太刀 銘備前国長船住左近将監長光造
たち めいびぜんこくおさふねじゅうさこんしょうかんながみつぞう
国
工芸品(国宝)
岡山市北区丸の内
昭和17年6月26日(国宝は昭和32年2月19日)
林原美術館
鎌倉時代中期の初代長光の作。刃長78.7センチメートル。反り2.7センチメートル。鎬造り、庵棟。刃文は丁子に互の目まじり、金筋がかり、小沸え。この太刀は比較的に数多く遺されている長光作中でもできがよく、生ぶ茎であり、長寸であり、肉置が健全であり、他の将監銘の作と比しては、刃文が華やかで変化がある。