。辺りはまっくらな夜。

「避難って、一体どうすればいいんだろう?」

消し太「よし、まずは警戒レベルと避難について勉強してから避難しよう!下の「警戒レベルと避難について」をクリックしてくれ!」

警戒レベルと避難についての勉強が終わったら、画面の戻るボタンを押して戻ってください。

避難は間に合ったみたいだね。たとえばキミが小学生なら家族の避難所を小学校に決めておけば通学中も迷わなくていいかもしれないね。避難の正解は家族によってちがう。日ごろから話し合っておくことが大切なんだ。ハザードマップが参考になるよ。下の防災情報マップを見てね。

消し太「よし。次に移動するぞ。出動だ!」

暗闇に包まれた。

また、周囲の景色がゆがみ、キミはくらやみにつつまれた。

到着!ここは、温羅の大雨の次の日。桃の国の午後3時だ。

さっきまでとは変わって、まわりは明るくなり雨は止んでいる。そして、たくさんの家が泥みたいな水につかってしまっている。
家の2階の窓や屋根の上で助けを求めている人がたくさんいるみたいだ。

消し太「温羅川の堤防が決壊したんだ。」

桃の国の消防隊のボートは、おとしよりや妊婦さん、病気の人を先に助けているみたいだ。ボートの数は限られてるし、全員助けるにはすごく時間がかかりそうだ。雨が止んだからか、水も少しずつ低くなってきている。差し迫った危険は無さそうだけど・・・
「落ちついて救助を待つにはどうしたら良いんだろう?」

消し太「落ち着いて救助を待つには事前に準備しておくことが大切だ!下の「事前に準備しておく災害時の備蓄品」をクリックしてくれ!」

事前に準備しておく災害時の備蓄品

備蓄は家族3日分が必要だ!備蓄品は日用品をおおめに買い足す。回転備蓄(ローリングストック)を取り入れれば、経済的かもしれないね!
キミは今回の出動で、「警戒レベル」「避難」「備蓄」について勉強したね。

消し太から声をかけられると、ボクの体からまぶしい光が放たれて空に消えた。
光は桃之助に届いたようだ。桃之助がボクに語りかけてくる。

ありがとう。キミが消し太と一緒にがんばってくれたから、私は力を取り戻したよ。

桃之助が笑顔でお礼を言う。

「ボクも警戒レベルや避難の大切さが少し分かった気がする。」 「大切なお父さんやお母さんはボクが守るんだ!」

消し太「キミは、桃の国の仲間だよ。これからも命を守る勉強をつづけてね。」

ありがとう

助けてくれてありがとう!

つづく!

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消防局警防部南消防署

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電話: 086-262-0119 ファクス: 086-264-3935

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