妊婦のみなさん、こんなことはありませんか?
妊娠中は、ムシ歯や歯周病にかかりやすくなります。
その原因として、次のようなことが考えられます。
正しい歯磨きで口の中を清潔に保ち、歯科検診を受けることで、歯を健康に保ちましょう。
食生活が不規則になったり、間食の回数が増えたりすることによって、ムシ歯になります。
糖分をとる回数を控えると同時にフッ素入り歯磨き剤などを利用して、ムシ歯を予防しましょう。
また、治療が必要なムシ歯がある場合は、安定期のうち(妊娠中期)に治療を受けておきましょう。
歯を磨くと出血したり、歯ぐきが腫れたりしていませんか?歯間ブラシ・デンタルフロス
歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスを使って、丁寧に歯磨きを行い、歯周病を予防しましょう。
歯科医院などで歯石を取ってもらったり、自分の口にあった磨き方を教えてもらいましょう。
●歯ブラシの選び方●
Q つわりがひどくて食べられません。赤ちゃんの歯に影響があるでしょうか?
A つわりの時期と歯の芽がつくられるころが重なっても、それだけでは赤ちゃんの歯に影響はありません。
Q つわりで歯磨きができません。
A 気分の良い時にこまめに磨きましょう。小さめの歯ブラシを利用してみましょう。
Q 歯を磨くと出血します。どうしたらよいでしょうか?
A 出血の原因は、歯垢による歯肉炎と思われます。特に歯と歯の間や、歯と歯肉の境目の部分の磨き残しがないように気をつけましょう。
Q 歯の治療はどうしたらよいでしょうか?
A 妊娠16週から27週の安定期に歯の治療を受けることができますが、まず主治医と歯科医師に相談しましょう。
Q 口臭が気になります。
A 口臭の原因としては、歯周病やムシ歯の放置、歯の汚れなどが考えられます。適切な磨き方の指導と治療を受けましょう。
Q 親知らずがあるのですが・・・
A 腫れないように日頃から気をつけて磨くようにしましょう。また、歯科医院などで相談しておきましょう。
岡山市保健所 健康づくり課 母子歯科保健係
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