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戦争体験証言動画

[2022年3月25日]

ID:33087

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岡山市では、岡山空襲や戦時下の岡山の生活について、体験の聞き取りを行っております。

この度、岡山空襲展示室に保管する聞き取りの映像記録の一部を編集し、広く市民の皆様に視聴していただけるようにしました。

戦争を体験された方が身近に少なくなり、直接、お話を聞ける機会も減った今、こうした動画により戦争の惨禍を伝え、より多くの方々に平和について考えていただけることを願っております。

ご協力いただいた方々には、改めて厚く御礼申し上げます。

掲載している動画は、それぞれの方の証言の一部分です。動画全体の視聴については、岡山空襲展示室でDVDを貸し出しておりますので、お問い合わせください。

※下記の年齢は岡山空襲当時(昭和20年6月29日)の年齢です。

工藤美代子さん別ウィンドウで開く 

(当時16歳)学徒動員のため寮生活を送っていた。暑く寝苦しい夜、「空襲警報発令」という寮長の叫び声で目が覚め、爆撃の中を逃げた。

篠原良眞さん別ウィンドウで開く

(当時13歳) 国清寺で小僧をしていた。国清寺は空襲でほとんどの建物が焼失し、救護所ではなく遺体収容所になった。遺体は境内に並べられ、ひどいにおいに悩まされた。

新野國男さん別ウィンドウで開く

(当時7歳) 大きな音で目を覚ますと、自宅の裏に焼夷弾が落ちていた。爆撃や炎の中を、母と弟たちと相生橋を渡って逃げ延びた。

服部英雄さん別ウィンドウで開く

(当時14歳) 岡山空襲で重症のやけどを負う。体をウジに食われるのがとても痛かった。今も、救護所の膿(うみ)と血のにおいと痛みでうめく人の声を思い出す。

小幡金代さん別ウィンドウで開く

(当時16歳) 焼夷弾の落ちてくる音がすると、夏蒲団をかぶって身を伏せた。音が止んで顔を上げるたび、目に映る惨状…。体験した者にしか解らないと思ってきたが、それでも伝えておかなければ。

水川進さん別ウィンドウで開く

(当時16歳) 橋の下で川に首まで浸かり、爆撃と火災の熱をしのいだ。家のあたりには何も無くなり、親戚の家へ向かう道中、目にした岡山市街地の様子…。父の行方は分からないまま。

小高淑子さん別ウィンドウで開く

(当時10歳) 愛犬の供出。焼け落ちる烏城。戦争は人の命も動物の命も奪っていく。孫が戦争に駆り出されることのない平和な社会が続きますよう…。

川井泉美さん別ウィンドウで開く

(当時8歳) 空襲で家や財産を失い、父親は出征して家に稼ぎ手がおらず、生活は苦しくいつも空腹を抱えていた。

鈴木敏且さん別ウィンドウで開く

(当時21歳) すでに軍人となっており、高知から千葉に移動する途中、岡山の実家に立ち寄り、その日の夜に岡山空襲を経験した。

片岡ヨシさん別ウィンドウで開く

(当時20歳) 就実高等女学校専攻科を卒業し、実家のあった上西川町の町内会事務所で配給の仕事をしていた。

青山静さん別ウィンドウで開く

(当時20歳) 岡山師範学校女子部専攻科に在学していた。空襲時は、寄宿舎におり、下級生を連れて牧石国民学校まで逃れた。

お問い合わせ

保健福祉局保健福祉部福祉援護課

所在地: 〒700-8546 岡山市北区鹿田町一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1216 ファクス: 086-803-1870

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