
【企画展ポスター】
現在も市内の家屋でみられる屋根瓦。屋根瓦の歴史は古く、岡山市内からは、お寺やお城を中心に飛鳥時代以降の多量の瓦が出土しています。特に近年では、歴史整備に向けた万富東大寺瓦窯跡の発掘調査で数多くの瓦が見つかっています。さらに、今年度、岡山市で「東大寺サミット」が開催され、万富窯の瓦をはじめとし、瓦への注目度が高まっています。
今回の展示では、様々な時代の瓦をとりあげ、瓦にはどのような想いが込められていたのか、建物をどのように彩ったのかに迫ります。
日本の瓦造りは、西暦588年百済の技術者により、奈良明日香の地に法興寺が建立されたことから始まります。以来、1430年余りの間に建立された建築群は、形を変えながら国宝・文化財として現在に至ります。これらの建築群を、今。私たちが見ることができるのは、傷んだ箇所を、その都度、先人たちが補修・取替えを行ったことによります。先人たちが守り伝えた文化遺産を後世に伝えるために、修復作業は現在も続けられています。失われた建築物も復原されています。
この度は、これらの建造物の瓦についての保存修理や、復原工事のお話しをさせていただきます。

【写真:鴟尾復元の様子】
岡山シティミュージアム 企画展「重源と栄西―東大寺復興に挑んだ岡山ゆかりの人―」
所在地: 〒703-8284 岡山市中区網浜834-1 [所在地の地図]
電話: 086-270-5066 ファクス: 086-270-5067