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令和8年10月14日市長記者会見

[2026年10月14日]

ID:86177

市長記者会見案件

  • 烏城公園石山地区整備及び管理運営事業の優先交渉権者の決定について
  • 西川緑道公園開設50年記念事業の実施について

市長記者会見資料

市長記者会見動画

災害時一斉情報配信サービス運営事業者への不正アクセスによる情報漏洩の可能性について

 まず、今日お示ししている案件外でありますが、災害時一斉情報配信サービス運営事業者への不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性についてということについて、少しコメントさせていただきたいと思います。

 昨日、情報提供いたしましたが、岡山市が災害時に情報発信で活用しているシステムを運営している事業者への不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性が判明いたしました。現在、事業者において原因や情報流出について調査中と伺っており、その結果が分かるまでは、この情報配信サービスは停止することとさせていただきます。防災メールに登録されている市民の方には、岡山市や防災関係を装った不審なメールや電話などの注意をしていただきたいと思います。不審なメールは安易に開かず、URLは絶対にクリックしないでいただきたいと思います。

 問題は、災害が発生した時、どう対応していくかということでありますが、防災メールの代替手段としては、まず緊急速報メール、エリアメールと言われているものでありますが、避難指示などの緊急情報は携帯大手キャリアを通じて配信いたします。また、市の公式LINE、SNS、市のホームページで、リアルタイムで気象、避難情報を発信いたします。そして、防災行政無線、広報車、地域に応じた呼びかけを行います。また、報道機関を通じた、テレビ、ラジオを通じた情報提供を行っていきます。気象情報、避難情報については、気象庁や岡山県、岡山市のホームページをご確認いただきたいと思います。今申し上げた注意情報は、市のホームページにも掲載したところであります。

 これからどうなるかっていうのが一つのポイントだと思うんですが、今システム運営事業者の株式会社アルカディアが対応中ということで、復旧の日時は分かっておりません。判明すれば、随時お知らせをいたしたいと思います。

 あとは、岡山市以外の自治体の話でありますが、県内のどこが使っているのか、我々として明確に把握しておりませんが、分かっているところで言えば津山市、そして玉野市が使っていることは確認ができたということであります。報道の皆さん方のほうが、全体は良くおつかみなのかもしれません。

 取りあえず、本件は以上であります。

記者会見の様子

烏城公園石山地区整備及び管理運営事業の優先交渉権者の決定について

 あと、2点お知らせをしたいと思いますが、まずは烏城公園石山地区整備及び管理運営事業の優先交渉権者の決定についてということであります。

 まず、スライドを見て、これは字ばっかりでありますが、烏城公園石山地区については、歴史を感じる憩いの広場をコンセプトに、市民や観光客、こどもから大人まで様々な人が歴史を感じながら憩い、楽しめる自由度の高い広場となるよう整備を進めています。

 本事業では、民間事業者ならではのアイデアやノウハウを活用して、公園の魅力向上やにぎわい創出を図るとともに、指定管理料を0として、効率的また効果的な管理運営をするため、民間事業者が設置する飲食・物販施設や駐車場等による収益の一部を、公園の整備や管理運営に充てるPark-PFI制度等を導入し、民間事業者を公募していたところであります。

 このたび本事業の優先交渉権者について、株式会社ビザビを代表団体とする烏城公園石山地区エリアマネジメント共同事業体に決定したところであります。構成団体は、ビザビのほかティ・シー・シー、HITPLUS及び西日本旅客鉄道であります。事業期間は、令和9年4月1日から令和31年3月31日までの22年間となっております。

 ちょっとスライドをご覧いただきたいと思います。

 これは、優先交渉権者からのコンセプトでありますが、これは全体像であります。あとは、個々のパーツでご説明をさせていただきたいと思いますが、自分たちの暮らしを、自分たちでつくる街へというコンセプトで全体の背景を整理していただいているということであります。

 次のスライドをお願いします。

 これは北エリアですが、水と緑の情緒が交差する「歴史が薫る、風のテラス」をエリアのコンセプトとして既存の樹木をいかすとともに、従前のあずまややステージ機能を継承するということであります。特に、こちら側の旭川辺りは国土交通省に随分整備していただいているんで、それとマッチした形になっていくと思います。

 次をお願いします。

 ここは一つの中心エリア、中エリアというものであります。

 これが市民会館の跡地でありまして、私としては、今日のスライドの中心かなとも思います。歴史と誇りを背景に、開かれた「市民の庭」をエリアのコンセプトとして、民間施設、貸しスペース、ステージなどを設置し、人々が活動、交流できる豊かなにぎわいを生み出していくということであります。

 皆さん方、新しく来られた方はあまりご存じないかもしれませんが、旧市民会館に対しても非常に市民の方は愛着があると、それをどうやって残していくのかっていうのが一つの今回のポイントでもあったんですが、ここですね。これが、いわゆる旧市民会館のモザイクガラスをそのまま使っていくということで、市民会館を残していく、こういったものとして使って、このイメージを形成しているということであります。

 次をお願いします。

 中エリアの今のイメージの中の民間施設部分ですが、日常の憩いから観光・ビジネスの交流まで上質な時間を提供するため、開放的なカフェバー、岡山の魅力を発信するセレクトショップを設けるなどという提案内容であります。

 次をお願いします。

 これがスケジュールでありますが、今後優先交渉権者との基本協定の締結手続を進め、11月定例市議会に本優先交渉権者を指定管理者とする指定、PFI契約などの議案を提出する予定。管理運営は先ほど申しましたように令和9年4月1日を予定しております。市が先行して進めている広場は令和9年度に一部を供用開始、民間事業者が整備する駐車場は令和10年度に供用開始、飲食・物販施設等は令和11年度に供用開始し、全面オープンとなる予定であります。

 このエリアの整備によって、岡山城一帯、ひいてはまちなか全体の回遊性向上や来訪者を迎える玄関口としての拠点形成を図っていきたいと思います。

記者会見の様子

西川緑道公園開設50年記念事業の実施について

 次に、西川緑道公園開設50年記念事業であります。

 今年は、西川緑道公園が開設50年を迎えた節目の年でもあります。西川緑道公園の歩みを振り返りながら、まちなかの緑の大切さについて、市民の皆さんと一緒に考える機会にしたいと考えています。

 開設50年という記念の年を通じて、様々な企画やイベントを実施しているところであります。西川の記念ロゴ、また歴史パネルの製作では、10代から30代前半の若い世代の皆さんが関わっており、多くの方々に支えられながらこの節目を未来につなぐ取組が広がっていくことを大変心強く感じております。

 次は、この歴史年表でありますが、昭和30年後半に基本理念として、「緑と花、光と水のまちづくり」と、これが昭和37年の景色であります。それなりに整備がされているということですが、昭和46年、緑化条例を制定しますが、反対運動などもありました。ちなみに、私は高校の頃、ちょうどこのあたりですけども、自宅から高校まで西川沿いをずっと通ってました。現在、岡山へ戻ってきて、これだけ緑が豊富になったっていうことは驚きましたが、昭和40年の半ばも、ある程度、私は岡山のシンボリックな場所であるという認識はあったところであります。ずっと来て、平成23年に再整備が完了し、この令和8年の50周年を迎えると。

 次に、PARK TALKのシンポジウムでありますが、10月25日には西川緑道公園開設50年記念PARK TALKシンポジウムを西川緑道公園の野殿橋ステージで開催いたします。 全3部制で、第1部は私も参加する大盛トーク、第2部は県庁通りデザインミーティングや下石井公園の天然芝生化でご協力いただいた馬場正尊さんをお迎えし、今後のまちづくりの方向性や魅力についてお話をいただきます。第3部では、西川緑道公園や下石井公園にゆかりのある方々や有識者の皆様にご参加いただき、その魅力と公園のあり方について話し合っていただくということであります。

 第1部の、次のスライドの市長と大盛トークでは、ホコテン!や満月BAR、モルック交流大会やストリートファニチャー製作など、このエリアで主体的に活動している10代、20代の若い世代の皆さんが参加されると聞いており、大変楽しみにしております。こうした若い世代の挑戦や活動がまちなかに新たな魅力とにぎわいを生み出しており、当日はその思いや取組を多くの皆さんに知っていただける場になることを期待しております。

 当日は、西川の歴史を振り返るパネル展示、またハーモニーフェスタ、ホコテン!、旧西川の橋の交番のオープンなども予定されております。

 この50年の節目に、あらためて西川緑道公園をゆっくり歩いてみていただければと思います。ハレまち通りの1車線化も完全に出来上がり、多くの店が周辺に林立をしております。そういった今までと少し違う、ないしは今までも岡山のシンボリックな場所であり続けているこの西川の姿っていうのを肌で感じ取っていただければと思います。

 私からは以上であります。

記者会見の様子

質疑応答

  • 記者
     今日の烏城公園石山地区の整備についてお伺いしたいと思いますが、改めて今回提案があった内容について、市長としての評価だとか、この提案に対しての期待をする部分があればお伺いできればと思います。

  • 市長
     岡山城、後楽園に非常に隣接しているところであります。岡山城っていうと、宇喜多、小早川、池田とそこを治めてきたわけでありますが、その中には様々な歴史が生まれています。そういったものを肌で感じる、そういう場所だろうと思います。後楽園も池田綱政公の時代にでき、それも我々にとっては本当に大きな財産だと思うんですが、そういった場所と本当に隣接をしている。我々岡山市民にとってすばらしい場所だと私は思っております。そういう面で、歴史を感じていただける、そういう場所。そこに事業者としても歴史と誇りと、そういうキーワードで対応していただいたということに非常にうれしく感じております。
     また、先ほどの説明で申し上げましたけども、市民会館っていうのも多くの人がそこで様々なパフォーマンスをやったと。愛着を持っている人が非常に多かったわけでありますが、それをどうやって後世につなげていくかということで、モザイクガラスをそのまま使っていくということで、いい案をいただいたなというようには思っております。
     来年の4月1日から具体的に動いていきますが、すばらしいものになることを期待しております。

  • 記者
     もう一点、先ほど今回指定管理者は0でということでやっていくということですけども、採算面に対しての今回の提案内容について、市長としてどのように見られていますでしょうか。

  • 市長
     そこは、事業者のほうで様々な収入でやっていけるということで手を挙げていただいたんで、ありがたいことだと思ってます。

  • 記者
     烏城公園の石山地区の整備のことなんですけども、この周辺の整備について、市長としてはこのエリアをどのようなまちづくりとして続けていきたいか、改めて一言いただけないでしょうか。

  • 市長
     今、質問にお答えしたのと重複しますけれども、やはり岡山の歴史が最も感じられる、そういう場所だろうと思っております。その歴史、そして希少性というものをいかしていくっていうことは、我々としてはどうしてもやっていきたいなと思っております。
     ただ、今、内山下小学校のところをどうするかということを議論しておりますが、今言っているような歴史を表すそういう場所であるということの認識を忘れてはならないと思いますが、あとは具体的に何かどういうふうなものが出てくるかっていうことにもなってきますので、検討会をこれからやっていくことになりますが、様々な方の意見を入れながら整備に力を入れていきたいと思います。

  • 記者
     冒頭コメントされた個人情報漏えいの可能性に関連するところでのコメントをお願いしたいところなんですけれど、今回はサービスの運営をする会社の方での不正アクセスというところでの発表だと思いますが、今、全国的に様々な企業、団体がこういった危機に侵されているということで、岡山市も当然多くの個人情報を扱う団体だと思うんですが、今のこの状況についての警戒感っていうか危機感みたいなものっていうのは何かありますでしょうか。

  • 市長
     多分、もう全国の皆さんが感じられているんじゃないでしょうか。自分のスマートフォンにもちょっと危ないなというようなメールが来たりするときもあります。そういう面では、最善の配慮をしながら、我々は多くの個人情報を扱っている立場でありますから、最善の注意を払って、個人情報の漏えいについて、ないようにしていかなければならないと思っております。
     ただ、なかなか、いたちごっこ的なところもありますから、我々の力だけでどうこうというわけにもいかないと思います。全国の様々な動きを注視しながら対応をしていきたいと思います。

  • 記者
     ちょっと重複するところがあるかもしれませんが、これも所感についてお伺いしたいんですけれど、今回のように防災情報の発信というすごくベーシックなというか、大事な情報を発信するサービスにまで影響を及ぼしているこの個人情報漏えいの状況といいますか、そういった状況っていうのは市長としてはどのようにお感じになっているかっていうのを聞かせてください。

  • 市長
     まず、これは皆さん方の報道によるところでありますけれども、全国の800もの自治体がこの影響を受けているということについてはゆゆしき状況だというように思っております。だからといって、これから具体的に何をどうすればいいのかっていうのがすぐに解がないというのもまた事実なんだろうと思いますが、とにかく細心の注意を払いながら、個人情報の漏えいは避けていくということで対応したいと思います。

  • 記者
     今の質問に関連してなんですけれども、防災メールが届かないことも大きな問題だと思うんですけれども、災害時の職員の皆さんの配置の連絡ができないというような内容もあったと思うんですけど、サービスの停止によって。これで災害が起こるか分からないという中で、サービスが停止している中でどういうふうにご対応される予定なのかということを…

  • 市長
     一応、我々の今の対応としては、メールでの配備、参集連絡ができなくなっているわけでありますけれども、取りあえず気象情報を確認し、配備基準に従って参集するよう職員(向け)の掲示板で周知をいたしました。アナログと言われるかもしれませんが、必要に応じて電話連絡をさせていただくということであります。

  • 記者
     今のところは、もし災害が起きたとしても問題なくといいますか、職員の皆さんが各自確認することによって問題なく対応できるような状況であると。

  • 市長
     できるだけ問題がないように対応していくということでありますが、例えば雨とかは今気象情報が非常に発達していますから、ある程度のことは分かると。あとは、でも地震などは分からないわけでありますから、各職場の責任者は緊張感を持ってやっていくように我々のほうも徹底していきたいと思います。

  • 記者
     簗農水相の発言に対して、那須烏山市の市議会が抗議文を議決するとかっていうのが午前中にあるみたいで、それで全国の自治体の首長さんからいろいろ発言があるっていうところを踏まえて、市長のお考えをお伺いできないでしょうか。

  • 市長
     私は国土交通省という役所にいて、道路局の総務課長、そしてまた予算を担当する総務課長、そして予算を事務的に整理する企画官という仕事をやっていました。国土交通省の言っている発言っていうのはよく理解もできると。
     たまに黒田官房長がなぜ簗さんのところに行ったのかっていう話がありますが、今は国土交通審議官をやっていますけど、(以前)一緒に働いてて、ちょうど道路特定財源を廃止するときにいたんですけど、非常に小まめな男でして、私は彼の性格から見て、簗さんだから行ったとか行かないとかじゃなくて、いろいろと動きを、国会議員との関係を密にしようということで行ったんだろうというように思います。
     したがって、結果的に、私は簗さんの発言で道路予算の交付がゆがめられているとは思いませんが、ただ報道にあったような発言ということであれば、それは予算の交付の公正性、平等性というところ、信頼性っていうんですかがやっぱり損なわれるような発言であることは私は間違いないと思います。
     これからどういうふうになっていくのか注視していきたいと思いますが、考えとして、簗発言そのものがやっぱり不適切だと言わざるを得ないと思っております。

  • 記者
     岡山城と後楽園のPFIの関係で1つ確認なんですけど、これは提案者は1者だったんですよね。

  • 市長
     1者だったんです。

  • 記者
     提案そのものがよかったから指定管理者、交渉権の決定をしたという理解で良いですか。

  • 市長
     良いと思います。それが一定の基準に満たさなかったりすると、もちろん問題になるところはありますけれども、今回は当然一定の点数もつけて、そこは合格っていいますか、クリアしているということであります。
     そして、私が今さっき申し上げたのは、事業者による提案っていうのが岡山市にとってどういう意味があるものなのかっていうことを申し上げたということであります。
記者会見の様子

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