本年4月下旬に、富山県等で発生した腸管出血性大腸菌による食中毒事件において、焼肉チェーン店でユッケ等の食肉を生食した小児等4名が死亡、多くの重症患者が確認されています。
食肉には、従来から腸管出血性大腸菌、カンピロバクター、サルモネラ属菌をはじめとする食中毒菌が付着している可能性があることが知られています。
食肉の生食による食中毒に注意しましょう。
今般、食品、添加物等の規格基準の一部が改正され、生食用食肉(牛肉)の規格基準が設定されました。
この規格基準は、本年10月1日から施行されます。
厚生労働省は各都道府県知事、政令市長などに対し、生食用食肉を取り扱う施設に対する緊急監視を実施するよう通知しました。岡山市ではこの通知を受け、5月10日付けで、関係営業者に対し、「食肉の生食による食中毒の防止について」通知を発出し、飲食店等に対して、緊急立ち入りを実施しました。
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