岡山市では、AYA※世代の子宮頸がん検診受診率向上により、早期発見・早期治療を推進するため、令和6年度から「AYA世代子宮頸がん検診受診率向上プロジェクト」を開始しました。子宮頸がんの発生率は20歳代から30歳代まで急増しますが、中でも若年女性の受診率が低いことから、若年女性の検診受診率向上が急務となっています。
※Adolescent and Young Adult(思春期・若年成人)の頭文字。主に15歳から30歳代までの世代
令和6年度は、岡山市包括連携協定締結大学の学生と協働して、若年女性のがん検診受診率向上をめざし、啓発媒体の開発ワークショップを開催しました。
市では、作成したチラシを関係機関や病院、大学等に幅広く配布し、若年女性の子宮頸がん検診受診を呼びかけています。

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子宮頸がん検診啓発チラシ

令和7年度は、市内在住・在学の18歳から24歳を対象にがん検診PRサポートメンバーを募集し、令和6年度に作成したチラシの活用方法や、効果的な情報発信方法等を検討するワークショップを開催しました。
計2回のワークショップでは、子宮頸がんについての理解を深めるとともに、参加者自身が子宮頸がんや検診をジブンゴトとして考えられるよう、子宮頸がん経験者の体験談を聴く時間を設けました。
そしてグループワークでは、自分たちと同世代の人が子宮頸がんについて知り、検診を受診するにはどう情報発信をすればよいか、どういう環境になれば受診しやすくなるか等について検討しました。
がん検診PRサポートメンバー募集チラシ