「岡山市文学賞」は市民の文化芸術の振興と、文学創作活動奨励のため、1984年に制定されました。刊行された文学作品を対象とした「坪田譲治文学賞」と市民からの募集による「市民の童話賞」の2本立てで構成されています。
岡山市出身で、わが国の児童文学に新しい分野を拓いた、岡山市名誉市民の坪田譲治氏の優れた業績を称え創設。プロの作品を対象とし、大人も子どもも共有できる世界を描いた優れた文学作品に贈られます。受賞者の中から、多数の日本を代表する作家を輩出するなど、日本の文学界の発展に大きく貢献しています。
<写真:坪田譲治・雑司ヶ谷の自宅にて(1952年)岡山市立中央図書館所蔵>
市民の皆さんに文学の素晴らしさや創作活動の楽しさを実感していただく中で、岡山から児童文学の新しい担い手が誕生することを願って創設されました。一般の部と小中学生の部で市民オリジナルの童話作品を募集し、毎年300を超える作品の応募があります。小中学生の部は、学校の夏休みの課題の一つとして扱われるなど、学校とも連携し、運営をしています。審査の上、厳選された優秀作品を表彰するとともに、受賞作は作品集となり、書店に並びます。
第38回市民の童話賞表彰式
歴代市民の童話賞入賞作品集
1969年創設。岡山市在住または在勤の方を対象とした短歌・俳句・川柳・随筆・現代詩の5部門からなる文芸作品コンクールです。一般の部とジュニアの部があり、毎年1,500人ほどの幅広い年齢層の方から、2,300を越える作品の応募があり、自由な創作・表現活動を行う場として親しまれています。
◀第52回岡山市民の文芸表彰式
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