ESD岡山アワード2024は、一次選考を通過した受賞候補事業12件の中から最終審査を経て、以下のとおり受賞事業2件が決定しました。本年度は過去最多の70カ国から267件の応募がありました。
ESD岡山アワード2024表彰式は2024年11月23日(土曜日、祝日)、杜の街グレース オフィススクエア3階(岡山市北区下石井2丁目10-12)で行う「おかやまESDフォーラム2024」の第1部として開催します。表彰式には受賞団体代表者を招聘し、事業発表を行っていただきます。
*おかやまESDフォーラム2024の詳細・申込:https://www.city.okayama.jp/kurashi/0000065273.html
「ウアヨ・メソッド」 (気候変動に伴う生態系の保全と持続可能な利用を促進するために、ペルーのアマゾンの子どもたち向けにつくられた、口承伝承・芸術・森林との深い関わりを活用した体験学習)
Huayo Method: Experiential learning for children in the Peruvian Amazon based on the use of oral traditions, art, and positive engagement with the forest to promote conservation and sustainable use of the ecosystem in the context of climate change.非営利団体「アマゾン・フォーエバー」
Amazon Forever
(ペルー共和国)
4,13,15
「アマゾン・フォーエバー」はペルーのイキトスを拠点とする非営利団体で、2016年以降、生物多様性と持続可能な開発に関する教育プログラムを開発し、コミュニティ、特に子どもたちがアマゾンの保全に取り組むことを奨励している。アマゾンは世界の気候バランスにとって極めて重要な地域だが、環境教育が十分に行われておらず、生態系が危機にさらされている。この問題に取り組むため、「ウアヨ・メソッド」事業(ケチュア語でウアヨ=果実)を考案した。
本事業は、地元地域の知識の伝承と森とのつながりを尊重し、感動的な物語、遊び心あふれる活動、自然とのふれあいを組み合わせた革新的なアプローチをとっている。アマゾンの子どもたちに包括的で実践に即した環境教育を提供するほか、教師を養成し、住民に持続可能性について認識し行動してもらうことを目標としている。
【写真提供:Amazon Forever】
スパークス・ブリストル
The Global Goals Centre-Sparks Bristol
グローバル・ゴールズ・センター
The Global
Goals Centre
(英国)
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17
「グローバル・ゴールズ・センター」は英国ブリストルに拠点を置き、持続可能な買い物やリサイクルを行い、より公平な未来の姿を探求できる、活気あふれる教育・アートセンターである。
「スパークス・ブリストル」事業は、古いデパートを再生利用し、気候変動による緊急事態や生活費高騰の危機に対応するため、持続可能で利用しやすく、革新的な解決策を提供するコミュニティ拠点へと変貌させた。2023年のオープン以来、約75万人が訪れている。 アーティスト、教育者、地元団体、大学、地域コミュニティと協力し、大量生産・販売の「ファストファッション」の代わりに服の修繕・リユーズ、手頃な価格の移動や旅行、持続可能性を新しいビジネスアイデアにどのように取り入れることができるかを探求するグリーン起業などのトピックスについて、子どもや若者向けの教育ワークショップやアクティビティを提供している。
所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]
電話: 086-803-1351 ファクス: 086-803-1777