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藤田再発見☆プロジェクト(2018年度)【藤田公民館】

[2019年1月21日]

ID:38592

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藤田を楽しく知ろう!~「ふじたのかるた」から見えてくるもの

藤田再発見☆プロジェクト

活動内容

藤田地区は児島湾の干拓事業によってできた土地であり、住民の中の特に高齢者は、先祖が苦労して開墾した土地に強い愛着を持っています。一方、子どもやその保護者の世代は地域への関心が薄いという現状があり、近い将来、若い世代が地域の歴史や文化について目や耳にする機会はほとんどなくなり、地域への愛着を形成することが難しくなるであろうと思われます。

まず、「藤田のよいところは何ですか?」「残しておきたい藤田の魅力を教えてください」、このような問いかけを、様々な機会を利用して子どもから高齢者まで聞いていきました。

「藤田再発見☆プロジェクト」に参加した方たちは、個人的に藤田について知りたいという方はもちろん、藤田のよいところや歴史について知ってほしいと思っている方たちでした。その方たちと一緒に、干拓地の藤田ならではの暮らしや農業の様子、先人たちの工夫ある生活の知恵や関わった人物、現在の特徴的な場所や農作物も加えて「ふじたのかるた」を作りました。

子どもたちに楽しく遊びながら藤田のことを知ってもらえることを願って、保育園や小学校、児童館に寄贈しました。また、個人的に楽しんだり、子どもや孫にプレゼントしたり、高齢者のサロンや介護施設などでも活用していただき昔話に花が咲いたりと、たくさんの方の手に渡っていきました。かるたを通して自分たちが住んでいる地域への関心が少しは持てたように思います。

かるた遊びだけではなく、かるたになった場所を見にいくウォーキングや、かるたに出てくる事柄を描いた紙芝居を親子で鑑賞するなどの行事を行っています。その際には、かるたの取り札・読み札・解説文すべての製作過程に関わった藤田再発見☆プロジェクトの参加メンバーの方たちに詳しい解説をしていただき、作って終わりではなく、かるたを介してメンバーの活躍の場であったり、遊びから違う学びへと広げていったりと、いろいろな形で「ふじたのかるた」を活用し、楽しみながら藤田のことを知り、愛着が持てるような学びの機会を設けていきたいと考えています。

「ふじたのかるた」に興味を持って、これからの活用方法を一緒に考えていただける方がいたら、ぜひプロジェクトに参加してください。

活動日

2018年4月26日(木曜日)、5月15日(火曜日)、6月19日(火曜日)、7月17日(火曜日)、2019年1月6日(日曜日)

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