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令和2年度 第二回市民協働フォーラムを開催しました!

[2021年1月28日]

ID:41931

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2020年11月23日(月曜日)に岡山国際交流センターにおいて、令和2年度第二回市民協働フォーラムを開催しました。

岡山市を住みやすいまちにするため、行政と市民が協働して色々な課題に取り組むことはますます大切になってきます。このフォーラムでは、地域活動を実践してきた人と参加者が一緒に地域活動や協働の取り組みを知り、学ぶ機会とするものです。
新型コロナウイルス感染症対策を行った上で、約100名の参加者とともに、これからの岡山市のまちづくりについて考えました。

第5回おかやま協働のまちづくり賞表彰式

第5回おかやま協働のまちづくり賞は「地域と食と未来」をテーマに取組を募集しました。インターネット投票と協働推進委員会による審査を経て、受賞取組が決定しました。

第5回のテーマ「地域と食と未来」は、SDGs目標12:つくる責任つかう責任を軸に、わたしたちが生きるためのエネルギーの源である「食」を通じて、持続可能な社会に貢献する活動に焦点をあてたものです。

表彰式では、大森市長から大賞1取組・入賞4取組に表彰状と副賞が贈られ、それぞれの団体がこれまで取り組んでこられたすばらしい活動に敬意を表し、会場が一体となって称え合いました。

1_第5回おかやま協働のまちづくり賞表彰式

「第5回おかやま協働のまちづくり賞」大賞の取組発表

おかやま協働のまちづくり賞の大賞となった牟佐町内会から事例発表をしていただきました。

「産地牟佐」にこだわった地域の活性化

事例発表は、取り組みの代表団体「牟佐町内会」の町内会長である田尻祐二さんにより行われました。

2_「「産地牟佐」にこだわった地域の活性化」

「地域の子どもたちは地域で育てる」という理念のもと、「産地牟佐」にこだわって、猟友会、漁師、子ども会、婦人部、シニアクラブ、JA女性部等との協働により、農産物被害対策として町内で駆除されたイノシシのジビエ料理(牟佐カレー)や皮革活用(レザークラフト教室)等を通して自然資源の大切さを学ぶ取り組みを続けてきました。
特に「食」は地域への理解を深める有効な媒体として、できるだけ多くの機会で、多様な食材を活用するように心がけており、前述のシシ肉カレーのほか、特産の黄ニラ、岡山パクチー、町内で捕獲したニホンミツバチの蜂蜜、旭川で取れた川ガニなど、地域の自然資源をおいしくいただいています。
事例発表では、レザークラフトや川ガニをお持ちいただき、会場で見せていただきました。

3_「「産地牟佐」にこだわった地域の活性化」

講演

事例発表の後、フリーアナウンサーの堀尾正明さんからご講演をいただきました。

「ご近所の底力で住民主導のまちづくり」と題して、市民が地域を変える主役になること、地域活動へ参加することの魅力について、お話いただきました。
4_講演

少子高齢化が進む中で、行政に頼らないまちづくりの重要性が増してきており、元気な高齢者が地域で介護支援などに取り組む埼玉県幸手市の住宅団地での事例を挙げて「支える側も支えられる側も幸福度が高まった。住民が主役のシステムを構築することが大切」とのお話を、軽快なトークでお話いただきました。

座談会

続いて、座談会を行いました。

6名の方に登壇していただき、コーディネーターには、講演に引き続き、堀尾正明さんに行っていただきました。
5_公益財団法人橋本財団 事務局長 濱田さゆりさん

公益財団法人橋本財団
事務局長 濱田さゆりさん

6_平井学区連合町内会 会長 那須和夫さん

平井学区連合町内会 会長 那須和夫さん

7_NPO法人岡山市子どもセンター 代表理事 美咲美佐子さん

NPO法人岡山市子どもセンター
代表理事 美咲美佐子さん

8_岡山市市民協働局 局長 亀井良幸さん

岡山市市民協働局 局長 亀井良幸さん

9_国立病院機構岡山市立金川病院 院長 大森信彦さん

国立病院機構岡山市立金川病院
院長 大森信彦さん

10_私立岡山学芸館高等学校 劉丹さん

私立岡山学芸館高等学校 劉丹さん

座談会のテーマは「協働でつくる!岡山市の未来」。コーディネーターの堀尾さんが登壇者一人ひとりに対して質問する形で進められました。協働の取り組みを実践しておられる方々の岡山市をよくしたいとの思い、また、その取組を支援しておられる方々の思いをお聞きする中で、将来にわたって持続可能なまちになるために、私たちに何ができるのか考える時間となりました。

新型コロナウイルス感染症対策を行いながら開催した市民協働フォーラムは、大きな問題もなく終えることができました。
多様な年代、様々な立場の方々が集まり、将来の岡山市を考える実り多い1日となりました。協働のまちづくり賞は、来年度もテーマを変えて、優れた協働の取組に光を当てていきます。