市民活動リーダー養成講座「高校生対象ボランティア体験in西川エリア～まちを彩るキャンドル作り～」

2023年12月17日（日曜日）、高校生を対象としたボランティア体験講座を実施し、岡山市内の4つの高校から13名の参加がありました。この講座は西川緑道公園で活動をしているNPO法人タブララサ、一般社団法人ぷらっと西川のみなさんにご協力いただきました。

講座では「地域で活動する人の思いを知り、活動を体験することで自分が地域でどんなことができるのか考える」を目標に、３つのステップで実施しました。

• STEP１　活動の説明 ～知る～
• STEP２　活動の体験 ～作る～
• STEP３　体験の共有 ～話す～

STEP1では、2団体から活動内容やどんな人が参加しているのか、地域と関わることで生まれたまちの変化などを聞きました。また、地域の様々な人と協働して一緒にイベントを作りあげていること、その活動に高校生も参加していることを教えてもらいました。

STEP2の活動体験では、グループごとに、廃棄されるはずだったキャンドルがリサイクルされる過程を体験しました。作ったキャンドルは、西川緑道公園で行われるイベントで使用されるもので、環境に配慮したイベントを作っていく活動の一部を体験することができました。この講座に参加したきっかけや、団体の人が普段どのように活動しているかなど、楽しく話をしながら作業を進めました。

その後、STEP３ではグループ内で感想の共有と、これからやってみたいボランティアについて意見交換をしました。その一部をご紹介します。

【感想】

• はなやかなイベントの裏側を知れた！よく行く公園でいろんなイベントをやっていてびっくりした！
• いろんな人とのつながりが地域の活性化にもなることがステキだと感じた。
• 地域に貢献することに新しい視点が持てた。

【これからやってみたい活動】

• さまざまな年代の人と多く関われる活動
• ボランティアやイベントを通じて、出会う人を大切にできるもの
• 地域の小さい子たちと関わるボランティア

他にも、「高校生でも活動に参加できますか？」「他にもカンタンにできるボランティア活動を知りたいです」という質問があり、団体のスタッフが丁寧に質問に答えました。

講座後のアンケートでは、全員が今後ボランティアに参加したいという回答をしており、自分たちのまちで様々な活動が行われていることを知って、参加する意欲につながったことがわかりました。

地域活動に参加すると、学校では得られない経験や人との繋がりができます。団体のみなさんが地域の人と協働しながら熱心に、そして楽しんで活動していることが伝わり、参加者は活動体験で作ったキャンドルがどのように活用されるか知ることで、活動の魅力を体感できました。　　　

ESD・市民協働推進センターでは、今後も若者が地域で活動するきっかけを提供し続けていきます。