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平成27年11月提案理由

[2015年11月30日]

ID:15029

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平成27年11月定例市議会に提出した議案に対する市長提案理由説明要旨

平成27年度補正予算案並びに関係諸議案のご審議をお願いするに当たり,その大要と市政の動向等について申し上げ,市民並びに市議会の皆様方にご理解とご協力を賜りたいと存じます。

はじめに

我が国経済は,このところ一部に弱さは見られるものの,今後も緩やかな回復基調が続くと期待されており,地域経済についても,日本銀行岡山支店は「緩やかな回復を続けている」としています。
そうした中,政府は,10月7日に閣議決定された基本方針において,今後も「経済最優先」で政権運営に当たるとされたところであり,雇用の改善や賃金の上昇による経済の好循環を息長く持続させていただくことを期待しております。
また,同基本方針において,政府は,少子高齢化の流れに歯止めをかけ,50年後も人口1億人を維持するとともに,誰もが,家庭・職場・地域で,もっと活躍できる社会を創ることを内容とする「一億総活躍社会」の実現を目指し,そのための方策として「希望を生み出す強い経済」「夢を紡ぐ子育て支援」「安心につながる社会保障」の「新・三本の矢」を掲げられました。現在,総理や関係閣僚,有識者らで構成する一億総活躍国民会議を設置し,総合的な政策パッケージとなる「ニッポン一億総活躍プラン」の策定に取り組まれているところですが,岡山市としましても,国の動向を注視しながら,適時・適切に対応してまいりたいと考えております。

岡山市まち・ひと・しごと創生総合戦略

「新・三本の矢」の第一の矢である「希望を生み出す強い経済」の実現のため,政府は「目に見える地方創生を本格的に進める」とされていますが,岡山市における地方創生の取組も,10月26日に「岡山市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定したところであり,今後はそれを実行する段階に入ります。
この総合戦略は,今後,岡山市も人口減少期に突入することが見込まれる中,人口の自然減対策や社会減対策に関する基本目標を定め,岡山市の強みと特長をいかしながら,各種施策を実施することで,少しでも人口の減少幅を抑制しようとするものです。
その中でも,地域経済の活性化・成長が特に重要であると考えており,岡山市の充実した医療・介護環境といった地域資源をいかしたヘルスケア産業分野における支援や県との共同による空港南産業団地の整備など,産業振興施策に積極的に取り組むこととしています。
総合戦略に盛り込んだ施策の実施に当たっては,今後,新型交付金等の新たな財源の活用も図りながら,積極的に進めてまいりたいと考えております。

新たな総合計画の策定

将来を見据えた市政の羅針盤となる新たな総合計画につきましては,平成28年度からの10年間を期間とする長期構想(仮称)の今年度中の策定に向けて,市民参加によるワークショップの結果なども踏まえつつ,基本政策審議会において,精力的にご議論をいただいてまいりましたが,去る11月20日,同審議会からの答申を受け,長期構想(仮称)の素案を公表いたしました。
岡山市が政令指定都市に移行してから約7年が経過し,この間,我が国を取り巻く社会経済状況が大きく変化し,今後,岡山市においても人口減少社会の到来が見込まれる中,変化を実感したいという市民のまちづくりへの期待の高まりを踏まえ,岡山市らしさを発揮しながら,都市の活力を生み出し,さらなる岡山市の発展を実現していかねばなりません。この素案では,「水と緑」に象徴される都市ビジョンの理念を引き継ぎながら,住みやすさに一層の磨きをかけるとともに,国内外を視野に入れた未来志向の躍動感のあるまちづくりを目指し,基本目標の案を「未来へ躍動する桃太郎のまち岡山」としてお示ししております。
今後は,市議会において幅広くご議論をいただきますとともに,パブリックコメントを実施し,広く市民の皆様からもご意見をいただいた上で,来年の2月定例市議会へ議案として提出できるように取り組んでまいります。

人優先の歩いて楽しいまちづくり

今年度2回目の県庁通り・西川緑道公園筋回遊性向上社会実験を10月10日(土曜日),11日(日曜日)の2日間にわたって行いました。2回目は,1回目で課題とされた西川緑道公園筋の歩行者天国における飲食ブースの充実を図るとともに,県庁通りの車道を1車線とし,歩行空間を拡大してイベント等を実施しました。1時間おきに社会実験の実施区間内の人の数を計測し,その最大値を比較したところ,2回目は1回目よりも,西川緑道公園筋で約1.8倍,県庁通りで約1.6倍に増えており,ゆっくりとまち歩きを楽しむ人が増えたものと考えております。
また,今年度最後となる3回目の社会実験を一昨日と昨日の2日間にわたって行いました。3回目は,西川緑道公園筋を前回と同様に歩行者天国化するとともに,県庁通りの車道を1車線とし,車道の両側に自転車レーンを設けることにより,ゆったりとした歩行者空間と自転車空間を確保しましたが,その効果や課題については,今後検証することとしております。
これまでに行った3回の社会実験は,まちの賑わいづくりや回遊性向上について考えるための良い機会になったのではないかと感じており,今後もこうした機会を作りたいと考えておりますが,来年度の社会実験の実施につきましては,過去3回の効果や課題の検証結果を踏まえた上で,地域の皆様や県警その他の関係機関と十分に協議を行う中で検討してまいります。

まちの回遊性向上とともに,今後の岡山市にとっては,公共交通の利便性向上を図ることも重要であると考えております。
路面電車の岡山駅前広場乗入れにつきましては,昨年度から,最も利用者の利便性向上が図られる平面乗入れを基本としつつ,様々な課題から平面乗入れが困難な場合の代替案を加えて検討を行い,今年3月に平面乗入れ,デッキ直線形,デッキ円形の3類型の計画案にまで絞り込みました。その後,駅前交差点の交通処理や地下街への影響,乗入れの運行本数の確保などの技術的課題について,軌道事業者や県警などの関係者と協議・検討を行ってまいりましたが,この度,一定の整理ができたことから,コストや費用対効果の面でも有利と考えられる平面乗入れ案を11月24日の第4回調査検討会に市の計画案として提示いたしました。
今後は,この案をベースに,調査検討会や市議会において議論するとともに,関係者や市民の皆様の声を幅広くお聞きしながら検討してまいります。
併せて,路面電車乗入れを契機として,岡山の玄関口である岡山駅前広場につきましても,乗入れ後の賑わい・憩い空間の確保や景観の向上に努めるとともに,駅前商店街等の駅周辺の賑わいを増すための歩行者動線の確保などについて検討する必要があると考えております。

また,岡山駅前広場につきましては,路面電車乗入れだけではなく,バスの利便性向上を図ることも必要であるとの認識の下,利用者にわかりやすいバスターミナルにすることを目指し,事業者別になっている現在の乗り場を方面別に再編することを検討してまいりましたが,先般開催した「おかやま都市交通戦略連携会議」において,市内バス事業者間の合意が調ったため,来春頃の実施を目途に今後調整してまいります。

来年度の開催を目指して準備を進めてきた(仮称)岡山国際現代芸術祭につきましては,11月20日に開催した実行委員会において,実施計画をご議論いただき,正式名称を「岡山芸術交流 Okayama Art Summit 2016」とし,メイン会期を平成28年10月9日から11月27日までとすることを決定いたしました。
国内外の多くの作家による現代アートを通じ,新しい芸術の世界を体感していただけるような芸術祭にしたいと考えており,特に感性豊かな子供たちには,ぜひ作品に触れてもらいたいと思っています。
また,芸術祭来場者の方々に岡山のまちを楽しんでいただくために,芸術祭と連携した各種プログラムを期間中に実施することとし,官民協力して開催の機運を盛り上げてまいります。
この芸術祭が岡山市の新たな魅力を創出し,国内外から多くの方々に訪れていただけるような発信力のあるものとなるよう,鋭意準備を進めてまいりたいと考えております。

活力ある国内外に開かれたまちづくり

11月8日(日曜日)に開催された「第1回おかやまマラソン」につきましては,国内外から多くの方々のご参加をいただき,成功裡に終えることができました。この場をお借りして,1万4,000人を超えるランナーと約4,300人のボランティアの皆様,沿道で応援していただいた約13万4,000人の観客の皆様,約9万6,000人の「おかやまマラソンEXPO」の来場者の皆様,ご協賛いただいた企業・団体や沿道の町内会をはじめとする関係者の皆様に心からお礼を申し上げます。
大会は非常に大きな盛り上がりを見せ,岡山のまちはこれまでに経験したことのないような熱気と歓声に満ち溢れていました。
私も知事らとともに4.5キロメートルのファンランに出場しましたが,沿道からの途切れることのない多くのご声援に力をいただきながら,桃太郎大通りや市役所筋などの目抜き通りを普段と違った目線で駆け抜けることができ,改めて岡山のまちの素晴らしさを実感したところです。
次回以降については,今回の大会についての検証結果を踏まえた上で,岡山市民のスポーツと健康への関心をより一層高めるとともに,国内外からさらに多くの人に訪れていただけるような大会とし,中四国を代表するスポーツイベントとして定着するように育ててまいりたいと考えております。

次に,海外からの観光誘客に向けたプロモーション活動について申し上げます。
11月9日から11日までの日程で,台湾を訪問し,トップセールスを行ってまいりました。
まず,アジア最大級の旅行博である台北国際旅行博ITFで,岡山県と連携して出展しているブースなどを視察しましたが,世界各国が出展している中でも日本ゾーンの盛況ぶりは際立っており,台湾における訪日意欲の高さを感じたところです。
また,台北市内の旅行会社3社を訪問し,先ほど申し上げました来年開催予定の芸術祭など,岡山市の魅力をPRし,今後のさらなる送客を依頼してまいりました。
さらに,今回の台湾でのトップセールスに際し,友好交流都市である新竹市へも足を延ばし,林智堅市長を表敬訪問し,親しく懇談する機会を得ることができました。その中では,林市長ご自身の岡山市への訪問についても意欲を見せられるなど,今後とも積極的な交流を続けていくことを確認しました。

今回の台湾でのトップセールスのような市単独での取組に加え,広域的な自治体同士の連携を活用した取組も行ってまいります。
その一つとして,現在,周辺市町と連携中枢都市圏の形成に向けた取組を進めているところですが,先般,そのうちの1市である瀬戸内市と共に北前船寄港地フォーラムの誘致希望を表明いたしました。
このフォーラムは,かつて大阪と北海道を瀬戸内海や日本海を経由して結んだ北前船の寄港地同士の連携や交流による活性化を目的として,平成19年から全国各地で開催されているものです。こうした歴史の縁で結ばれた全国各地の自治体との交流は,地理的状況や自治体の規模に関係なく行うものであることから,通常では触れ合う機会の少ない全国各地の方々に岡山市を知っていただける良い機会になるものと考えており,今後,瀬戸内市や経済関係者らと協力しながら誘致活動を進めてまいります。

また,かねてから,そうした周辺市町との連携以外にも,県域を越えた広域的な連携が必要であると考えておりましたところ,国内外への発信力という点で「瀬戸内」というブランドを生かせないかという思いに至りました。そこで,「政令指定都市である岡山市・広島市に,四国の高松市・松山市を加えた瀬戸内の中心都市4市が連携すれば,瀬戸内地域の発展につながる効果的な取組ができるのではないか」と3市長に呼びかけましたところ,ご賛同をいただくことができ,去る10月2日,第1回目の「瀬戸内4県都市長会議」を松山市で開催いたしました。
会議では,観光振興や特産品の販路拡大などについて意見交換を行い,来年以降,国内外において4市で連携した取組を進めていくことを合意しました。
現在,4市の人口の合計は約300万人,さらに各市がそれぞれの圏域を牽引しているところですが,この「瀬戸内4県都市長会議」を通じて,4市がそれぞれの圏域を含む各市の強みや特長をいかすことで相乗効果が生まれ,「ウインウイン」の関係を築くことにより,瀬戸内地域全体の活性化を目指してまいります。

ESDの推進

昨年の「ESDに関するユネスコ世界会議」の開催から1年が経過しましたが,そのユネスコからの要請により,9月27日から10月1日にかけて,同じくユネスコのキーパートナーであるメキシコシティで開催された「第2回学習都市国際会議」に出席してまいりました。
この会議では,世界95か国から市長,教育行政関係者,NGOの代表等約650人が参加し,「すべての人に生涯学習を」を標語とする「持続可能な学習都市に関するメキシコシティ声明」が採択され,生涯学習の推進における自治体の役割の重要性などが確認されました。
私は,約100人が参加した「市長フォーラム」のパネリストとして登壇し,ESDを通じた生涯学習の取組として,ユネスコスクールを中心とした学校教育や公民館等を拠点とした社会教育の実践などについて発表し,海外の自治体関係者らに強い関心を持っていただけたものと実感しております。
一方,岡山市では,10月25日に「ESDフォーラム2015in岡山」を「第16回日中韓環境教育ネットワーク・シンポジウム」と同時開催しましたが,事例発表や分科会を通じて参加者同士が学び合い,互いに理解を深め,ESD推進の具体的な方策について共に考える良い機会になったと考えております。
また,今年度から,国内外におけるESDの優良事例を顕彰する「ESD岡山アワード」を新たに立ち上げたところですが,世界的に見ても類例の少ない意義ある取組であると考えており,模範的な事例や先駆的な事例を広く知らしめることで,ESDの普及に大きな役割を果たすものと期待しております。
今後とも,こうした様々な機会を通じて,岡山市のESDの取組を積極的に発信していきながら,世界のESDの推進に貢献してまいります。

空家等の適切な管理の促進に関する条例

次に,今議会にお諮りしている岡山市空家等の適切な管理の促進に関する条例について申し上げます。
適切な管理が行われていない空家等については,関係法令に基づき,これまでもできる限りの指導を行ってきたところですが,結果的に是正に至らないものや是正されるまでに非常に長い期間を要するものがありました。
こうした状況を踏まえ,この条例において,空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく指導・勧告・命令・代執行などの措置を適切に実施するための規定に加え,同法に定めのない「危険な状態が切迫している場合の応急措置」等について規定することにより,市民の安全・安心の確保に努めてまいりたいと考えております。
岡山市が空家等の実態を把握するために独自に行っている調査の中間報告によれば,空家等の総数は約8,700棟,このうち建物全体の損傷が激しく,倒壊の危険性があると考えられるものが約750棟,建物全体に損傷が及び,そのまま放置すれば近く倒壊の危険性が高まると考えられるものが約1,260棟に上ることが明らかになりました。
条例施行予定の来年1月以降,できるだけ速やかに,まずは,今回の調査により倒壊の危険性があるとされた約750棟の空家等の中から周囲に影響が及ぶと考えられるものを抽出した上で,優先度の高いものから,立入調査により危険度の精査を行うとともに,所有者等が特定でき次第,法に基づく指導などの措置を開始したいと考えております。

協働のまちづくり条例

次に,今議会にお諮りしている岡山市協働のまちづくり条例について申し上げます。
市民のニーズや地域課題は,ますます複雑・多様化してきており,これらに的確に対応するには,行政のみではなく,町内会その他の住民自治組織やNPO,企業,大学などの多様な主体がパートナーシップを深め,それぞれが特性や能力を発揮し,役割を担っていくことが必要となっています。
この条例は,岡山市においても,NPO法人の数が飛躍的に増加するなど,市民の活動領域が大きく広がっている状況を踏まえ,多様な主体の協働による地域の課題解決に関する取組をさらに進めようとするものであり,市内で活動するNPO法人の代表者らで構成する「岡山市・NPO協働推進協議会」が市民協働フォーラムやアンケートを実施して取りまとめた「条例市民案」を基に作成いたしました。
この条例の制定により,協働フォーラムの開催,協働推進計画の策定とその評価結果の公表などを市に義務付けるとともに,多様な主体をつなぐコーディネート機関の設置など,市の推進体制の整備を行うこととしていますが,今後とも,市民のニーズや地域課題に対し,より的確に対応していくため,多様な主体の協働をさらに促進してまいりたいと考えております。

「信はたて糸 愛はよこ糸 織り成せ人の世を美しく」。これは岡山県出身で全日空社長などの要職を歴任され,日中国交正常化に尽力したことでも知られる岡崎嘉平太氏が信条とされていた言葉です。
この言葉は,「信頼」と「愛情」なくして真に美しい社会は成し得ないということを示唆するものですが,まちづくりへの市民の期待が高まっている今こそ,行政と個人・団体などの多様な主体が,この言葉を胸に刻み,互いへの強い「信頼」と郷土・岡山への深い「愛情」で結びつき,協働してまちづくりに取り組んでいかなければならないと考えております。

総合教育会議

知・徳・体の調和のとれた岡山っ子の育成に向けましては,総合教育会議を精力的に開催し,教育委員会や民間による現状分析と課題の共有を図るとともに,有識者のご意見や教育現場の声をお聴きしながら,協議を進めているところです。
これまでの5回の会議を通じて,教職員の多忙感や悩み,家庭での過ごし方と学力との相関,特別な支援を必要とする子どもたちの現状など多くの気づきがあり,それらにどう対応すべきなのか,また,大学生に学校現場により広く入っていただくことや教師の授業改善を行う力を高めていくことが重要であるといった有識者の方々のご意見をどう具体化していくのか,市としてしっかりと検討していく必要があると考えております。
今後は,これまでの会議の成果を踏まえ,来年度に重点的に取り組む施策などについても協議する必要があると考えており,引き続き,公開の場での議論を通じて,子どもたちを地域社会全体で育む環境づくりを進めるとともに,子どもたちの教育をどうしていくのかという本質に迫りながら,岡山市の未来を担う人づくりに力を注いでまいります。

平成27年度補正予算の概要

次に,甲第206号議案から甲第212号議案までの補正予算の概要について申し上げます。
補正額は,一般会計で22億5,800万円余,特別会計で6億6,300万円余の増額を行い,合わせて29億2,200万円余の増額となっております。補正に要する一般財源につきましては,平成26年度決算に伴う剰余金で対応します。

主な内容といたしましては,国庫支出金の決定を受けて,校舎耐震化の完了を早めるため,小・中学校の耐震改修を前倒して実施するほか,市営住宅北長瀬みずほ住座の再整備用地の取得,中山下一丁目1番地区における市街地再開発事業への助成を行います。

このほか,ふるさと納税寄付の増加に伴う寄付者への返礼品等に要する経費の増額,伊島認定こども園(仮称)の整備等を行います。

その他の議案の説明

続きまして,その他の議案の主なものについて申し上げます。

甲第213号議案は,行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い,個人番号の利用等に関し必要な事項を定めるものです。

甲第215号議案は,地方税法の一部改正及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の施行に伴い,徴収猶予に係る規定の見直しその他所要の措置を講ずるため,岡山市市税条例等の一部を改正するものです。

甲第222号議案は,田益バス停自転車等駐車場を設置する等のものです。

甲第223号議案は福富西公園を設置するものであり,甲第224号議案は植松第2遊園地ほか12遊園地を設置する等のものです。

甲第227号議案は,岡山西部総合公園用地として土地を買い入れるものです。

甲第228号議案は,私有給水管の破損に係る事故について損害賠償の額を定めるものです。

甲第229号議案から甲第237号議案までは,奥市公園補助野球場ほか35施設について,いずれも指定管理者の指定を行うものです。

甲第238号議案は,岡山市過疎地域自立促進計画を定めるものです。

甲第269号議案及び甲第270号議案は,岡山市一宮浄化センター施設改修工事及び駅元町自転車等駐車場新築工事について,それぞれ請負契約を締結するものです。

甲第273号議案は,地方公務員法の一部改正に伴い,職員の退職管理に関し必要な事項を定めるものです。

以上で提案理由の説明を終わります。

よろしくご審議の上,ご議決を賜りますようお願い申し上げます。

報告に対する市長説明要旨

ただいま上程になりました報告についてご説明申し上げます。

報第55号は,市有自動車の事故について,相手方と和解したものです。

報第56号は私有自動車の破損について,報第57号から報第59号までは道路の管理瑕疵による事故について,それぞれ相手方と和解し,賠償額を決定したものです。

報第60号は,訴訟手続により市営住宅退去明渡し等の債務の履行を請求することを決定したものです。

報第61号から報第67号までは,市営住宅の家賃の滞納等について,相手方と民事訴訟法第275条の規定による和解をすることを決定したものです。

なにとぞよろしくお願いいたします。

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