西大寺高校と合同で外国人対応訓練を実施しました！

2月15日、いよいよ東区の西大寺観音院において西大寺会陽（はだか祭り）が行われます！近年、外国人の参加者や観光客が増加傾向にあり、岡山市消防局でも現場における外国人とのコミュニケーションが課題となっています。そこで西大寺会陽を前に、岡山県立西大寺高等学校の国際情報科の生徒と一緒に救急活動における外国人対応研修を行いました。
岡山市消防局では外国人とのコミュニケーションツールとして、民間通訳会社による3者通話とスマートフォンの翻訳アプリを使用しています。今回の研修ではこれらを用いて実際の現場を想定した訓練を行ったり、西大寺高校の生徒に通訳をお願いし、外国人傷病者と救急隊のやりとりの間に入ってもらったりと実践的な訓練を行うことができました。
普段から外国語指導助手（ALT）と勉学に励んでいる国際情報科の生徒にとっても、医療用語を訳して外国人に伝えることは大変難しい作業のようでした。しかし、そうした中でも自分たちの知っている単語で分かりやすく外国人傷病者に伝えようとする様子や救急隊が到着するまでの間、傷病者に寄り添い声掛けをする姿が見られました。
今後もこのような取り組みを増やしていき、地域と一体となった消防活動を広げていければと思います。

日本語を介してのコミュニケーションが困難な外国の方等に対して、災害対応を円滑にするため、民間通訳会社を介した3者通話　電話同時通訳サービスを行っています。