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ESDプロジェクト「ふるさと」(2019年度)【東公民館】

[2020年3月26日]

ID:38551

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地域の宝を学んで伝える「ふるさと特派員」は中学生

東公民館

ねらい

当事業は、平成25年度から竜操中学校と連携して、世代間の交流と地域の自然・歴史・文化を学び次世代に伝えることをねらいとして開始しました。生徒有志に「ふるさと特派員」を委嘱し、地域在住の大人の「ESD推進員」とともに、竜操中学校区について学び、活動し、ふるさとへの愛着を深め広げていきます。

対象

ふるさと特派員は、生徒に広く呼びけていますが、その主力となるのは岡山市内でも珍しい部活動の「文化財保護少年団部」です。彼らを含め、毎年10人から15人ほどの生徒が参加しています。
ESD推進員は、各小学校区から歴史や文化に詳しい方、婦人会、公民館ボランティアグループ「あかれんがクラブ」有志から構成されています。

内容

「学区の宝をもっと地域の皆さんに伝えよう」という合言葉のもと、ESD推進員、中学校の先生、ふるさと特派員と一緒になって活動しているという実感が持てるよう、企画会やふりかえりの会などで、意見を出し合うようにしています。
特に、ふるさと特派員の生徒の個性を理解した上で、生徒が「楽しい!」と思うことを大切にして、活動に生かしています。

成果

活動も7年目に入り、卒業生の中には、関わった大人たちと人間関係が育まれ、ふるさとウォークの下見や当日に参加して、現役特派員の後方支援をしてくれています。
「ふるさとウォーク」では、順路やどこでどのような説明をするのか生徒自らが考え、主体的に取り組むことができています。参加者も集まるようになり、活動の面白さを実感し、地域のよさを再発見してふるさとへの愛着が一層深まったように感じます。
3年間ふるさと特派員として参加した生徒は、「自分は卒業するけれど後輩たちに活動を続けていってほしい。」と話してくれ、先輩から後輩へとバトンをうまくつなげていくことができています。

これからの展望

どういった地域の宝を伝えていくのかをメンバー間で共有していくこと、そしてその伝え方の工夫と、活動に関わる人をどう増やしていくかが課題です。
活動発表の場を増やしたり、壁新聞や記念誌といった広報物を作成したりして、この活動を多くの地域の方々に知ってもらい、賛同者を募っていきたいと思っています。

活動日

  • 7月 ふるさと特派員委嘱式、企画会
  • 8月 ふるさとウォーク下見(2019年度は竜之口学区・操山の2コース)
  • 9月から10月 ふるさとウォーク
  • 11月 竜操ふれあいフェスタ(料理・活動発表)
  • 12月 ふりかえりの会

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