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令和2年度新指定の文化財

[2021年2月8日]

ID:27816

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新指定の文化財(岡山市指定)

帝釈天曼荼羅(たいしゃくてんまんだら)一幅

たいしゃくてんまんだら

帝釈天曼荼羅

  • 種別
    絵画
  • 所在
    岡山市北区後楽園1-5(岡山県立博物館)
  • 概要                                                                      帝釈天曼荼羅は 西大寺に伝来する絵画である。西大寺は天平勝宝三年(751)開創と伝え、会陽の習俗を伝える真言宗寺院である。本図は画面構成や色調、諸尊の表現から李朝仏画とみなされる。縦122.8cm、横123.4cm、絹本または麻布である。製作年代は16世紀後半と考えられる。描線は非常に鋭く抑揚に富み、彩色はほとんど補色もなく、当初のものとみられ保存状態がきわめて良い。

  

建物絵画付分銅形土製品(たてものかいがつきふんどうがたどせいひん)1点

たてものかいがつきふんどうがたどせいひん

建物絵画付分銅形土製品

  • 種別                                                                        考古資料
  • 所在                                                                    岡山市中区網浜834-1(岡山市埋蔵文化財センター)                                                                                       
  • 概要
    岡山市北区国体町に所在する南方遺跡で、平成5年から8年にかけて行われた岡山済生会総合病院ライフケアセンター建設に伴う発掘調査で、弥生時代中期の河道から出土した。分銅形土製品とは、弥生時代中期から後期にかけて吉備地域を中心に分布する分銅の形をした土製品で、祭祀に使用されたと考えられている。表面にはクシ状の工具で文様を描く場合が多い。長さが7.0センチメートル、幅が9.8センチメートル、厚さが1.2センチメートルである。建物絵画を描いた分銅形土製品は本例のみで、希少性が高いとともに、当時の高床建物の構造を知るうえでも極めて貴重な考古資料である。

お問い合わせ

教育委員会事務局生涯学習部文化財課

所在地: 〒700-8544 岡山市北区大供一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1611 ファクス: 086-803-1886

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