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あじさい文庫(小学生版)(2018年度)【南公民館】

[2019年1月23日]

ID:38426

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読書を通じてともに学び合い、成長する

あじさい文庫(小学生版)

活動内容

学区には子育て家庭が多いことから、子ども対象の講座に力を入れています。今回ご紹介するのは、地域文庫である「あじさい文庫」の小学生を対象にした読み聞かせの講座、あじさい文庫(小学生版)です。その中でも読書週間の日を記念しての行事「どきどきわくわくブックワールド」について、詳しくご紹介したいと思います。

まず、あじさい文庫の講座は、絵本の読み聞かせなどを通じて、子どもたちの心を豊かにし情緒を育むことを目的としています。同時に、近年では中高生のボランティアを募って、講座への参画を推進しています。小学生と中高生との異年齢交流を通して、双方の主体的な関わりから、お互いに新たな発見や気づき、学び合いが生まれることも重視しています。主な内容は、絵本の読み聞かせやわらべうた、また小学生に興味をもって参加してもらえるように、工作なども取り入れています。

次に、「どきどきわくわくブックワールド」についてご紹介します。南公民館が学校園に隣接しているという特徴を活かし、あじさい文庫のスタッフと小・中・高校の図書館司書の方と企画会を開き実施しています。定例のあじさい文庫(小学生版)と同様に、中高生のボランティアも運営に携わっています。今年度は、中学生が企画会に参加し、高校生は趣向をこらして音楽の演奏をしてくれました。当日参加した中高生から、「小学生と関わって楽しかった」や「自分が思っていたより小学生がすごくしっかりしていた」などの感想をもらいました。講座を通して、小学生と中高生は打ち解けることができたように思います。

日頃の文庫活動で活躍しているあじさい文庫のスタッフは、「あじさい文庫という場所が参加する子どもにとって居場所になってくれると嬉しいし、小学生の参加者から中高生になっても再び参加してくれるような継続的なつながりが生まれたらいいな」という想いをもって活動されています。

社会的に読み聞かせの重要性が指摘されている一方で、あじさい文庫の小学生の参加が年々減少している現状があります。公民館の展望として、絵本の魅力を伝えながら文庫活動を支援するとともに、小学生や中高生の交流の中でそれぞれの育ちを見守っていきたいと思います。

あじさい文庫は、小学生の他に0歳から3歳と幼児をそれぞれ対象にした読み聞かせの講座もしています。興味のある方はぜひお越しください。

活動日

隔月の第4土曜日(変更あり)

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