吉備・陵南学区は、江戸時代の庭瀬・撫川城址の陣屋として栄えた庭瀬往来をはじめとした歴史遺産など歴史的・文化的なものがたくさん存在している地域です。
「庭瀬かいわい案内人」は平成19年の「吉備・陵南観光ボランティア養成講座」受講生により発足したボランティアグループで、地域の宝を次世代に伝承していこうと、平成20年5月から本格的に活動を始めています。
「自分たちの地域の良さを自分たちで伝えていく」ことを大切に、それぞれが調べたことを持ち寄り、みんなで何度も話し合いながら資料を作成し、活動しています。
案内のコースは5コースあり、依頼を受けて随時地域の史跡や名所を案内しています。もともと住んでいた方よりも移り住んできた方が多く、地域の歴史や文化を学び、地域のことを知るきっかけとなっています。また、昔から住んでいる方々と移住してきた方々が交流し、新たなつながりをつくっていく機会にもなっています。
地域の行事「吉備・陵南まちかど博物館」で案内をしたり、小学校の総合学習の授業(調べ学習・案内)や大学生への案内でも地域の情報を伝えたりしています。平成30年度から新たに2ヶ月に1回地域の各所を案内する機会をもち、より多くの方々に地域の魅力を伝えていこうと活動しています。
観光ボランティアのメンバーは現在14名で、毎月1回定例会を持ち、話し合いや勉強会を行っています。活動に関心をお持ちの方は、お気軽に吉備公民館へお尋ねください。
定例会 毎月第2金曜日午後1時30分から午後3時30分 随時観光案内