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平成25年12月24日市長記者会見

[2013年12月25日]

ID:11986

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平成25年12月24日市長記者会見要旨

 議題

  • 「玉野市と岡山市との市長・副市長懇談会」の開催について
  • 「おかやま市民フォーラム~今後の行財政改革を一緒に考えてみませんか~」の開催について
  • 第1回「市民会館・市民文化ホールのあり方検討会」の開催について
  • 第2回「市長と大盛トーク」の開催について
  • 「ESDに関するユネスコ世界会議」をPRする屋外広告の掲出について

「玉野市と岡山市との市長・副市長懇談会」の開催について

 皆さん、おはようございます。
 まず、今日最初の議題ですが、玉野市と岡山市との市長・副市長懇談会についてお話を申し上げます。
 生活圏とか経済圏が市域を越えて広がっている中、近隣市町との連携というのは非常に重要なことだと考えています。
 まずは、近隣の市町の首長さん方と市政運営やまちづくりについて意見交換を行い、信頼関係を醸成していきたいと考えており、その一環として、12月27日に、玉野市長・副市長との懇談会を行うこととしました。
 特に、議題を決めておりませんが、この懇談を通じて、岡山市と玉野市との連携を深めていくため、率直な意見交換ができればと考えています。
 まず、玉野市が第1回目ですが、それ以降、順次、近隣の市町の首長さん方と懇談を深めていく機会が持てればと思っています。

「おかやま市民フォーラム~今後の行財政改革を一緒に考えてみませんか~」の開催について

 次に、2番目の議題ですが、行財政改革をテーマとする市民フォーラムの開催について申し上げます。
 来年2月2日午後2時から、岡山コンベンションセンターにおいて、「おかやま市民フォーラム~今後の行財政改革を一緒に考えてみませんか~」を開催します。
 このフォーラムは、市民の皆様と一緒に今後の行財政改革を考えていくために開催するものです。フォーラムは2部構成で、基調講演とパネルディスカッションを行います。基調講演では、野村総合研究所顧問で元総務大臣の増田寛也さんをお招きし、地方自治の未来について講演していただきます。また、パネルディスカッションでは、私もパネリストとして参加し、産学官の視点からお招きする皆さんとともに、今後の行財政改革の方向性について話し合います。
 市民の皆様には、お申し込みの上、是非、当日会場に足をお運びいただければと思っています。

第1回「市民会館・市民文化ホールのあり方検討会」の開催について

 次に、第1回「市民会館・市民文化ホールのあり方検討会」の開催について申し上げます。
 この検討会については、先日、メンバーを公表させていただいていますが、第1回目を明後日の26日午後3時30分から、ここ本庁舎3階第3会議室において開催します。
 「文化の薫るまちづくりの拠点を目指して」というサブタイトルのもと、さまざまなご意見をいただこうと考えています。

第2回「市長と大盛トーク」の開催について

 次に、第2回目となります地域の方々との座談会「市長と大盛トーク」について申し上げます。
 明日、12月25日午後7時15分から、ここ本庁舎3階第3会議室において、2014年新成人の集い実行委員16名の皆様をお招きし、開催します。
 今回は、若い新成人の方々ですので、新しい角度から斬新な意見が出てくるのではないかと期待しています。加えて、参加される新成人の中には留学生の方も2人おられます。生まれ育った故郷と岡山の違いなども聞けるのではないかと思っています。
 また、本格実施の準備も進めています。1月号の広報紙やホームページで、来年2月から4月にかけて開催する「大盛トーク」の参加者を募集しています。当該地区にお住まいの皆様は奮ってご応募いただければと思います。
 3回目以降の詳細については、お手元にお配りしているとおりです。

「ESDに関するユネスコ世界会議」をPRする屋外広告の掲出について

会見する大森市長

 次に、ESDの関係です。
 「ESDに関するユネスコ世界会議」をPRする屋外広告の掲出について申し上げます。
 ESDは、市民の皆様にまだ十分知られていないというのが現状です。来年の世界会議開催に向けて、あらゆる手段を講じて周知していきたいと思っています。
 このたびイオンモール株式会社にご協力いただき、岡山駅の南側のイオンモール建設現場の工事用フェンスに屋外広告を出すこととなりました。人通りの多い場所でもあり、多くの方に見ていただけることと思いますが、マスコミの皆さんには是非ともPRにご協力いただければと思います。
 これも資料を配らせていただいていると思います。
 また、こうした工事現場のフェンスへのPR看板の掲出については、岡山県建設業協会にもご協力をお願いしたところです。
 今後とも、皆様からいろいろなアイデアをいただきながら、ESDの周知、啓発に努めていきたいと思いますので、ご協力をお願いします。

 最後に、今年も残すところあとわずかとなりました。報道機関の皆様には、今年一年、市民生活に不可欠な市政に関する情報を提供いただきまして、誠にありがとうございました。
 今後とも、市政への変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
私からは以上です。

質疑応答

  • 記者
     今議会で、西川と県庁通りの社会実験を来年度当初予算に入れるということと路面電車乗り入れを検討するということを表明されました。来年度当初予算に入れる回遊性を上げるためのパッケージ案をつくられていると思いますが、それも加味して、どういう当初予算にしていきたいかという市長の思いと、そのほかに今言える回遊性向上のためのパッケージ案で何か具体的なものがあれば、教えていただきたいのですが。
  • 市長
     まず、パッケージ案については、議会でも随分議論になりました。そこで申し上げたのが、西川緑道公園の沿道をどうするか、そして県庁通りをどうするか、そして路面電車の岡山駅乗り入れの話だったと思います。そのほか、「ももちゃり」の話もありました。
     先日、議会が終わってから、一度、2月の議会にどういうものを提出するかという内部の打ち合わせをやらせていただきました。私は、まだまだ不十分だと思っています。もちろん、来年度に全てができるわけではありません。一つは、予算パッケージですから、来年度何をするかというところにもちろん焦点は絞るのですが、回遊性向上の点については、来年度以降どうなるかというイメージをもっと整理しなければいけないなと思っています。
     それから、魅力づくりも、これはどちらかというと民間主体の部分が多いわけですが、われわれとして何ができるのか、われわれが主体性を持って魅力づくりに何ができるのかということを、民間の方が主役になるとはいいながら、われわれがサポートできるものもありますので、そういうものも明らかにしていかなければならないと思っています。
     これも、来年度の予算ではあるのですが、今後、26年度だけではなく、27年度以降もどのようにつながっていくのかをイメージしながら26年度予算を出していきたいと思っているところです。
    今、私が申し上げられるのはその程度です。
  • 記者
     就任して2か月余りで、早くも来年度予算というか、来年度に向けて実行力、実効性が問われるかと思うのですが、来年のことを言うと鬼が笑いますけれども、来年は市長としてどういう方針であるのか、どういう形で市政運営に臨んでいきたいかということをお伺いしたいのですが。
  • 市長
     評価は皆さん方にしていただきたいと思いますが、言われたように、私も実行していかなければならないと思っています。来年11月にイオンモールが開業することも事実ですし、中心市街地の問題は、もちろん11月に瞬間的に全てが何か終わるわけではないのですが、そこはやっぱり待ったなしの問題になっているわけです。
     実行力が問われているということはよく承知しているところです。
     そのほかの問題についても、一つ一つ着実に実行していくということを心がけていきたいと思っています。
  • 記者
     議会で出た路面電車の駅東口への乗り入れについて、議会の内容と重なるかもしれませんが、なぜ今必要なのかということと、それから、どういうことから検討していくのかをお伺いします。例えば社会実験をするといっても、どういう実験をするのか分かりません。それから、検討会をつくるというような発言もありました。そのあたり、今市長が頭の中で考えられていることを教えてください。
  • 市長
     路面電車の問題というのは、相当前から言われていた話です。ただ、実際上はなかなか手がつけられてこなかった問題だと思っていますが、11月にイオンモールが出来て、中心市街地を活性化しなければいけない、回遊性を向上させなければいけないということは、今市民の皆さんもそう思っておられるのではないかと思っています。こういう流れの中で、私は、議会では検討に値するという表現を申し上げたところです。
     したがって、本当にどこまでできるのかということは、まだ十分整理できているわけではありませんが、私は、年明け早々にも、JRとも話をしていかなければいけないとも思っています。もちろん、JR以外のさまざまな交通事業者、そして地下街の方、いろんな関係者があり、そうしたところには、従前からこれが動いていくということを余りアナウンスしていたわけでもありませんから、まずわれわれ市役所の中のメンバーそれぞれが、それぞれの関係者と話をしていくことになります。
     そして、今までの資料もある程度はチェックさせていただいていますが、もう一度チェックして、調査をもう少しやらなければいけないところがあるのか、ないのか、そういったことも整理して、次のステップに移っていければいいと思っているところです。
  • 記者
     先ほど西川と県庁通りの話が出ましたが、今、市長が念頭に置かれている社会実験の手法について、今の段階でのお考えを伺いたいのですが。
     本議会でも出ましたが、例えば歩行者天国にするとか、例えば公共交通機関のみが走って、ほかは歩行者専用にするとか、具体的な社会実験の手法についてです。
  • 市長
     そこのところまではまだ申し上げる段階に至っていません。私も、都市整備局や政策局からの案について、一度、話は聞きました。もちろん関係者が多いことも事実です。歩行者とか自転車といったものが、より使いやすくなるような通りにするための社会実験をしたいということは事実なのですが、具体的なものはもう少し待っていただければと思います。
  • 記者
     先ほど路面電車の関係で、年明けにJRと話をしていかなければいけないと言われたのは、検討に向けて年明けにJRと協議を始めるという程度まで言えるものなのでしょうか。
  • 市長
     正直に言いますと、「ももちゃり」の話とか西川緑道公園沿いの話、それから県庁通りの話などについては、前からきちっとわれわれの方も動いていこうと思っていたわけですが、駅前のことについては、議会中に質問があり、いろいろな資料を調べた結果、これは動かすこともできるかもしれない、今の時期でなければできないかもしれない、となると、少し議論してみようというようなことで、検討に値するという表現をとったのが事実です。
    10年近い前の資料も引っ張り出して、いろいろと幾つかの案を見て、どのくらい費用がかかっていくのかとかも見させてもらいました。今の段階はそういう段階ですので、それが本当に実質的なこれからの検討ベースに乗っていくのかどうかというのも、まだ不安なところがあります。
     そういう面で、今、先ほどの質問の中で申し上げたように、資料も調べ、これから関係者ともあたりながら、2月までにどういう案が出せるのかということを議論させていただくということで、その議論の経過については、政策パッケージを出すときにはきちっとここでお話を申し上げたいと思います。
    JRと会うというのは、議会の別の質問で吉備線のLRTの話もあって、JRと会ってみると、その質問に対して答弁させていただいたのですが、LRTの議論とともに、このこともJRとは、話しをするのに値することだと思っていますので、話題として出していくということです。
     したがって、そういう意味で申し上げたので、協議に入るとかなんとかというところまでまだ整理ができているわけではありません。
  • 記者
     細かいことですが、市長が言われるJRというのは、JR西日本本社との話し合いということになるのですか。
  • 市長
     本社になると思います。その前に支社の方とも会うかもしれませんが、JR本社とやらせていただこうと思っています。
  • 記者
     議会でも議論になった新斎場新設の土地取得の問題ですが、この手続に関して市長の受けとめ方を改めて教えてください。また、市長が、直接地元に入って、説得、説明なり、住民の意見を聞くということは考えておられるのでしょうか。
  • 市長
     斎場に関して、私は議会の答弁でも申し上げました。このままでいいのかと言われると、やはりこのままでいいというわけではありませんと申し上げたのは、率直な私のそのときの気持ちでした。
     議会からも、たしか4点、当局側に要請をいただいています。1点目、2点目は、確か手続論だったと思います。その手続論をこれからどうブレークダウンしていくのか。一体いつ、どういう手続をこれから踏むべきなのかということを具体的に市民局に整理するように、早速指示したところです。
     説明会とか全戸訪問とか、そういう話があったと思いますが、そこは実現に移すべく、これから市民局の方で整理してくれるものと思っています。
     それから、安全の確保についても、できるだけ早期にそういう安全性のチェックができないかということも市民局には早速指示しています。
     今後、市民局の方で整理して上がってくると思いますので、一定の段階で、こういう場でもお話ができるのではないかと思っています。
  • 記者
     市長は、現地に入って説明したり説得したりだとか、話を聞いたりする予定はありますでしょうか。「大盛トーク」の一環ということもあるかもしれませんが。
  • 市長
     「大盛トーク」に関しては、今決まっている日程には当該地域は入っていないので、「大盛トーク」で行くことはないと思いますが、そのほか、具体的手続の中で誰がどういう形で地元の方にお話しするのかということは、今、市民局の方に早く整理するようにと投げかけていますので、誰がというところも含めて、今後の議論になっていくということです。
  • 記者
     特定秘密保護法案について、地方自治体は全く関係ないとは言えないと思いますが、それに関する市長の見方を教えていただければと思います。
  • 市長
     私は議会でも申し上げたところですが、本来、国の役割と自治体の役割にはおのずから違うところがあります。ただ、国の役割でも、自治体にとって非常に密接な部分については、われわれとしても国に対していろいろと意見を言っていくことは当然だろうと思っています。
     しかしながら、特定秘密保護法案に関して言えば、私は必ずしもそうではないと思っています。個人的には、いろんな見解がないわけではありませんが、こういう場でお話しする議題ではないのではないかと思っているところです。
  • 記者
     先ほどの路面電車の関連で、細かいニュアンスをお伺いします。
     JR本社に行かれるのは、現状の聞き取りのようなイメージなのか、それともこちらから、こういうのを検討しているというような何かを提示するようなものなのか、どういったイメージですか。
  • 市長
     もちろん、こちらから今の考えを申し上げることになると思います。現在のわれわれの置かれた状況、先ほど中心市街地の話が随分出ましたが、そういう状況を申し上げて、この路面電車の駅乗り入れについても、われわれとしては検討に値する問題だと思っているということをJRに話をして、JRの方の感触も得ていくということになってくると思います。
  • 記者
     まずは、その感触を得るということですね。
  • 市長
     まずはそうだと思います。
  • 記者
     玉野市長との懇談会の関係で、先ほど連携を深め、信頼関係を醸成していきたいと言われていました。議題は特に設けられていないということですが、例えば玉野市との共通の行政課題など、市長が、今、黒田市長と話すに当たって、こういったことを話したいというものが特にありますでしょうか。
  • 市長
     先ほど申し上げたとおり、具体的なものをイメージしているわけではありません。行政の連携のようなものももちろんあるでしょう。連携ということでは、よく典型的に言われるのは観光の連携のようなものがありますので、一つは、そういった類いのものもあるかもしれません。また、施設のお互いの共通利用について、今後、人口が減っていく中で、一つの施設をお互いが利用し合うことで、より効率的になるということもあるでしょう。われわれも報道機関を通じてそれぞれ相手方の市の状況もある程度は承知していますが、直接市長・副市長と話をして、何が、お互い連携をとれば市民にとってプラスなのかということは必ずしも十分よく分かっていないところもあります。そういう話をさせていただき、そして、当然そこで1時間話したからといって全てが解決するようなものはありませんから、それは市長同士、そしてまた副市長同士も、今後そういうコミュニケーションをとりながら、具体的な施策において一緒になってやるようなものが出てくれば、それは財政の効率化にもなってくるし、市民にとってのプラスにもなってくるといったことが考えられるのではないかと思っているところです。
     したがって、まずは玉野の市長さんと話をさせていただきますが、私としては、順次周辺の市町の首長さん方とも話をさせていただくように申し入れをしていきたいと思っています。

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