沖新田東西之図
おきしんでんとうざいのず
市
古文書
岡山市北区二日市町
平成19年8月27日
岡山市立中央図書館
文政元(1818)年12月に沖新田外七番(現・岡山市東区政津)在住の鹿之介が、「蘭術測量」により「一分十間之法」(縮尺600分の1)を以て描いた精緻な実測図である。堤防・道・河川・貯水池・附洲・中洲・井関・水門・橋・神社・寺院・並木・人家などを丹念に描いて名称を付し、地域別に色分けして村名・字名も書き入れている。江戸時代後期の測量技術の発達や沖新田の様子を知ることができる貴重な資料である。