計画策定にあたって

岡山市は、平成13年6月に、性別にかかわらず市民一人ひとりの個性が輝く「住みよいまち、住みたいまち」の創造を目的とする「さんかく条例（岡山市男女共同参画社会の形成の促進に関する条例）」を制定しました。
このさんかく条例の規定に基づき、施策を総合的かつ計画的に推進するために、平成14年3月に、「さんかくプラン（岡山市男女共同参画社会の形成の促進に関する基本計画）」を策定し、平成14～18年度までの5年間、市民と協働しながら、男女共同参画の推進を図り、一定の成果を上げてきました。
しかし、平成17年度に実施した「男女共同参画に関する市民意識・実態調査」では、意識の点で男女共同参画についての理解は進みつつあるものの、家庭での役割は女性の負担が大きいなど、男女共同参画が十分浸透しているとは言い難い状況が浮き彫りになりました。
こうしたことから、男女共同参画推進のさらなる取組が必要と考えます。加えて、男女共同参画社会実現に向けた広範な取組は、社会問題となっている少子高齢化への対応の面からも有効であると考えます。
このような考えのもと、平成18年度をもってさんかくプランの計画期間が満了するのを受けて、このたび「新さんかくプラン」を策定するものです。