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熱中症に注意を!

[2023年8月9日]

ID:13505

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熱中症による健康被害を防ぎましょう

「熱中症」とは、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態をいいます。

屋外だけではなく、屋内で何もしていない時でも起こりうる可能性があり、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。

熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気を付けるとともに周囲にも気を配りましょう。

どのような場所でなりやすいか

高温、多湿、風が弱い、輻射源(熱を発生するもの)がある等の環境では、体からの熱放散が減少し、汗の蒸発も不十分となり、熱中症が発生しやすくなります。

(例)工事現場、運動場、体育館、一般の家庭の風呂場など

どのような人がなりやすいか

  • 高齢者(熱中症患者のおよそ半数は、65歳以上の高齢者)
  • 乳幼児
  • 暑さに慣れていない人
  • 肥満の人
  • 体調の悪い人

熱中症の症状

  • めまい
  • 立ちくらみ
  • 筋肉の硬直(こむら返り)
  • 大量の発汗
  • 生あくび

熱中症の症状が進むと...

  • 頭痛
  • 嘔吐
  • 倦怠感(だるさ)
  • 虚脱感
  • 判断力低下

重症度(救急搬送の必要性)を判断するポイント

  • 意識がしっかりしているか
  • 水を自分で飲めるか
  • 症状が改善したか

意識がおかしい、自分で水分・塩分を摂れない、応急処置をしても症状の改善が見られない時は、すぐに病院へ搬送します。

熱中症を疑ったらすばやい対応を!

  1. 涼しい環境への避難(風通しのよい日陰や、クーラーが効いている室内など)
  2. 脱衣と冷却(衣服を緩め、水分と塩分の補給を。皮膚を濡らしてうちわや扇風機で扇いだり、氷やアイスパックなどを、首の付け根や脇の下・股関節部に当てる。)
  3. 水分・塩分の補給(冷たい水を自分で飲んでもらう。大量の発汗後は、経口補水液やスポーツドリンクが最適。)
  4. 自力で水分の摂取ができない・吐き気を訴えるないしは吐くという症状の時は、口から水分を摂るのは禁物なため、医療機関を受診しましょう

熱中症を予防するには

暑さを避けましょう

行動の工夫

  • 天気予報を参考にし、暑い時間をさけて外出や行事の日時を検討する
  • 屋外では日向を避け日陰を選んで歩く

住まいの工夫

  • 空調設備を利用する(冷房と扇風機を併用する、エアコン使用時の室内温度28℃を目安に)
  • 風通しを利用する(向き合う窓を開ける、玄関に網戸をする)

衣類の工夫

  • ゆったりとした衣類にする
  • 襟元をゆるめて通気する
  • 日傘や帽子を使う(帽子は時々外して、汗の蒸発を促す)

こまめに水分を補給しましょう

  • のどが渇く前、暑い場所に行く前から水分補給を!
  • 1日あたり1.2リットルの水分補給
  • 起床時、入浴前後に水分を補給

急に暑くなる日や、継続する暑さに注意しましょう

  • 暑さに体がまだ慣れていない時には注意が必要
  • 梅雨時期から8月上旬は熱中症が多発

熱中症予防に関するリーフレット

関連サイト

お問い合わせ

保健福祉局保健所健康づくり課 健康増進係

所在地: 〒700-8546 岡山市北区鹿田町一丁目1番1号 [所在地の地図]

電話: 086-803-1263 ファクス: 086-803-1758

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