期間 令和6年5月23日(木曜日)から6月30日(日曜日)まで
場所 岡山市立中央図書館 2階視聴覚ホール前 展示コーナー
木々の緑が深みを増し、旅をするにも心地よい季節となりました。徒歩が中心だった江戸時代までの旅から、鉄道や自動車の交通が発達して便利になった近代の旅まで、岡山市立中央図書館が所蔵する資料33点で旅の歴史を振り返ります。
<おもな内容>
江戸時代の旅は徒歩が中心でしたが、海が穏やかな西日本では船旅もさかんでした。幕府は旅の安全をはかって社会の仕組みを整え、庶民も参詣などで旅を楽しむようになりました。
江戸時代の旅の資料としては、旅行案内書や旅日記などの旅人が携行したものや、旅人を迎え入れるにあたっての決まりや記録を地域の人々が書き留めた文書などが残っています。
近代になると鉄道の発達で旅の様相は一変しました。全国規模で鉄道網が完成した大正期から昭和戦前期にかけても、現代を先駆ける観光ブームが起こっています。観光案内に工夫を凝らし、博覧会が開催され、岡山でも各地の都市と同様に観光客誘致に熱狂した様子が伝わってきます。
展示解説
展示の詳しい説明は添付ファイルをご覧ください。
所在地: 〒700-0843 岡山市北区二日市町56 [所在地の地図]
電話: 086-223-3373 ファクス: 086-223-0093