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地域担当職員研修実施レポート

[2024年3月28日]

ID:59070

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岡山市には37の中学校があり、それぞれの中学校区に公民館が設置されています。公民館は誰でも利用できる集いの場、学びの場、活躍の場、仲間づくりの場であるほか、協働を推進する「地域の拠点」に位置づけられており、各館にはそれぞれの地域で協働のコーディネートを担う「地域担当職員」が配置されています。令和5年度は同じく「協働のコーディネート機関」として協働のまちづくり条例に規定されている「ESD・市民協働推進センター」が地域担当職員の研修を企画し、ともに学び合いました。

研修は2回に分けて実施されました。第1回研修は「地域課題」と「人材育成」に焦点をあて、各職員が地域課題を把握する際に用いている手法や研修を企画・運営する際に工夫していることなどを共有しました。

【第1回研修の概要】
■日時:8月31日(木曜日)13時30分から16時30分
■場所:西川アイプラザ

プログラム

グループワーク「地域課題とは?」

・グループ内で意見・経験を共有する

・「地域課題を把握する」、「課題に優先順位を付ける」ために考えられる方法をリストアップする

全体共有「地域課題とは?」

・グループごとにリストアップされた内容を発表する

・他のグループに質問する、全体で気づきを共有する

グループワーク「人材育成とは?」

・グループ内で意見・経験を共有する

・「対象の意識を変える」、「担い手を増やす」ために実施している工夫をリストアップする

全体共有「人材育成とは?」

・グループごとにリストアップされた内容を発表する

・他のグループに質問する、全体で気づきを共有する

 
各職員の在籍期間や配置されている地域の特徴は異なりますが、共通する意見がいくつか見られました。それらをまとめたものが以下のチェックリスト等になります。

チェックリスト
参考情報
意識を変えるアイディア
「参加者」を「リーダー」に変えるアイディア

各職員の知見を集約したツールは、今後の業務の効率化や新たな地域担当職員の育成にも役立つものになると思われます。現場で活用しながら精査を進め、さらに「つかえる」ツールに育っていくことが期待されます。

第2回研修では、在籍期間の長い地域担当職員が過去に実施した研修事業の事例から企画・運営のポイントを学んだ後、各職員が次年度に実施する研修事業の企画を検討しました。事例は第1回の研修をふまえて、特に「地域課題の把握」や「地域の人材育成」に優れた事例が選定され、それぞれの工夫とその結果などが共有されました。

なお、発表された事例はいずれもすばらしい内容でしたが、それ以上に各職員の「コーディネーター」としての心がまえや振る舞いから学ぶことが多く、地域担当職員の存在意義やあるべき姿をあらためて確認することができました。

【第2回研修の概要】
■日時:10月26日(水曜日)13時30分から16時30分
■場所:西川アイプラザ

プログラム

事例紹介(1)「地域サロンから生まれた『地域サロン応援隊』の取組」

発表者:小寺 孝子さん(吉備公民館)

事例紹介(2)「中高生登録制ボランティア『チーム灘』の取組」

発表者:若林 優子さん(灘崎公民館)

事例紹介(3)「南輝ケア会議『防災部会』の取組」

 発表者:曽根 進さん(岡南公民館)

個人ワーク「次年度の企画について」

ワークシートに沿って次年度の研修事業の企画案を検討する

グループ共有

・個人ワークの結果をグループ内で共有する

・学びと気づきをフィードバックし合う

グループワークの様子

岡山市内の各公民館では毎年「地域応援人づくり講座」が実施されていますが、令和6年度は、今回の研修での学びが生かされ、これまで以上に住民・地域の実情に沿ったテーマで、これまで以上に工夫に富んだ内容の「人づくり講座」が企画されることが期待されます。岡山市内に在住の皆様には、ぜひ、これからの公民館の行事に注目していただくとともに、関心のある行事があれば積極的にご参加いただけると(そのうえでご感想などをお聞かせいただけると)幸いです。

お問い合わせ

市民協働局市民協働部市民協働企画総務課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1031 ファクス: 086-803-1872

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