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令和3年2月提案理由

[2021年2月18日]

ID:28271

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令和3年2月定例市議会に提出した議案に対する市長提案理由説明要旨

 令和3年度予算案並びに関係諸議案のご審議をお願いするに当たり,市政運営に関する所信を申し上げ,市民並びに市議会の皆様方にご理解とご協力を賜りたいと存じます。

新型コロナウイルス感染症への対応について

 はじめに,新型コロナウイルス感染症に関する岡山市の状況等をご報告いたします。
 岡山市では,昨年11月中旬以降,連日新規感染者が発生しており,累計感染者数は2月16日発表時点で1,246人となっております。今回の感染の波は,年末年始をピークに減少に転じ,現時点での発生は低く抑えられております。引き続き,油断することなく感染状況を注視してまいります。
 ワクチン接種につきましては,1月から専従チームを設け,円滑な接種に向けて鋭意準備を進めております。接種方法は,岡山市医師会や岡山市内医師会連合会等と連携し,かかりつけ医での個別接種を基本として,集団接種も併用することで調整しており,具体的な内容は,3月下旬頃にお知らせできる見込みです。
 また,市民の皆様がワクチンについて,正しく理解した上で接種を受けられるよう,分かりやすく情報発信してまいります。

 岡山市では,新型コロナ対策関連予算として,これまで6回にわたる補正予算を編成し,感染拡大防止と社会経済活動とのバランスを取りながら,スピード感を持って,時機に応じた対策を講じてまいりました。PCR検査体制の拡充等の感染防止対策や,市民生活と事業活動継続への緊急的な支援,地域経済の回復や落ち込み防止を図るための消費喚起策など,11月補正予算までの新型コロナ対策関連予算は,合計863億円に上ります。そのうち,市負担額は107億円であり,一般財源35億円を充てております。

これからのまちづくり

 私は,市長就任以来,「住みやすさ」「力強さ」「安全・安心」の3つの視点を大切にし,中四国圏域の発展をリードする政令指定都市・岡山のさらなる飛躍に向け,各分野で様々な取組を全力で推進してまいりました。
 その成果について何点か申し上げますと,「経済・交流」の分野では,拠点性をいかした企業誘致による市内投資額は,平成28年度から令和元年度までの累計で614億円に達し,また,令和元年のG20岡山保健大臣会合など,国際的な会議が開催されました。「まちなか」では,県庁通りの一車線化や岡山芸術創造劇場の整備等が目に見える形となり始めており,市街地再開発も活発となっております。
 「子育て」では,保育の受け皿の積極的な整備と思い切った保育士確保策により,待機児童数を着実に減少させ,「教育」では,平成29年に策定した岡山市教育大綱のもと,オール岡山市で学力の向上と問題行動等の防止・解決に取り組み,学力は目標とする全国平均レベルに達しました。
 「健康・福祉」では,G20岡山保健大臣会合のレガシーとして「ポジティブ・ヘルス・オカヤマ」を策定し,誰もが生きがいを持ち活躍できる社会づくりを進めております。「防災・減災」では,平成30年7月豪雨災害の教訓から,自助・共助の取組を促進し,自主防災組織の組織率は令和2年度に9割を超えました。

 このように,これまで種をまいてきたことが芽を出し,花が開き始める中で,新型コロナウイルス感染症の拡大という未曾有の事態に見舞われました。
 コロナ禍は,地域の社会経済に多大な影響を及ぼすとともに,過密都市が抱える脆弱性や経済格差など社会のひずみを明らかにしたところであり,東京一極集中の是正や,「誰一人取り残さない」というSDGsの理念の実現が,これまで以上に求められていると認識しております。
 この困難を市民の皆様とともに乗り越え,また,変化の兆しを的確に捉えながら,より良い社会を次の世代に引き継いでいくことが,私に課せられた責務であると考えております。

 来年度は,引き続き,市民を「守る」ため,新型コロナ対策を市政の最優先課題として,感染拡大防止と社会経済活動との両立に全力を尽くしてまいります。
 そして,これまでの重点施策を着実に前進させるとともに,人々の価値観や生活様式の変化,地方回帰の気運の高まりへの対応など,ウィズコロナ,アフターコロナを見据えた施策を展開することにより,岡山の未来を「拓く」,再起の年にしてまいります。

 かつて,松下幸之助さんは人材を採用する際に,「運の良い人」を選んでおられたとのことです。そして,この運の良い人とは,「困難な問題に直面した時でもポジティブに考えられる人のこと」と関係者から伺ったことがあります。これは,人が想定外の困難に直面した際に,それを乗り越えようと,状況を冷静に分析し,柔軟さを持って課題に挑み続けることが大切であり,その結果,人はピンチさえもチャンスへと変えてしまうと,幸之助さんは伝えたかったのではないかと考えております。
 今まさに,全人類がコロナ禍という困難に直面している時だからこそ,この言葉を我々に対する応援の言葉として捉え,私は新たな時代の要請に応えながら,克服すべき課題に積極果敢に挑み続け,岡山の未来を「守り,拓いて」まいります。

令和3年度予算の概要

 それでは,令和3年度予算案の概要について申し上げます。一般会計の予算額は,3,441億円,対前年度比で8億円,0.2パーセントの増で,ほぼ前年度と同規模ではあるものの,過去最高額となっております。
 歳入は,コロナ禍の影響を大きく受け,市税収入が56億円減少しており,臨時財政対策債等の起債で対応しております。
 一方で,歳出は,社会保障費の増加等により,扶助費が36億円の増加となっております。
 来年度の予算につきましては,このような厳しい財政状況下での編成となったことから,予算編成当初からシーリングによる20億円の経常的経費の抑制,大規模事業等の進度調整,有利な財源の活用など,事業の見直しや歳入の確保等に注力してまいりました。
 特に効果が大きかったのは,国にかねてより働きかけ,このたび適用期間が延長された合併推進債の活用であり,岡山芸術創造劇場の整備では,工期延長に合わせて予算を平準化し,令和3年度の予算計上額を大幅に抑制いたしました。また,新庁舎整備では,建設時に必要と算定した事業費のうち,一般財源の総額を86億円圧縮いたしました。
 このように,可能な限り収支不足を圧縮することに努めた結果,財源調整のための基金の取崩しは前年度と同額の70億円に抑えつつ,庁舎整備基金の取崩しと合わせて73億円にとどめることができております。
 市債につきましては,令和3年度の市債借入額のうち,地方交付税原資の不足に伴う臨時財政対策債を除く,いわゆる通常債の借入額は265億円で,前年度と比べ9億円減少しております。主な要因としては,普通建設事業費の減少によるものですが,新劇場の予算の平準化により,令和3年度予算を抑制できたことが,借入額縮減の大きな要因となっております。
 また,市債残高のうち,着実に減少させてきた通常債の残高は,令和2年度から増加しておりますが,これは将来の起債償還が財政を圧迫しないよう,合併推進債等の有利な財源を活用するため,市債借入額を増加させたことによるものです。
 今後も公共施設等の老朽化対策や再整備などにより借入額の増加が見込まれることから,引き続き,有利な財源を活用しつつ,借入額をコントロールしてまいります。
 岡山市の主な財政指標は,政令指定都市の中でおおむね上位を維持しており,新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない中,財政運営の健全性に配慮しつつ,必要な予算を編成できたものと考えております。引き続き,中長期的な展望に立ち,財政運営の健全性を確保した上で,岡山市の持続的な発展と市民生活の充実に資する取組をしっかりと推進してまいります。

新型コロナ関連予算

 令和3年度当初予算における新型コロナ対策につきましては,感染拡大防止や,地域経済,市民生活への支援等に必要な予算として16億円を編成しております。
 また,令和2年度の2月補正予算では,国の第3次補正予算に呼応して前倒しする事業として,現在行っているPCR検査体制の継続に必要な経費など約12億円,ワクチン接種関連経費など約50億円の追加予算を予定しており,これらを合わせると新型コロナ対策として,約78億円を予定しております。
 今後とも,感染状況に応じた,より効果的な地域経済や市民生活への支援策等について,国の経済対策等も踏まえ,国の第3次補正予算で示されている新型コロナ臨時交付金23億円の活用等により,迅速かつ機動的に講じてまいります。

街を楽しむ

 「中四国のゲートウェイ・岡山」の顔であるまちなかでは,市が進める新たな賑わいの拠点づくりや回遊性向上に向けた諸施策に加え,活発な市街地再開発や西川での市民主体の歩行者天国の定着化など,多彩な魅力が広がりつつあります。
 特に,旭川河畔を含む旧城下町エリアでは,岡山芸術創造劇場の開館に向けた表町商店街等との協働による賑わいイベント,旭川を活用した魅力づくり,歴史とアートが融合する岡山芸術交流の開催など,様々な賑わいが興っております。
 このエリアには歴史・文化資源が集積しており,このような魅力の点と点をつなぎ,面として捉えて重ね合わせていくことにより,まちなか全体の魅力を一層高めてまいります。

 令和5年夏頃の開館に向け整備の進む新劇場につきましては,公益財団法人岡山文化芸術創造を中心として,開館記念事業等の企画を行うとともに,プレ事業として,演劇等の公演や,旭川河畔を含む旧城下町エリアのまちづくりをテーマにした地域連携イベント等を展開しながら,劇場の誕生を市内外に積極的に情報発信し,期待感を高めてまいります。

 岡山城では,天守閣の耐震化に併せて展示のリニューアル等の大規模改修に着手するとともに,令和4年11月の再オープンに向け様々な賑わい創出イベント等を実施し,魅力を高めてまいります。また,国指定の史跡である門や櫓,石垣の復元に着手し,文化財としての価値を高め,誘客につなげてまいります。併せて出石地区で拡幅される堤防上通路や石山公園を活用し,賑わい創出に向けた社会実験等を実施いたします。

 岡山駅周辺エリアと旧城下町エリアとの回遊性向上を図る,県庁通りの一車線化につきましては,3月末に市役所筋から西川緑道公園筋までの区間の整備が完成いたします。今後,居心地が良く,憩える空間を沿道事業者等と協働して創出するとともに,来年度は西川緑道公園筋から柳川筋までの区間を整備いたします。

 路面電車の岡山駅前広場への乗り入れでは,これまで詳細設計を進めてきたところであり,来年度からは駅前広場の本格的な工事を進めてまいります。
 また,延伸・環状化では,大雲寺前から西大寺町までの区間の測量や予備設計等を行ったところであり,来年度は,当該区間の都市計画決定を行う予定としております。

 各地域とまちなかとをつなぐ路線バスの維持・拡充につきましては,路線の再編,都心の運賃適正化,高齢者・障害者の運賃割引を計画の3本柱とし,3年にわたり事業者等と議論を続けてまいりました。
 運賃の割引は,交通弱者である高齢者・障害者の負担軽減と事業者の経営安定化を図るため,10月からの実施を目途に準備を進めてまいります。
 都心の運賃適正化は,過当競争を見直し,経営を健全化するため,現時点で賛同いただいている事業者での早期実現を図ってまいります。
 バス路線の再編は,コロナ禍で事業者の経営に深刻な影響が出ている状況にあることから,事業者から再開の意向が示されるまで計画の検討を中断することといたしました。引き続き,市民の移動手段である公共交通を確保するべく取り組んでまいります。

 桃太郎線LRT化につきましては,コロナ禍により,岡山市,総社市,JR西日本のいずれも財政・財務に多大な影響が出ていることから,基本計画の策定を中断せざるを得ないと3者で判断いたしました。今後,新型コロナウイルス感染症の収束状況等に鑑みて,再開に向けた協議を行うこととしております。

魅力と活力ある持続可能な地域づくり

 中山間地域等の周辺地域では,魅力と活力を創出し,日常的な生活サービス機能と地域コミュニティを維持していくため,地域振興基金を用いた「地域の未来づくり推進事業」を通じて,コミュニティビジネスの創出を図ってまいりました。
 来年度からは,より一層の地域活性化を図るため,当基金の活用対象を拡大し,経済・産業の振興,地域の歴史・文化の継承,生活機能サービスの維持・向上の3分野に資する取組について,毎年3億5千万円を上限に当基金を活用しながら推進してまいります。特に,周辺地域の生活交通では,当基金を活用することにより,地域の負担軽減を図ってまいります。

 移住定住の促進につきましては,新たに開設する「おかやまUIJターン就職支援センター」において,移住希望者のニーズが高い,仕事探しに重点を置いた支援等を行ってまいります。
 また,活力ある農業振興や,有害鳥獣による農作物被害等への対策を推進してまいります。

子育て・教育

 待機児童解消につきましては,保育の受け皿整備と保育士確保を推進した結果,令和2年10月の待機児童数は,ピークであった平成29年4月の849人から約700人減少し157人となっております。
 待機児童解消の鍵となる保育士の確保につきましては,これまでの対策が着実に成果を挙げている中,待機児童ゼロに向け,もうひと踏ん張りする必要があり,これまでの保育士確保策を令和3年度も実施いたします。
 また,令和4年4月での待機児童の解消に向け,保育士を安定的に確保するためには,継続的な処遇改善が必要であり,令和3年度に引き続き,令和4年度につきましてもこれらの保育士確保策を実施してまいりたいと考えております。

 放課後児童クラブでは,サービス内容等の平準化と運営の一元化を図っており,令和3年度から21クラブが市立としての運営を開始いたします。移行の最終年度である来年度に,希望するクラブが確実に移行できるよう,引き続き支援してまいります。

 生活困窮世帯につきましては,コロナ禍の影響を受け,収入・生活費等に関する相談が大幅に増加し,生活福祉資金の特例貸付が多く利用されていることから,より厳しい状況になっていることがうかがえます。このため,食料品や日用品の配付や子どもの居場所づくりに取り組む市民団体への支援をはじめ,非正規で働く女性を対象としたセミナー・相談会の開催等の保護者・家庭への支援,学習支援等の子どもへの支援を拡充し実施してまいります。

 平成29年に策定した岡山市教育大綱のもと,小中学生の学力向上,問題行動等の防止・解決に取り組み,学力は,目標としていた全国平均レベルに到達しました。子どもたちが自分の力で考え,判断していくために必要な学力を身に付けられるように教育委員会と学校,先生たちが目標を共有し,協力して取り組んだ成果と考えております。問題行動等では,学校全体で対応する体制を整え,不登校の出現率は改善とは言えないものの全国に比べて緩やかな上昇にとどまっております。
 予測困難な時代を生きる子どもたちが自らの人生を切り拓いていけるよう,我々はでき得る限りのことをして世に送り出さなければならない,という強い思いで,現在,次期教育大綱の策定を進めております。

産業・観光振興

 産業振興につきましては,地域経済の活性化と安定した雇用の創出に向け,創業・起業の支援,市内中小企業の競争力強化,拠点性等を活かした企業誘致の推進等に取り組んでまいります。また,コロナ禍による働き方や業態,生活様式の変化に対応するための支援等を行ってまいります。
 創業・起業支援では,「ももたろう・スタートアップカフェ」を拠点に,様々な創業・起業を支援してまいります。独創的なビジネスアイデアの事業化に必要な初期費用や,クラウドファンディングによる資金調達に係る手数料への支援を開始いたします。
 中小企業支援では,人手不足やデジタル技術の進展への対応支援として,IoT・AI・ロボット等先端技術導入への支援を拡充いたします。
 企業誘致の推進では,IT・デジタルコンテンツ分野においてIT系専門学校との協働による誘致活動・人材育成を開始いたします。また,サテライトオフィスの設置や機械設備への投資,市内企業の本社建替え等への補助を拡充いたします。
 観光振興では,岡山城や古代吉備遺産群等の文化財整備を観光的要素として取り入れることにより,文化財と観光の融合を図り,魅力アップに繋げてまいります。

ポジティブ・ヘルス・オカヤマ

 今年度は,「ポジティブ・ヘルス・オカヤマ」の実現に向け,具体的な取組に着手する初年度として,健康寿命の延伸や生涯活躍支援に資する事業等を本格的に開始いたしました。しかし,コロナ禍での外出自粛等の影響により,厳しい事業展開を余儀なくされました。
 来年度は,「ポジティブ・ヘルス・オカヤマ」再スタートの思いをもって,ウィズコロナの中で3密の回避等の感染防止対策を講じながら取組を推進してまいります。
 また,新たに岡山市の障害者相談支援の中核機関となる「岡山市障害者基幹相談支援センター」を設置し,経験豊富な相談支援専門員を配置することで,医療との連携が必要な専門性の高い相談等に,適切に対応できる支援体制を実現してまいります。

脱炭素社会の実現

 環境と開発の両立を目指し,1992年にブラジルで開催された「地球サミット」で,当時12歳の日系のカナダ人,セヴァン・スズキさんが,「どうやって直すかわからないものを,壊し続けるのはやめてください」とスピーチしてから実に30年が経過しようとしております。
 その間に地球温暖化の影響はむしろ深刻化しており,対策は急務となっております。
 2月2日には,周辺自治体と連携しながら地球温暖化対策を効果的に進めるため,岡山連携中枢都市圏の8市5町が,2050年二酸化炭素排出実質ゼロを宣言し,共同で取組を進めることといたしました。 
 脱炭素社会の実現に向けて,来年度は,岡山連携中枢都市圏の市町や経済界等とともに新たな取組について調査研究を行ってまいります。併せて,スマートエネルギーの導入促進支援を拡充してまいります。
 今後の取組として,新庁舎の省エネルギー化や可燃ごみ広域処理施設等での発電電力の新庁舎等の公共施設への活用,さらには,プラスチックごみリサイクルの令和5年度開始に向けて,準備を進めてまいります。

安全・安心で災害に強い都市づくり

 自然災害が激甚化・頻発化する中,平成30年7月豪雨災害を踏まえ,安全・安心で災害に強い都市づくりをソフト・ハードの両面から推進しております。
 自助・共助の要となる自主防災組織につきましては,組織率が9割を超えたことを踏まえ,結成促進から活動活性化に重点を移し,避難行動要支援者の個別計画策定支援や防災訓練の充実等を行ってまいります。
 ハード対策では,新たに浸水対策の重点地区に追加した,今保,横井,津島の3排水区において順次対策を進めてまいります。
 また,犯罪や交通事故のない安全な地域づくりに向け,LED防犯灯について新たに取替えへの助成を開始するとともに,自転車の安全で適正な利用を促進してまいります。

デジタル化の推進

 すべての市民が,IoTやAI等の先端技術による便利で快適な生活を享受できる地域社会をめざし,市民サービスの向上と業務効率化を図る市役所のスマート化や,GIGAスクール構想による学校教育のICT化,企業の生産性向上に資する技術導入の支援等のデジタル化関連事業を進めてまいります。

その他の議案の説明

 続きまして,その他の議案の主なものについて申し上げます。

 甲第22号議案は印鑑登録証明書について,甲第23号議案は証明書等について,それぞれ民間事業者が設置する端末機により交付する場合の手数料の額を改める等のものです。

 甲第32号議案は,令和3年度分から令和5年度分までの介護保険料の保険料率を定める等のものです。

 甲第61号議案は,岡山市教育研究研修センターの事業を改めるものです。

 甲第63号議案から甲第89号議案までは,政田サッカー場等の施設等について,いずれも指定管理者の指定を行うものです。

 以上で提案理由の説明を終わります。

 よろしくご審議の上,議決を賜りますようお願い申し上げます。

報告に対する市長説明要旨

 ただいま上程になりました報告についてご説明申し上げます。

 報第10号は,県道岡山吉井線(新大原橋)橋梁上部工製作架設工事について,契約金額を変更したものです。

 報第11号から報第13号まではリース公用車の事故について,報第14号は道路の管理瑕疵による事故について,報第15号は市有施設の管理瑕疵による事故について,それぞれ相手方と和解し,賠償額を決定したものです。

 なにとぞよろしくお願いいたします。

お問い合わせ

総務局総務部総務法制企画課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1081 ファクス: 086-803-1840

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