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親業(おやぎょう)ってなに?

[2020年11月4日]

ID:45827

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きかせてぽっけ

このコーナーでは、子育てに関するいろいろなアドバイスや経験談をご紹介しています。
専門家や子育ての先輩たちの声をきいて、明るく、楽しく、子育てしましょう。
みんながあなたを応援していますよ!

親業(おやぎょう)ほっとスマイル 代表 坂野 健一さん

“愛情と理解の架け橋”があってこそ、親の愛情は子どもに伝わるものです。

子どもに愛情をかけるだけではなく、親の愛情を子どもが理解し、実感し、子どもの気持ちを親が理解し、こうして愛情と理解が相互に通い合うような親子関係を築こうとするのが親業です。子どもの自立と成長を目的としています。

具体的な方法を学ぶのが親業訓練講座で、それには3つの柱があります。

1.聞くこと

子どもが心を開いて、本当の気持ちを親に話せるようにします。子どもが悩んでいるときに、親が子どもに代わって解決しようとせず、子どもが自ら問題に向き合い、乗り越えていくのを手助けする聞き方を学びます。
親は子どもの深い思いを理解できるようになります。子どもは親から受容され理解され大切にされているのを実感し、親のことがもっと好きになります。

2.話すこと

親が自分の考えを一方的に押しつけようとすると、子どもは心の扉を閉ざしてしまいます。子どもにも自尊心があります。親の気持ちを率直に伝えることができ、子どもが素直に耳を傾けやすくなる話し方を学びます。
怒りにまかせて子どもに接することがなくなり、子育てに自信がもてるようになります。子どもは親の気持ちを理解しやすくなり、思いやりの心が育まれます。親は自分の気持ちを正直に見つめ、自分の本当の気持ちを知ることができます。

3.対立を解くこと

親がこうあるべきだと思うことと、子どもがこうしたいと考えることが対立することがあります。親の意見を一方的に押し付けず、子どもの欲求にいつも応じるのでもなく、双方が満足する解決に至る話し合いの方法を学びます。

子どもは自分の気持ちや考えが尊重されているのを実感できます。お互いの本当の欲求を理解することができ、親子はより親密になります。子どもは、対立を平和的に解決する方法を学び、他者を思いやることのできる、協調的な人間へと成長します。

親業(おやぎょう)ほっとスマイル 代表 坂野 健一さん

親業訓練インストラクター。
親子の間に、心と心の通い合う、温かくて親密な人間関係を築く秘訣を伝えています。岡山県・岡山市スクールカウンセラー。

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親業(おやぎょう)ほっとスマイル 代表 坂野 健一さんの写真