史跡賞田廃寺跡出土の線刻丸瓦

• 岡山市埋蔵文化財センタートップ
• 埋蔵文化財センターの収蔵品

• 名称
  線刻丸瓦
• 出土遺跡
  史跡　賞田廃寺跡
  岡山市中区賞田
• 時期
  奈良時代

賞田廃寺は奈良時代後期に中央政界で活躍する上道氏の氏寺と考えられている寺院で、史跡整備に伴い調査されました。この瓦は丸瓦の破片で「上道」と線刻されていますが、この上道の文字より下が失われているため、賞田廃寺の所在する上道郡を意味するのか、造営氏族である上道氏を意味するのか詳細は不明です。3年間にわたる調査で文字が記された瓦は瓦経をのぞけばこの一点のみでした。

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