岡山市男女共同参画推進週間(さんかくウイーク)中、「さんかく社会 笑顔あつめて 花ひらく」をテーマに、さまざまなイベントを開催しました。
オープニングイベントは恒例の表町商店街のパレードでスタート。
蓮昌寺保育園・若草幼児舎の園児の皆さんによる鼓笛隊が、商店街の中を元気いっぱいに行進し、多くの方々へ「さんかくウイーク」の開幕をPRしました。
パレード終了後、さんかく岡山でオープニングセレモニーを行いました。
セレモニーの締めくくりは園児の皆さんたちによる「さんかくウイーク2016はじまるよー!」という元気あふれる開会宣言でした。かわいい声がさんかく岡山にひびきわたり、「さんかくウイーク2016」が開幕しました。
明倫会の方々による空手演武と板割りでは、会場内からは大きな拍手が起こっていました。
人形劇団おもちゃばこさんによる人形劇が始まると、子どもたちは目を輝かせながら楽しんでいました。
岡山県立岡山南高等学校 書道部の皆さんに、書道パフォーマンスを行っていただきました。
音楽に合わせて作品が出来上がっていく中、会場内では手拍子も起こっていました。
書道パフォーマンスで墨痕鮮やかに書き上げられた横6m縦4mの大作は、岡山表町商店街連盟のご協力でアーケードに飾らせていただきました。
子どもたちが自分でロボットを組み立てて動かして遊べるワークショップでは、段差を乗り越えて進むロボットの動きにみんな興味津々で、子どもも大人も一緒になって楽しい時間を過ごしました。
LGBT啓発シンポジウム『虹の橋をかけよう』は、多様なセクシュアリティについて正しく知り、社会全体の課題と「私たちにできることは何か」を考えるきっかけづくりをしたいと企画しました。
第1部のセミナーでは、岡山大学から中塚幹也先生を講師にお招きして、性的マイノリティ、LGBT-これらの言葉を初めて耳にする方にもわかりやすく、豊富なデータ・資料とともに、基礎的なことからお話いただきました。
第2部のパネルディスカッションでは、岡山大学 光本順先生をコーディネーターとして、4名のLGBT当事者の皆さんに、学生時代・家族との関係・就職・仕事・恋愛・結婚などのテーマについて、ご自身の体験や率直な思いを語っていただきました。
会場内に入りきれなかった方々には、ギャラリーにスクリーンを設置して、ライブ映像で聴講していただきました。
オープニングイベントの最後には、岡山大学グリークラブによるミニコンサートが行われました。多くの若さあふれる歌声が目の前に広がり、熱気と意気込みが伝わってくるようでした。
添付ファイル
漫画家としてはもちろん、テレビや雑誌でも大人気の西原理恵子さん。力強い「かあさん」でもある西原さんは、人生のさまざまなハードルをどのように乗り越え、何から力を得てきたのか。また、とりまく環境の変化の中で、心折れることなく生き抜く知恵とは何か。仕事と子育て、私生活の実体験を交えてお話しいただきました。(聞き手:江草聡美さん)
トークショーにご来場いただいた皆様からは
「苦難を乗り越えてきた西原さんの人生哲学を堪能できてよかった」
「悩みは小さくても大きくても、悩みの流し方が大切だと思った」
「ときにふてぶてしく生きることの大事さに気づいた」
「女性の頑張り過ぎるところを全て開放してくれるようなお話で楽しかった」
「抱えすぎないよう楽に生きていたい」
という声をいただきました。
受賞企業 株式会社 天満屋 様
受賞理由
仕事と子育ての両立を支援する取組とともに、ワークライフバランスを大切にした多様で柔軟な働き方ができる職場環境づくりに取り組んでおられることが高く評価されました。
最優秀賞 浅沼 紀美子 様
受賞理由
淡いほのかな桜色は優しさを象徴し、シンプルかつ単純明快なイラストから幸福感が伝わってきます。
円形で構成された地域社会や職場環境の中で、お互いがそれぞれの生き方を認め合い、支え合い、尊重し合いながらつなぐ手の暖かさ。ほんわかとした、ほのぼのさが満ち溢れる満面の笑顔は、花が咲き誇るように優しい気持ちにさせてくれます。紅潮した頬には、優しい社会を目指そうという夢や希望が託されているようです。
また、頭上に描かれている5つの花は、一人ひとりの個性や能力を認め合うより良い社会を作っていくという、男女共同参画社会の未来を明るく表現された素晴らしい作品です。
電話:086-803-3355 ファクス:086-803-3344
所在地:〒700-0822 岡山市北区表町三丁目14-1-201号(アークスクエア表町2階)[地図別ウィンドウで開く]
開館時間:
月曜、水曜から土曜 午前9時30分から午後8時
日曜、祝日 午前9時30分から午後5時
休館日:
火曜(火曜が祝日の場合は次の平日)、年末年始