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岡山操車場跡地にできる新公園を市民の手で活用していくためのモデル実施事業

[2019年2月1日]

ID:40790

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くらしのたね

解決を目指す課題と現状

岡山操車場跡地にできる新公園を「もっと市民が活用できる場にしたい」と2017年8月に、「新公園を活用する市民の会(ボランティアグループ)」を立ち上げた。行政や市民、企業など、様々な主体が協働で公園のマネジメントを行う「パークマネジメント」の仕組みの導入に向けた取り組みを行うことで公園の利活用を促進し、公園の価値を向上させることを目標とする。

課題解決の方策

1.公園の活用に関する具体像としての市民主体の取り組みモデル実施(実証実験)

  • A.子ども達の日常的な居場所になるためのモデルプロジェクト
    子どもが様々な年齢の人とコミュニケーションをとりながら、トライ&エラーが体験できる場を親や地域住民が共に作る
  • B.健康寿命を延ばし市民のQOLを高めていくためのモデルプロジェクト
    公園という誰もが使うことができるオープンな場所を利用してそこに行けば誰かがいて健康に役立つ運動や知識を共有できること、また仲間とのコミュニケーションをとるだけでも元気になれる公園づくりをして市民のQOLを高めていく。
  • C.育てる喜びを共有するためのモデルプロジェクト
    協働農園において市民が自然の摂理に学びながら作物を育てていく中で、収穫の喜びを実感するなど一人一人の生きる力や環境に対する責任を養い、そして多様な人々が食事を共にして交流し地域の顔が見える関係性をうみだす。

スケジュール

  • 5月:キックオフイベント
  • 月1回:遊び場、簡単で誰もができる運動
  • 毎週土曜日 午前10時00分から正午:野良仕事
  • 毎月第4土曜日 午後1時00分から午後3時00分:研究&デザイン
  • 11月:報告会(収穫祭)

実施団体と協働部署の役割分担

実施団体 くらしのたね 合同提案団体 操車場跡地にできる新公園を活用する市民の会

  • 勉強会の企画、運営
  • 市民主体のモデル実施の企画、運営

協働部署 庭園都市推進課

  • 関係者の調整
  • 市民主体のモデル実施に関する関係者調整

提案書など

のっぷの取材レポート

2018年11月23日(金曜日)に開催された『きたながせスープ』に行ってきました! 操車場跡地にできる新公園でやってみたいこと、「子ども」「健康」「農園」のチームでチャレンジしています。

子どもたちが遊んでいる様子

思い思いの遊びにチャレンジ

「子ども」チーム
公園予定地に掘られた穴と盛り土。これだけでも子どもたちはよじ登ったり、滑り下りたり、楽しそうに遊んでいました。木の間に渡したロープに体を使ってよじのぼり、竹の樋にどんぐりを飽きることなくころがし、煙が目にしみつつもたき火にくぎ付け…子どもたちにとって、五感をフルに使って遊んだ一日でした。

サツマイモの収穫

春のイベントで植えたサツマイモを収穫

「農園」チーム
2018年5月27日(日曜日)に開催した第1回きたながせスープの参加者でさつまいもを植えました。そのサツマイモを収穫!大きなお芋に子どもたちの歓声が響きました。焼き芋も楽しみましたよ。今年の夏は非常に暑い日が続きましたが、夏の間も作業時間を工夫したり、休憩を取りつつ作業を続けてきました。中学生がまとめた記録も掲示されていました。

岡山市民体操

青空のもとで気持ち良く体を動かしました

「健康」チーム
参加者全員の「岡山市民体操」でオープニング!午前中のヨガは青空のもとで気持ち良く体を動かしました。午後の腕相撲大会は、トーナメント制で「子ども」「中学生」「大人」、各部門、応援している人も盛り上がりました!

スープ

中学生ボランティアが作りました

そして「スープ」。
大根、ニンジン、ゴボウ、さといも、農園でとれたさつまいも、いろんなお野菜が入ったスープを御南中学校の生徒さんが作ってくれました。大きなお鍋でコトコト煮込まれたスープのお味は格別。

「操車場跡地にできる新公園を活用する市民の会」の活動は、市民の公園でやってみたい、いろんなアイデアをコトコト煮込んでチャレンジを続けています。このチャレンジを基に、今後は市民が主体的に公園の管理・活用に関わるためのパークマネジメント準備会を立ち上げることを目指しています。

協働事業を振り返って

ESD・市民協働推進センターより

「本事業への認知は広がってきており、今後は一緒に活動する市民の増加も期待されます」
前年度から開始された3つのプロジェクトやイベント(きたながせスープ)を通じて公園およびパークマネジメントに対する認知は着実に広がっています。
また、「パークマネジメント準備会」が発足したことでさらに主体的に公園づくりについて考え、行動する市民の増加が期待されます。

「パークマネジメントのモデルとなることを意識しながら、着実に進めていただきたいと思います」
関係者の増加にともない合意形成にはさらなる慎重さ、丁寧さが求められると思われますが、パークマネジメントのモデルとなることを意識しながら着実に前進していただきたいと思います。

事業報告書など

これまでの事業はこちら

関連リンク