2020年10月から長期休館しておりましたが、令和4年4月22日に再開館いたしました。再開館の見どころを紹介します。
「蔵品展」では、オリエント美術館の収蔵品、約5000点から厳選した考古美術資料により、オリエントの歴史や文化を紹介してきました。再開館を機に、「館蔵品展」の内容を一新しました。前半期は、2本立てでお届けします。「小企画展」では、学芸員のマニアックな視点で収蔵品を特集します。
2022年4月22日(金曜日)-7月3日(日曜日)
9月30日(金曜日)-次年度
最古の都市は約5000年前のメソポタミアに誕生しました。物資や情報が集積し、科学や文化・芸術、モノづくりなど人間活動の舞台となった都市が生み出した叡智と美の世界をオリエントの考古美術品からひもときます。
写真:円筒印章(ビールを飲む人々) メソポタミア 紀元前2350-2200年頃
2022年4月22日(金曜日)-7月3日(日曜日)
元岡山市長岡﨑平夫氏や画家奥田仁氏ら当館の設立から初期に関係の深い方々の旧蔵品を寄贈いただきました。開館当初のエピソードを振り返りながら、約150点を一挙公開します。
写真:アトラス像 ガンダーラ 2-3世紀 奥田仁氏旧蔵
2022年4月22日(金曜日)-5月29日(日曜日)
1年半の休館期間中、当館では収蔵品全点の点検を行いました。そこで学芸員が気づいた、往時の制作方法を探る手掛かり、消費者の憧れなどを紹介します。
写真:彩文土器 紀元前5千年紀 シリア
展示室1階では、ラウンドスクリーンの映像コーナーを設置しました。展示の導入にオリエント美術館や、オリエントの歴史、オリエントの遺跡や風景を、大画面で紹介します。
展示場内のトイレを一新しました。1階受付カウンター奥には多目的トイレや授乳室を新設しました。そして展示室2階、「光庭」奥のトイレには、中世ペルシアの絵付け技法を再現した「ラスター彩手水鉢」を設置しました。
2019年に小学6年生(当時)と協働して制作した「オリエンかる太」を、ついにグッズ化しました!販売価格500円です。かるたで遊ぶだけでなく、館蔵品のミニガイドとしてもお使いいただけます。
オリエント美術館を紹介するリーフレットを一新しました。A5判の冊子にしました。なぜ岡山にオリエント美術館が?という皆さんの謎にお答えしながら、オリエントやオリエント美術館のことを紹介しています。こちらは館内で無料で配布します。来館の際に、ぜひ手に取ってください。
「館蔵品展」「小企画展」の入場チケットを一新しました。「一般」「高校・大学生」「小中学生」それぞれの世代のチケットごとにテイストを変えた図柄を3種類ずつ作りました。つまり全部で9種類のチケットがあります。どのチケットに当たるかは来てのお楽しみです。本のしおりサイズになっているので、読書のお供にもご利用ください。
所在地: 〒700-0814 岡山市北区天神町9-31 [所在地の地図]
電話: 086-232-3636 ファクス: 086-232-5342