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考古資料一覧

[2016年2月18日]

ID:41518

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考古資料

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考古資料一覧
文化財名分類指定主体内容
岡山県大飛島祭祀遺跡出土品考古資料大飛島は岡山県西部の笠岡諸島の沖合の小島で、砂州の付け根にある海浜の岩場に奈良時代を中心とする祭祀場がある。航海の安全を祈った場所で、高級品であった奈良三彩の小壺などが出土し、律令国家による遣唐使に関わる祭祀場という考えが有力。 
片岡家銅鐸考古資料弥生時代中期に作られたとみられる。外縁付紐式四区袈裟襷文が主文で、綾杉文・斜格子文が付加されて古式の銅鐸の特徴を示す。出土地・伝来経歴は不明。
黥面文身土偶考古資料岡山市北区津寺に所在する津寺(加茂小)遺跡において、昭和63年に行われた校舎建て替え工事に伴う発掘調査で、弥生時代後期の溝から出土した。高さ3.5cm。頸部以下は欠損している。両目の上下に弧状線数本描き口の脇や顎・頸にも数本の線刻がみられる。これは、『魏志倭人伝』に記載された、倭人の習俗である黥面文身(入れ墨)を表現したものとみられる。県下で弥生時代の土偶は15点出土しているが、入れ墨を表現したものは他にない。当時の入れ墨の表現を立体的に理解することができる貴重な考古資料である。
袈裟襷文銅鐸考古資料弥生時代中期。昭和25年に操山山塊の鳥坂から出土。高さ42.5センチメートル、下部の長径22.8センチメートル、短径13.9センチメートルを計る中型の扁平紐式六区袈裟襷文。
袈裟襷文銅鐸考古資料弥生時代中期。明治時代に裏山から出土したと伝えられる。高さ31.5センチメートル、下部の長径16.0センチメートル、短径10.5センチメートルを計る小型の扁平紐式四区袈裟襷文。
石枕考古資料古墳時代前期の大型前方後円墳の備前市天神山古墳から出土した。縦30.9センチメートル。横52.0センチメートル。砂質凝灰岩製の精巧な作で、上面に朱が付着する。
建物絵画付分銅形土製品考古資料岡山市北区国体町に所在する南方遺跡で、平成5年から8年にかけて行われた岡山済生会総合病院ライフケアセンター建設に伴う発掘調査で、弥生時代中期の河道から出土した。分銅形土製品とは、弥生時代中期から後期にかけて吉備地域を中心に分布する分銅の形をした土製品で、祭祀に使用されたと考えられている。表面にはクシ状の工具で文様を描く場合が多い。長さが7.0センチメートル、幅が9.8センチメートル、厚さが1.2センチメートルである。建物絵画を描いた分銅形土製品は本例のみで、希少性が高いとともに、当時の高床建物の構造を知るうえでも極めて貴重な考古資料である。
特殊器台考古資料総社市宮山遺跡(墳墓群)から出土。弥生時代後期に吉備地方で一般の器台から発達した祭祀用の器台。円筒埴輪の素形となった。
突線流水紋銅鐸 附貨泉25枚、棒状銅製品1個考古資料岡山市北区の高塚遺跡(集落遺跡)から発掘調査で出土した銅鐸の優品である。同じ遺跡から中国の新の時代(前漢と後漢の間)に作られた銅貨が出土している。