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賞田廃寺跡出土 石槍

[2010年2月3日]

ID:5204

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収蔵品紹介 第62回

賞田廃寺跡出土 石槍
  • 名称
    石槍(サヌカイト製)
  • 出土遺跡
    史跡 賞田廃寺跡
    岡山市中区賞田
  • 時期
    縄文時代

賞田廃寺は飛鳥時代に造営された寺院として有名ですが、近年実施された史跡整備に伴う発掘調査では、縄文時代とみられる石器が数点出土しています。今回紹介する石槍もその一つです。石槍はサヌカイトで製作されており、石器の作り方や表面の風化の度合いからみて縄文時代の石槍であると考えられます。また、先端が欠けた部分は狩りの際に生じたのかもしれません。サヌカイトは石器の素材として、瀬戸内地域を中心に広く分布する石材です。広島県の冠山、香川県の国分台・金山、兵庫県淡路島の岩屋、奈良県の二上山などがサヌカイトの産地として知られています。

このページに関するお問い合わせ先

岡山市埋蔵文化財センター

電話:086-270-5066 ファクス:086-270-5067
所在地:〒703-8284 岡山市中区網浜834-1[地図別ウィンドウで開く
開庁時間:月曜日から土曜日(ただし、祝祝日および年末年始の休日をのぞく。)
午前9時から午後4時30分まで
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