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社会科見学だ!地域のくらしを守る消防のしごとシリーズ(3.消防士の訓練)(岡山市東消防署)

[2020年11月4日]

ID:23340

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「消防のしごと」の「訓練」についてを紹介します

 災害現場でうまく活動を行えるように
 日々訓練を行っています。
 現場で着ている防火衣(ぼうかい)はとても暑く
 また、空気呼吸器などの重い装備品をかつぐため、
 ものすごく動きにくいです。
 訓練をとおして、この動きにくさに慣れ、
 上手く活動できるようになります。

 これから皆さんに
 「訓練」の内容をご紹介します。
 災害現場で命をまもるために
 現場さながらの訓練をします。
 高いところに登ったりするので
 真剣にしないと大けがをします。
 普段は遠くでしか見れない
 映像ですので、ゆっくりご覧ください。
 音声解説(ダウンロード)

防火衣着装訓練

 防火衣は早く着るほど、後の活動に余裕ができます。
 しかし、きちんと着装しないと
 隙間から熱が入り、やけどをします。
 特に手首足首などのつなぎ目部分を
 おろそかにすると
 ものすごく熱いです。

 炎から身を守るために
 防火衣という服を着ます。
 服を早く着るために
 あらかじめズボンと靴を
 セットにしています。
 きちんと服を着ていないと
 ケガややけどをしてしまうので
 何度もきちんと早く着る
 訓練をします。
 音声解説(ダウンロード)

はしご取扱い訓練

 はしごは消防職員がよく使う道具の一つです。
 建物の2階から進入して消火するのに使います。
 3連はしごは高いところまで伸ばすことができますが、
 とても重いです。
 訓練では二人で協力して持っていきます。

 雨の日は訓練ができないと
 思われがちですが
 屋内で訓練をしています。
 梯子の取り扱いは
 現場でよく使う技術なので
 なんども反復練習します。
 女性消防士がものすごい速さで
 ロープを結んでいるのが
 訓練の成果です。
 音声解説(ダウンロード)

車両誘導訓練

 これは「運転」の訓練ではなく、「車両誘導」の訓練です。
 車両が後退する場合は必ず他の隊員全員が降車して運転手の
 第2第3の目となります。
 車両の周囲を立体的に観察し、予想される危険を早めに運転手
 に伝えます。
 全員で危険を排除し、安全を1つ1つ積み上げます。

 かなり大きなはしご車を
 ぶつけずに誘導する訓練です。
 運転手も緊張するので、
 お互いに意思疎通しながら
 車庫入れしていきます。
 なお、消防車両は、
 限られた人しかなれない
 「運転責任者」でないと
 運転ができません。
 音声解説(ダウンロード)

ポンプ車の運転訓練

 消防車や救急車の運転は、助けを求めている人のところに
 急いで到着しなければならないので責任重大です。
 緊急走行は、赤信号をそのまま進んだり、反対の車線に出たり
 するのでとても危険です。
 そのため、運転の訓練を繰り返し、技術を磨いていきます。
 東消防署では、新しい運転責任者の養成には署総出の
 サポート体制で臨みます。それだけ重要なのです。

 火災出動でどんなところにでも
 出動できるように
 キビシイ先輩に囲まれながら
 運転の訓練をします。
 カラーコーンの間を通り抜けるのですが、
 車両が大きいので
 運転手は冷や汗ものです。
 このような訓練を重ねて
 上手に運転できるようになります。
 音声解説(ダウンロード)

庁舎内での火災想定訓練

  東消防署内における訓練の様子です。
 普段職員が使っている階段、廊下、事務所
 内などを最大限活用して、防火衣・空気呼
 吸器などフル装備で実施します。消防署は
 広く、タンク隊、ポンプ隊、救助隊が連携
 する立体的でダイナミックな訓練もでき、
 まさに最適な訓練場なのです。

 



火災想定訓練

 写真は、ケガの予防のための準備運動、
はしごを搬送している様子、面体(マスク)
着装指示を受け、燃えている想定の部屋に
進入する様子、要救助者(逃げ遅れ)を救
助する様子を写しています。このような訓
練を通して、消火や救助技術を高めるとと
もに、各隊の連携や絆を深めます。

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  効果音提供:魔王魂様  
   

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