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津寺遺跡出土の布留式甕

[2026年5月29日]

ID:82717

収蔵品紹介 第93回

津寺遺跡出土の布留式甕

・名称

布留式甕

 

・出土遺跡

津寺遺跡 北区津寺

 

・時期

古墳時代前期

 

わたしたちが現在もいろいろな交通手段を使って各地へ移動するように、弥生時代や古墳時代にも遠隔地に移動していた証拠が見つかっています。例えば津寺(加茂小)遺跡の竪穴住居から出土したこの布留式甕です。

「布留式土器」は古墳時代前期に畿内(大阪府・奈良県)で多く使用された土師器です。布留遺跡(奈良県)で一括して出土したことからこの時期を代表する型式として呼ばれるようになりました。そのほか津寺遺跡では、近隣の山陰や讃岐に加え、西部瀬戸内(愛媛県など)や東海の土器が出土しています。

このように各地の交流があることで、他地域から吉備への土器の搬入だけでなく、吉備の土器が纒向遺跡(奈良県)など、他の大規模集落へ運ばれていくこともあり、互いに行き来していることがよくわかります。

お問い合わせ

教育委員会事務局生涯学習部文化財課埋蔵文化財センター

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