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老朽化した消火器の破裂事故に注意してください

[2021年7月8日]

ID:31032

消火器使用時に、消火器が破裂して負傷する事故が発生しています。

                                   イメージ図(消防庁作成)

・令和2年:飲食店で火事が発生し、厨房内に設置していた消火器を使用したが、消火器が破裂して容器が顔に当たって負傷した。破裂した消火器の底は腐食していた。

・令和3年:事業所で火事が発生し、消火器を使用したが、消火器が破裂して容器が胸に当たって負傷した。破裂した消火器の底は腐食していた。

老朽化し、底が腐食した消火器

破裂事故を防ぐため、以下のことに注意してください。

  • 消火器は定期的に点検してください。また、消防法令等により消火器設置が義務付けられている建物は、定期的に消防用設備等の点検と管轄消防署への報告が必要です。(消防法第17条の3の3)
  • 消火器は、直射日光が当たらない、風通しのよい場所が望ましく、湿気が多い等、本体容器に腐食が著しく進行されるような場所では、消火器スタンドを設置する等、適当な防護措置を講じてください。また、消火器は、通行や避難に支障がない場所で、容易に持ち出すことができる位置に設置してください。
  • 製造年から10年を経過したものや本体の容器が腐食等しているものは、使用する際に破裂事故の発生する危険性が高まるため、交換するようお願いします。

(廃消火器の回収窓口については、(株)消火器リサイクル推進センターのホームページ(http://www.ferpc.jp/別ウィンドウで開く)にて掲載されています。)

旧規格消火器は2021年12月31日までに交換が必要です。

2011年1月1日に消火器の規格省令が改正されたことにより、旧規格の消火器は2021年12月31日を過ぎると消火器として認められなくなりますで、早めの交換をお願いします。

詳しくは一般社団法人日本消火器工業会作成のリーフレットを参照してください。

一般社団法人日本消火器工業会作成リーフレット

お問い合わせ

消防局消防総務部予防課 査察指導係

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-234-9974 ファクス: 086-234-1059

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