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YMCプロジェクト

[2026年4月16日]

ID:81346

実施団体

地域づくり団体YMC

事業名

YMCプロジェクト

対象区域

御野小学校区

事業の概要

解決を目指す地域課題

  • 子ども・子育て世代・高齢者など、同世代や親しい人同士で活動が完結しやすく、異世代間の交流が少ない。
  • 町内会において未加入や活動不参加の世帯が増え、担い手の高齢化が進んでいる。
  • 環境整備活動や災害時の共助など、地域活動の継続に不安がある。
  • 独居高齢者の孤立や孤独死、外国籍住民との価値観の違いなど、地域内での分断が見られる
  • 多様な進学先が確保された地域のため、子育て世帯同士の学校行事等を通じたつながりが生まれにくい。

事業の内容と実績

(1)異世代の集まりによる交流のための「夏祭り」の開催

  • ヨーヨー釣り、射的、焼きそば、かき氷、瓶ラムネ等の「縁日の屋台」的な要素を取り入れた「夏祭り」を開催し、各屋台の運営作業を異世代で協働して行う仕組みを採用した。

(2)若年層参加のためのプレーパークの開催

  • プレーパークで活動されている「ベーゴマ先生」を招き、ベーゴマ教室を開催した。
  • 小規模の花火を実施。普段できない花火の実施で参加意欲を高めるとともに、火を使うことの危険性や注意点を教えることで、防火や火の取り扱い方への意識を高めた。

(3)伝統行事の開催

  • 杵と臼を使った伝統的な餅つきを開催した。すべての工程に経験者と未経験者を混在させ、コミュニケーションのきっかけを提供した。
  • 大学生のボランティアサークルへ参加を依頼。
  • 防災コーナーを設置し、岡山市危機管理室と協働して防災相談会を実施。

(4)子どもの居場所づくり

  • 登校が難しい子どもを含めて子どもの居場所づくりのための「子ども調理教室」と「整理収納教室」を開催した。

事業レポート

11月29日(土曜日)、岡山市北区大和町の高架下にて「忘年もちつき」が開催されましたので、その様子をご紹介します。

当日は、体験型のもちつきワークショップをはじめ、防災に関する個別相談ができる防災懇談会、ビンゴ大会など、世代を問わず参加しやすいプログラムが実施されました。会場には約150名が来場し、冬の寒さを感じさせないほどのにぎわいとなりました。特に、親子や小学生の参加が多く見られたことが特徴的でした。

会場の様子

もちつきの様子

運営には若い世代が中心となって関わり、岡山理科大学ボランティアセンターの学生スタッフも参加しました。地域づくり団体YMCの代表は、若い世代の参加が多かった秘訣について、「行事に若い人のアイデアを取り入れるだけでなく、運営そのものを若い人に委ねることが大切です」と話されました。当日は、学生スタッフが主体的に運営を担い、会場では参加者同士が自然に交流する様子が見られました。

また、「防災懇談会」では、「水害時に避難所へ移動するべきか、自宅で垂直避難をした方がよいのか」「避難所のトイレは和式か洋式か」など、地域の高齢者から具体的な相談が寄せられました。岡山市危機管理室の職員がハザードマップを用いながら、一つひとつ丁寧に説明する様子が印象的でした。

防災懇談会の様子

行事の成果について、大和町一丁目町内会長は「参加人数は概ね目標を達成できましたが、本来一番参加してほしかった独居高齢者の姿が見られなかった点が課題として残りました」と話されました。

少子高齢化が進行する中、新たな行事の立ち上げや既存行事の継続は容易ではありませんが、本行事は世代を超えた交流や防災意識の向上につながる貴重な機会となりました。今後の地域活動の発展が期待されます。

以上