
令和8年4月23日市長記者会見

令和8年4月23日市長記者会見資料

市長記者会見動画

烏城公園石山地区整備及び管理運営事業の民間事業者募集について
皆さん、おはようございます。
それでは、4月23日の会見を始めさせていただきます。
まずは、烏城公園石山地区整備及び管理運営事業の民間事業者募集であります。
この烏城公園石山地区っていうのは、北エリア、今の石山公園そのものです。それから中エリア、市民会館の跡地が中心、東エリア、駐車場になってるところ、これから成り立っております。
全体としての整備は、歴史を感じる憩いの広場ということにさせていただいて、整備を進めているところであります。このたび、この北エリア、中エリアにおける飲食・物販等の便益施設などの整備を行うとともに、公園全体を管理運営する民間事業者の募集を開始しますので、ここでお知らせをさせていただきたいと思います。
本事業では、民間事業者が設置する飲食・物販等の便益施設による収益の一部を公園の整備や管理運営に充てるPark-PFI制度などを活用していきます。したがって、指定管理料を0とするとともに、民間事業者ならではのアイデアやノウハウを活用した公園の魅力を図っていきます。
ちなみに、ここは両備の高齢者の施設、こちらはRSKの前の本社でありますが、その間から見たときに石垣、岡山城の天守、月見やぐらが見えてきます。不明門が見えてくる、こういったところであります。
ここが中エリアで、こっちが北エリアになるわけでありますが、見えているこの平家の建物やステージ、中に入る店舗などは民間事業者が提案し、整備することになります。
本日から募集を開始し、事業者のプレゼンを10月4日に行います。これらは全て公開でやらせていただきます。そして、10月の中旬、優先交渉権者を決定したいというように思っているところであります。
それから、北エリアの石山公園の整備は、5月の連休明けから仮囲いを設置いたします。順次工事に取りかかり、令和9年度は広場の一部をオープンする。民間事業者が整備する施設については、早ければ令和10年度に駐車場、令和11年度には飲食・物販等がオープンし、公園のフルオープンとなる見込みであります。
応募要件や手続等の詳細については、この後速やかにホームページに掲載をいたします。
岡山城、皆さん方ご存じのように、天守閣の入場者数は過去最多となりました。後楽園も新型コロナウイルス禍の前までに回復したということであります。岡山城や後楽園への玄関口になるこのエリアが大きく生まれ変わることで、新たなにぎわいの核となり、岡山城一体のさらなる魅力とまちなか全体の回遊性向上につなげていきたいと考えております。民間事業者のアイデアやノウハウを活用したすばらしい提案を期待しているところであります。
今申し上げたのは、これが北エリア、これが中エリア、そしてこれは東エリアでありますが、何といってもここに大きなスペースがあるんです。岡山城西の丸の活用であります。ここには、もともとは池田光政公の住居の跡もありますし、やぐらも建っているところであります。江戸初期の3大名君の一人と言われた池田光政公ゆかりの地でもあります。この活用について検討を開始したいと思います。
具体的には、6月の末頃から有識者会議を開催し、岡山城西の丸の歴史価値とその生かし方、また活用の方向性、整備する機能、施設の候補等の検討を進めていきます。より魅力的な場所になるよう今後議論をして、具体的な行動に移っていきたいと思います。

横断歩道橋ネーミングライツ第2弾の命名権者決定について
2点目は、横断歩道橋ネーミングライツ第2弾の命名権決定でございます。
今年1月から募集しておりました横断歩道橋ネーミングライツの第2弾について、このたび2橋で命名権者が決定いたしましたので、お知らせをいたします。
今回第2弾の募集に当たっては、市内79の歩道橋のうち、通称名スペース、掲示スペースが確保できる、自動車交通量が1日当たりおおむね1万台以上であること、歩道橋の長寿命化修繕工事が完了していること、この3つの条件に合致する5つの橋で募集を行いました。応募があったのは2つの橋であります。
1か所目は、中区にある平井歩道橋です。命名権者は仁木鉄工株式会社で、歩道橋の通称名は仁木鉄工平井歩道橋であります。命名権料は、年間45万円です。
2か所目は、南区にある三浜町歩道橋です。命名権者は安田産業株式会社で、歩道橋の通称名は総合解体工事業、安田産業株式会社三浜町歩道橋です。命名権料は、年額50万円です。
ご負担いただく命名権料は、横断歩道橋や道路の維持管理費用の一部に活用する見込みであり、この通称名使用期間は令和8年5月から令和13年4月までの5年間、5月中に横断歩道橋に通称名を掲示していただくことにしております。
また、今回の応募に際して、各企業から地域貢献活動の提案もいただいており、主に横断歩道橋やその周辺の清掃を行っていただける予定であります。
なお、今後の横断歩道橋ネーミングライツ事業については、通称名の掲示スペースが確保でき、自動車交通量がおおむね1日1万台以上を満たす歩道橋のうち、新たに長寿命化修繕工事が完了した歩道橋から順番に協力企業を募集していきたいと思います。
案件は以上でありますが、私から2つコメントをさせていただきたいと思います。

岡山市における下水道管路の特別重点調査について
これは、各都市のトータルっていいますか、この前、各皆さん方メディアでも報道されておりましたけども、調査対象1っていう。まず、調査対象になっているのは、管径2メーター以上の設置、改築後30年以上経過した管路を調査しました。それが5,332キロ、全国では。岡山市では38キロに当たります。調査が完了した延長は5,121キロであり、岡山市は37キロということになっております。対策が必要な延長は、748キロに対して岡山市は1.6キロということであります。
ここが緊急度によって2つに分かれています。緊急度1っていうのは、原則1年以内に速やかな対策を実施する必要のある管路ということで、全国に201に対して岡山市は0.9キロ、900メーターっていうことになっています。緊急度2は、応急措置を実施した上で5年以内に対策を講じなさいというものは、547に対して岡山市は0.7キロということでありました。
それとともに、皆さん、八潮の事故を覚えておられるでしょうか。道路陥没があり、大型トラックがそこに落ちてしまったということであります。あれは、管路の上に空洞がありました。我々も、同様にそういった空洞がないか調査をしたところであります。具体的には、道路上からレーダーでチェックをするということで、できるようでありますが。ちなみに、もうちょっと説明しなきゃならない。
八潮の空洞って何でできたかっていうと、管路の破損部分に土砂が流入していくことによって隙間が生じて空洞ができていってガシャンと落ちていくと、そういうことでありますけれども、レーダー探査で空洞の有無が確認できるということでありました。岡山市では、道路陥没につながるようなものは確認できておりません。
したがって、緊急度1、2の対応をしていかなければならないわけでありますが、今後、腐食や破損が著しい箇所においては、応急的にモルタルを塗るなどの修繕を速やかに行うほか、調査結果を踏まえ、管更生工法による下水道管路の改築、更新などを順次進めていきます。
若干ここからは専門的になるんで、何か分からない点があれば、担当のほうにお聞きいただきたいと思います。

ベトナム・タイニン省(旧ロンアン省)への公式訪問団の派遣について
これは、ベトナムのタイニン省。タイニン省というのは、ホーチミンから1時間半ぐらい内陸部に入っていくところでありますが、そこに公式訪問団を派遣をいたしました。私が団長をさせていただきましたけども、ここには市議会の議長の田口さん、産業政策の担当局長の林原さんほか、あとは商工会議所のメンバー等々と一緒に行ってきたところであります。
現地では、交流の促進会議に臨んで、タイニン省人民委員会のレ・ヴァン・ハン委員長のほか省幹部の方々と協議し、ベトナムの人材が岡山へ来ていただく仕組みづくりのため、インターンシップ制度などの構築を提案いたしました。
タイニン省側からは、大学生等のインターンシップには大きな魅力を感じてると、具体的な協力分野や実施に向けたスキームについて詳細を詰めていきたいという発言をいただきました。制度の構築について双方で合意をし、今後は役割分担などについて調整をしていきます。その一つでありますが、岡山商工会議所に今後、人材の募集や相談のための窓口の設置について検討いただけると伺っております。
また、タイニン省では、製造業、これはオカネツ工業さん、また精密機械、株式会社タツモさん、介護、桜梅桃李株式会社、また教育では森教育学園などの分野の岡山の企業が現地で着実に事業展開を進めているところであります。海外との取引やネットワークを持つ企業が増えることは、地域の競争力の向上につながることから、岡山市としても今後もサポートをしていきたいと思います。次を。
これが、共同声明に再署名をしたところであります。
再署名って分からないかも分かりませんけれども、実はロンアン省っていう省がありまして、そこと我々は署名を結んでいたんです。ベトナムの国内での行政改革がありまして、タイニン省とロンアン省が一緒になって、タイニン省という省に変わったということであります。したがって、我々は、そもそもロンアン省と協定を結んでいたんですけれども、そこの継続が必ずしも明らかではないから再署名をしようではないかという話になり、再署名をさせていただいたということであります。
次は、ここはロンアン短期大学というところに行ったときの様子であります。ちょうど、日本語の勉強をしておりました。そこへ行って、我々のほうが彼らと少し話をさせてもらったということでありますが、日本に対して、また我々岡山のことがどこまで分かっているか分かりませんけれども、非常に好意的な、積極的な目をしていたと思います。
最後に、これがタイニン省により整備された日越友好文化村に行ったところでありまして、これはタイニン省の歴史などを示しているところのこういう施設であるんですが、岡山市の発信スペースを設けていただけています。見にくいですけど、備前焼や烏城彫、撫川うちわなどがあり、私が驚いたのは、宇喜多の大河ドラマに向けたポスターが貼られていました。少し驚きました。
こんなことで、今ベトナム、特にロンアン省、今はタイニン省とは非常に友好な関係で岡山に多くの人たちを送り込んでいただいております。現在、岡山市では、ベトナムの方が4,200人で最も多くなっています。少し前の時代とは随分変わって、我が国の人材供給が非常に細くなっているということで、外国人、特に優秀な人たちの来日、そして岡山へ来ていただくということが非常に重要になっているところであります。これからも、こういったベトナムの方ほか、様々な人材供給に関して積極的に対応していかなければならないなというように思っております。
ここからは蛇足です。
東南アジアの国の方は、今回のイランの騒動で相当原油の枯渇等々が問題になってるということを報道で目にしました。現地に行ってどうなのかっていう話を聞いたところ、例えばガソリンの供給に供給制限がかかっているということではないようですが、やはり価格は相当高い。
ここからは、統計的なものはありませんけれども、2年前にロンアン省と協定を結ぶときの際の交通量に比べて、やはり相当私は少なくなっていると。オートバイの数はそれほど変わらないんですけれども、車の量は若干少なくなっているんではないかなという感じがいたしました。
ベトナムのホーチミンっていうと渋滞の名所でもあるんですけれども、渋滞はしていることはしていましたが、程度は少しよくなってるのかな。それは、イランの戦争の影響があるんではないかなっていう感じはしたところであります。
私からは以上です。

質疑応答
- 記者
烏城公園石山地区の整備に関する民間事業者の募集でお尋ねします。
募集に当たって、これまでいろんなサウンディング調査とかもあったとは思うんですけども、この場所に対して民間事業者からのニーズといいますか、引き合いといいますか、そのあたりはどのように認識されていますでしょうか。
- 市長
こういう具体的な行動に我々も出ているわけですから、事業者のニーズは、相当数あるという理解の下で動いているというように理解していただければと思います。
- 記者
そこはやっぱり市長の説明があったように、岡山城、後楽園への玄関口という説明がありましたけども、そこの立地のよさという点が一番大きいんでしょうか。
- 市長
そうですね。歴史を感じる憩いの場っていうことでありますが、先ほど申し上げましたように、岡山城も45万を超える方、そして後楽園ももうコロナ前に戻ったということでありますから、相当数の方が来られている。特にインバウンドも多くなっています。このあたりは、岡山城、後楽園と一体のものでありますから、あとは文化ゾーンもありますし、人が出入りするっていうには本当にもってこいの場所だろうと思っています。そういう面で、民間事業者のほうも、食指を伸ばしていただいているというように理解しています。
- 記者
下水道管路の調査のことで先ほど岡山市の分の報告がありましたけども、これはまだ全部では完了はしてないとは思うんですけども、現時点で率直に今の結果について市長はどのように受け止められていますでしょうか。
- 市長
まず、空洞が出てるっていうのは大変な状況でありますから、先ほど言ったように管路にどんどん土砂が落ちていって、隙間が空いてる。こうなると車の重量によっていつ落ちるか分からない。これがなかったのはほっとしております。しかしながら、緊急度1も900メーターあるわけでありますから、これらについては早急に対応しなければならないということを担当者と話をしております。おかげさまで、今の予算の範囲内でこの1年間での事業は対応できるという話を伺っておりますんで、粛々とやらせていただきたいと思います。
- 記者
案件外なんですけれど、岡山市さんのホームページでアリーナ整備に関する寄附金の参加企業さんも公表されていまして、大体今拝見したところ40社ぐらい、お名前の公表を同意されたところで40社ぐらい名前があるんですけども、現在アリーナ整備に向けたこういった寄附の集まり具合でありますとか企業についてどのように市長は受け止めておられますでしょうか。
- 市長
まず、大前提から話をしていくと、280億円の費用が必要だろうと。あとは、防災で相当数180億円の対応が可能と。残りの100億円をどうするかっていうことでありますけれども、そういう中で、やはりこの経済効果自身は市外に相当数及んでいく。我々でいくとフィフティー・フィフティーの経済効果が市の外に及んでいく。となったときに、残りこういう市民の税金だけで対応していいんだろうかという話が我々の中で起こったわけであります。その半分程度は、市民の税金ではない形で対応させていただこうというように思っておりますが、県が対応しないということでありますんで、やっぱり民間の企業にお願いするしかないということであります。
本当の最新の資料は、私に今手持ちがないんですけれども、議会でこれからの動きを決定していただくときには27億円強ありました。今はもう30億円弱ぐらいには少なくともなっていると思いますが、私としては、多くの寄附を企業側から申出をいただいたと思っているところであります。
たしか完成年度は令和14年度と思っておりますんで、それまでの期間、寄附金自身は受け入れることができますので、私としては着実に今動いていると。ちなみに、今企業の話だけ申し上げましたけど、個人の方からも一定の寄附をいただいてるということで、前向きに捉えていいのかなと思ってます。
- 記者
烏城公園の件で、今回募集される対象外になる旧内山下小学校のあるエリアなんですけど、そこの管理事業者というのは今後どんなふうにして決められていく、ここ今募集されるところが引き続きそこも管理することになるのかとか、そういったところはどういうふうにして決めていかれるんでしょうか。
- 市長
少なくともその連動は、今の段階では考えていません。再度そこの整備を行うときに同じ業者がやるっていうことはゼロとは言いませんけれども、全くそこは考えていない。ただ、まだその前段階で、内山下小学校とか西の丸のやぐら、それを含んだ校庭とかをどうしていくのかっていうところがこれからの議論になります。6月ぐらいから議論を始めていくということを担当のほうから聞いているところでありますけれども、まだメンバー自身も確定しておりませんので、またメンバーが確定し、どんな議論をしていくのかはこの場でも発表させていただきたいと思います。
- 記者
西川緑道公園についてなんですが、今年の5月で開園から50周年になるんですけど、これまで市民の方があそこを活用されて、市と一緒にイベントをされてきたりとか、この50年で大分にぎわいづくりの拠点になってきたかと思うんですけど、そこが今50年たって、市にとってどんな場所になっているか、今後どういう場所にしていきたいかっていう思いがあれば教えていただけますか。
- 市長
多分皆さん方より私の方がよく知っている。実は、高校にはあそこの西川をずっと通って行ってました。あのときもきれいはきれいだったですけど、公園という形で、これだけ緑深く市民が憩える場所になったっていうのはすばらしいもんだと思います。そのほか、満月BARであるとか、LEDのライトで照らしていくとか、様々な工夫をしていただいてます。我々のほうも、歩行者天国をやったりと対応させてもらっているんですが、そういう面では本当に市民の憩いの場そのものになってきたというようには思います。
50年でどうするかっていうところはまだ担当と十分話はできてませんけれども、一つの節目、大切にしていきたいと思います。
- 記者
烏城公園石山地区の整備のことについてお伺いしたいんですけれども、先ほど市長のほうからもこの場所が観光にとって重要な場所であるというお話がありましたけれども、今回事業者からの募集を受け付けるに当たって、事業者に対してどんな応募とかどんな提案を期待したいかということがあればお伺いしたいのが1点と、あと旧内山下小学校の地区を含めたこのエリア一帯について今後どういう場所に改めてなってほしいかというところの思いを、この2点をお伺いさせてください。
- 市長
今、観光にとって重要なところっていうお話がありましたけど、我々は観光にとっても重要だし、市民が憩うっていうことにおいても重要という2つの柱だろうと思います。この2つの柱をどう生かしていくのか、これから事業者にその2つの視点で提案をしていただきたいと思います。
もう一つの視点は、やはりそこでの飲食等々の得た利益でもって、公園も合わせて整備をしていただくというPFIを提案させていただいてますんで、そういう面では観光、にぎわいとともに一定のこの民間事業者へもご負担をお願いできればというように思っております。あとは、我々がどう言うかというより、一定のこの地区の制限とか今みたいな考えはお伝えをするんですが、民間事業者の自由な発想で対応していただきたいと思います。
ただ、2点目のこの内山下小学校のところは、本当に我々も意見集約がきちっとできてるとは言えないのかもしれませんけれども、いろんな意見が耳に入ってきます。これらをどう集約していくのか、この1年間が大きな山になってくるだろうと思います。
- 記者
先日内閣府の調査で、県民1人当たりの所得が全国でも44位と低い水準であったことを受けて、先週市長会で原因の究明や今後の課題について議論していくということが決まったと思います。それについて、改めてその理由とその狙いがどんなところにあるのかっていうのを教えていただきたいです。
- 市長
ちょっとこれは経緯を申し上げたほうがいいかもしれません。
実は、私自身は、岡山市に関する様々な経済情報、指標、こういったことには常に気を配っていましたけれども、県全体の指標というのはあまり、それほど関心を持っていなかった面がありました。44位という報道があって、そんなばかなということを思って、経済をよく勉強している人たちと相談しました、一体どういうことなんですかっていう。そうすると、この44位っていうのは何社か分かりませんが、一定の企業が少し利益がずっと落ち込んでるっていいますか、こんなことで44位になったんだと。特異な現象ですよっていう話があったんです。
うちのスタッフたちに、少し経年的にこの県民所得の全国での位置づけ、順位を出してくれないかというように指示しました。そうすると、平成の初期は11位とか13位とか、その後も10位代の中ぐらいが続いていたんです。確かに44位っていうのは、令和4年度は特殊かもしれないんですけれども、その前も30位代に落ち込んでいた。これは一体何なんだろうと。
岡山市の所得は、まだ一番新しい資料が出てきてませんから、ここでお出しはできないんですが、少なくとも岡山市の所得自身はそんなに悪くはない。一体じゃあどうなってるんだろうということで、この県民所得っていうのはそれぞれの市町村の合計が県民所得になってくるわけでもありますから、まず私は市長会にも所属しているわけですから、市全体でこの県民所得がこういうふうに落ち込んできた原因、更にこれがどういう影響を与えているのか、対策が必要なのかどうか、必要とするならばどういうことをやらなきゃならないか、ということを議論しませんかっていうことを前回の市長会で申し上げました。
これもやっぱり期限を切ってやらないと駄目なんで、8月にもう一回市長会が開かれます。そこまでに分かる範囲で調べて、また市長会で議論しようやっていうことになったところであります。
この一定の、中間的な報告になると思いますが、出すに当たっては経済の専門家の意見も聞かなきゃいけないし、そういうことをやりながら8月に一定のものを出していこう。そして、来年度の我々の予算などにそれらを反映できるものがあれば反映していくっていうところであります。
- 記者
烏城公園石山地区の整備についてお伺いします。
このタイミングでのPark-PFIでの募集っていうのは、どういった経緯があったんでしょうか。
- 市長
それは、長い経緯があって。石山公園自身は、当然ながら公園としての機能、様々なイベントもやらせていただいてますが。ハレノワは、市民会館ともう一つの市民文化センターで、これをやめることによって、統合してハレノワっていうのはできてる。したがって、市民会館はそこで解体していくということになりました。その解体がほぼ終わり、今、更地にもうなってるはずであります。そこは、一体として使っていこうではないかと。そして、その横の東エリアでしたっけ、あのエリアにも駐車場のスペースもありますし、それは全体で、先ほど言ったように歴史を感じ、憩いの場としての公園を整備していこうということになったということであります。
- 記者
では、市民会館の解体がほぼ完了したっていうのが一つ大きな契機。
- 記者
ベトナムのタイニン省への公式訪問団の派遣についてなんですけれども、人材っていうのはどういった人材を今後呼び込んでいきたいっていうふうにお考えでしょうか。
- 市長
それは多岐にわたるんじゃないでしょうか。先ほど言ったロンアン短期大学っていうのは、例えば金属加工だとかというような。(担当課職員に向けて)他にどんなのが…
- 担当課
旋盤とかそういったことに関係するような科目、学科もありましたし、外国語の学科も……。
- 市長
結構そこの教えてる範囲は広いんですよ。だから、我々のニーズを出していけば、それに応じてある程度対応していただけると。インターンシップということですから、企業の中に入ってきますよね。そうなると、この後の就職なんかも非常にしやすくなるっていうような、そういう流れです。
- 記者
関連して、もう一点だけ伺います。
外国人の方が岡山市の中で増えていらっしゃると思うんですけれども、一方で特にSNS上とかでは外国人排斥の動きっていうのが広がってきているような感じがするんですけれども、市民に向けて多文化共生の推進っていうのはどのようにしていきたいとお考えでしょうか。
- 市長
そういう面で、日本語教育っていうのもまず重要だと思います。やっぱり語学ができないとコミュニケーションができないわけですから、我々は、彼らが来て、より日本語ができるようにして行くということがまず大前提としてあって、それから彼らのほうも日本の文化をきちっと理解をしていただく必要もありますけども、我々も同じですね。
ベトナム、ロンアン省、タイニン省に行ったのも2回目ですけど、やはり日本とは随分違います。今回行っただけで、向こうは36度。すごい蒸し暑い。こういういろんな違いが出てきます。彼らも日本の文化を理解してもらわなきゃいけませんが、我々も同じように彼らの文化を理解していく。その基盤となるものを我々も整理していかなきゃならないと思います。でも、一言で言うと、やっぱり多文化共生は重要だと思いますよ。
- 記者
下水道管路の調査のことでちょっと教えてください。陥没のおそれがある場所は確認されなかったっていうことなんですけれども、今、対策が1.6キロ。陥没のおそれはないけれども対策が必要な場所というのは、今具体的にどういう状況にあるっていうことですか。
- 市長
これ、間違えたら言って。要は、若干亀裂みたいなのが生じつつあるところを、この1年内、例えばそこに入って、目視で分かりますから、そこにモルタルを塗っていって亀裂を修繕していく、こんな感じとは聞いてます。
- 記者
特に、工事のときに市民生活に何か影響を及ぼすとかそういったことは、なさそうですか。
- 担当課
工事に際しまして、市民の方に影響を及ぼすようなことはなく、通常どおりの生活をしていただいてる中で施工していけると考えております。
- 市長
要は、結構これでかい管路だから、管路の中に人が入って行って、先ほどのモルタルならモルタルを塗っていく。
- 担当課
管更正といいまして、その後の処置についてはマンホール等から施工のほうをさせていただくようになります。
- 記者
案件外で2点伺います。
1点目なんですけれども、先週バレーボールの岡山シーガルズに対してSVリーグが財務状況等々を鑑みて、条件付でライセンスを出されました。もしこうならなくなると、大分アリーナ構想等へも大きな影響を及ぼすような事態になかったかと思いますけれども、率直にまずは交付されたことへの受け止めをお願いします。
- 市長
交付されたこと自体はほっとしています。でも、私は今回の一連の動き、私は大河チェアマンとも会って話をしましたけれども、結果的には、雨降って地固まるということになったと思います。これは2つの視点でありますけれども、1つは財務の関係であります。若干財務に問題点があったということでありますが、資本注入等々で、そこは対応ができたと。そして、あとはガバナンスっていう話を大河チェアマンはおっしゃっていました。まだ公表段階にはなっていないと思いますが、シーガルズのホームタウンは岡山市であります。ただ、岡山市に限らず、若干周辺の企業も含めて、みんなでシーガルズを支えていこうという体制ができたということで、私は非常に良かったんではないかと思っております。三鍋会長さん、また高田社長さん、八面六臂の活躍をされたと私は思っております。その動きに対して感謝を申し上げたいと思います。
- 記者
先ほどもロンアン省のところで話が出ましたけれども、中東情勢が依然として緊迫しているところではあります。市も窓口を設置して対応されてると思いますけれども、ここまで状況が続いているということへの現状への市長のご認識と、もし今後支援されるといったようなことがありましたら、そういう方針について、もしお考え等がありましたら教えてください。
- 市長
記者さんのような質問があるかと思って、調査をしておきましたけれども、一言で言うと石油製品の供給制約などの影響が出始めているというのは、市の経済界の関係者からも伺っているところであります。
二、三具体例を申し上げたいと思いますが、製造業ではシンナー、プラスチックといった石油製品の値上げの予告が出ていると。建設業では、塩化ビニール管をはじめとした建築資材の品薄による調達困難が発生し始めている。物流関係では、ディーゼル車の排ガス浄化装置に不可欠なアドブルー、高品位尿素水っていいますが、アドブルーに品薄の兆候が出ている。自動車整備事業の事業者からは、オイルの納期が未定となっているなどですね。ボイラー等の燃料である重油の供給制限も出てきているということで。農業分野でありますけれども、例えば米の出荷用紙袋、これは様々な議論があるところですが、農協さんは8年産分の数量は確保できていると言っておりますが、小売用ビニール袋については、原料不足のため品薄の状態であると。今後、また農業用ハウスやマルチなどのビニール製品などに供給制限や値上げの動きがあると聞いているということであります。
これ、市の対応をどうするかと言われても、今すぐに、例えば6月の補正でこれをやるっていうことは言えない。中東情勢も、ある報道によると、二転三転四転としている状況であります。国のほうも対応を非常に悩んでおられるんではないかなというように推察されます。国の動きなどを見ながら、また先ほど言った経済界ないしは農業界の人たちの話を聞きながら、またこれは議会とも話をしなければならないかもしれません。そういったことをやりながら、次の対応をきちっとやっていきたいというように思っております。