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市民も主役!岡山市文化芸術の中心施設 岡山芸術創造劇場ハレノワ

[2021年1月20日]

ID:43211

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ハレノワ

岡山芸術創造劇場 ハレノワは、市民に長年親しまれてきた岡山市民会館と岡山市立市民文化ホールに代わる“新しい文化芸術施設”です。「魅せる」「集う」「つくる」というコンセプトに沿って、優れた舞台芸術作品の鑑賞機会の提供や、アーティストと市民が出会う体験型ワークショップなどでの交流、演劇・ダンスの作品創りなどを行います。
これらによって、「心豊かな市民生活、活力とにぎわいあふれる地域社会の実現」「未来にはばたく子どもたちの育成」「創造力を養い、文化力を育む都市基盤の構築」を目指します。 

岡山芸術創造劇場の愛称が「ハレノワ」に決定!

ハレノワパンフレット

岡山芸術創造劇場は、2023年の9月1日にグランドオープンします。それに先駆けて、2021年の8月に愛称が「ハレノワ」と決定しました。

この愛称は、全国公募で集まったたくさんの応募作品の中から最終候補を3点に絞り、ウェブ投票で最も投票数を獲得したものです。考案したのは岡山市在住の深谷千草さん。「非日常」の舞台空間である「ハレ」の場を日常の中で創っていく劇場であり、ハレの輪を岡山の街に広げられる、市民にとって身近な劇場であるように、との想いが込められています。

「ハレ」といえば、「晴れの国おかやま」のイメージにも重なる岡山らしいキーワード。子どもからお年寄りまで覚えやすく、親しみあふれるネーミングになりました。

ガクイラスト

ハレノ国の「わくわく」な未来 まあるくワにしてつなげよう!

岡山芸術創造劇場 ハレノワ 施設紹介

岡山芸術創造劇場には、大劇場(約1750席)をはじめ中・小の劇場を備えています。演劇、ダンス、伝統芸能、オペラ、ミュージカル、バレエなどの幅広い公演に対応でき、より大掛かりで新しい舞台演出が可能になりました。さらに、稽古場として使える練習室や大道具・小道具・衣装の製作工房もあり、クリエイティブな文化芸術活動を支える設備が充実しています。

劇場内には情報コーナーや展示ギャラリーを設けるなど、来館した誰もが気軽に利用できるオープンロビーをつくります。表現や活動の場としてだけではなく、文化芸術を通じて人の交流と出会いが生まれ、街の賑わいを創り出す場を目指しています。

パース画1
パース画2
パース画3
パース画4
フミイラスト

アーティストも市民の方も 誰もが気軽に利用できる使いやすい施設を目指しているよ!

岡山芸術創造劇場 ハレノワの公演事業と、ハレルワークショップ

大きな注目を集めている岡山芸術創造劇場ですが、開館に向けたさまざまなプレ事業が企画・開催されています。劇場主体の公演事業では、国内外で活躍中の文化芸術団体による公演を実施。2021年秋には、岡山初上陸となるダンスカンパニー「Baobab」のパフォーマンス(1)、2022年3月には京都を拠点に活動する劇団「MONO」の第49回公演が開催されるなど、素晴らしいステージに触れる機会をつくっています。

ハレルワークショップは岡山市民の皆さんに“舞台芸術”の魅力を知っていただく為に行う、ダンス・戯曲・演劇を体験するワークショップです。全国で活躍するアーティストの演劇観やダンス観に岡山で出会えます。

公演事業
ハレルワークショップ
カベアートプロジェクト
プログラムパンフレット1
プログラムパンフレット2
プログラムパンフレット3
プログラムパンフレット4

市民公募プログラム 演劇プロジェクト「天神幕劇」による創作戯曲

市民公募プログラムは、劇場開館後の岡山市の文化芸術活動を見据え市民が主体となって取り組む演劇や音楽などの舞台・イベントなど文化芸術活動を支援するプログラムです。

そのひとつとして、劇団と市民が一緒にハレの舞台を創り上げたのが、地元の演劇プロジェクト「天神幕劇」による創作戯曲『-ODORE- Re:new Scoop!!』の公演です。

天神幕劇プログラムパンフレット1
天神幕劇プログラムパンフレット2

天神幕劇は岡山大学演劇部出身者を中心に立ち上げ、2021年4月から活動を開始。出演者は公募し、オーディションで選ばれた参加者19名を含む、総勢22人の演者が集まりました。

天神幕劇 写真1
天神幕劇 写真2
天神幕劇 写真3
天神幕劇 写真4
天神幕劇 写真5
天神幕劇 写真6

脚本・演出担当の伊藤圭祐さんが作品のテーマに選んだのは、私たちにも身近な「新聞」というツール。とある国の、個性豊かな新聞記者たちのスクープ競争や、記事を取り巻く真実と人々の想いを軸に、SNS社会の今だからこそ「情報とは何か」を考えさせてくれるストーリーです。

記事を甘い、辛い、苦いといった味で表す言葉遊びや大胆な動き、表情なども舞台の見どころ。大所帯だからこそ映える躍動感にあふれた演出で、参加者も熱のこもった演技を魅せました。

参加者は年齢、職業、演技経験もさまざまで、限られた時間の中で稽古に励んできました。今回参加した団体職員の女性は、「違う視点や価値観を持つ人と協力し、楽しみながら1つの作品を作れたことは良い経験になった。日常では味わえないクリエイティブな時間を過ごせました」と感想があがりました。

プロデューサーの田辺さんは、「本番当日までメンバーの雰囲気が良く、全員が前向きな気持ちで取り組めました。多くの人に演劇の面白さと感動を感じてもらい、一緒に参加できる機会を作れたら」と話します。

いろいろな経験を持つ人たちのエネルギーがぶつかり合い、天神幕劇の描く世界観に奥深さが加わりました。これも市民参加型のプロジェクトだからこその醍醐味。今後も、演劇を通じて岡山の街を面白くするような活動を目指しています。

タイイラスト

岡山で鑑賞機会の少なかった幅広い分野の公演の開催や、市民が主体となって取り組む文化芸術活動を支援してきたよ!

まちなか集会所「kikkake!」(きっかけ)

プレ事業の一環として、2021年7月には表町商店街に「まちなか集会所kikkake!」をオープンしました。こちらは劇場開館までの間に、情報発信や地域との交流を図るためのアンテナスペース。まちと劇場、人と劇場が出会う「きっかけ」になるようにと、この名前が付けられました。

場所は劇場から歩いてすぐの表町3丁目にあり、地域の舞台芸術や劇場の情報をチェックできる無料の展示コーナーを設けています。地元の文化芸術団体と市民が自由にトークし、情報交換を行うイベント「つどう会」も、不定期で開催されています。

まちなか集会所kikkakeつどう会
まちなか集会所kikkake
ねこまた師匠イラスト

岡山芸術創造劇場の主役はみんなじゃよ!ぜひ公演に足を運んで、ワークショップなどに参加してみておくれ!

岡山芸術創造劇場 劇場長 草加叔也さんコメント

草加叔也劇場長

2023年9月、岡山芸術創造劇場ハレノワは、いよいよグランドオープンを迎えます。これまで岡山市民会館と岡山市立市民文化ホールが担ってきた役割に配慮するとともに、これからの舞台芸術を上演するのに相応しい施設や設備の充実を図り、さらに岡山芸術創造劇場が自ら舞台芸術を創り出していくことができる専門的な機能と職能を備えていきます。
もちろん、岡山芸術創造劇場は舞台芸術に関心がある方々だけの施設ではありません。全ての市民がいつでも気軽に、そして自由に集い、語らい、交流することができる場所と時間を可能な限り提供していきます。岡山芸術創造劇場は、“芸術文化のひろば”として活動や施設を開き、心豊かな市民生活や活力ある地域社会の形成に寄与していくことを目指します。

お問い合わせ

公益財団法人岡山文化芸術創造 岡山芸術創造劇場 

〒700-0823岡山市北区丸の内二丁目1-1岡山市民会館4階
TEL:086-225-0154(平日 午前10時00分から午後5時00分)FAX:086-225-0156
E-mail:theaterplanning_info@ocac.jp HP:公益財団法人岡山文化芸術創造別ウィンドウで開く