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【ウクライナ・オデーサと岡山】子どもたちの詩を通じた交流

[2026年6月15日]

ID:83246

ウクライナのオデーサと岡山市は、「ユネスコ創造都市ネットワーク・文学分野」に加盟していることをきっかけとして、それぞれの取組をふまえ、詩を通じた交流を行っています。

「文学×福祉」の協働事業『よむよむふむふむプロジェクト』

岡山市では、文学と福祉の分野横断の取組として、ノートルダム清心女子大学、岡山聖園子供の家との協働事業を2023年から進めています。

この取組では、ノートルダム清心女子大学教授の日下紀子さん、元ノートルダム清心女子大学教授で作家の村中李衣さん、大学生、岡山市文化振興課職員が、岡山聖園子供の家を訪れ、絵本を読んだり、詩の創作を行ったりする取組です。

絵本を「読む」ことと、「ふむふむなるほど」と納得したり楽しむことを目指し、このプロジェクトは「よむよむふむふむプロジェクト」(通称:よむふむプロジェクト)と名付けられました。プロジェクト開始当初は少しぎこちなかった子どもたちと大学生でしたが、回数を重ねるごとに交流が深まり信頼感が生まれ、楽しく一緒に本を読むようになっています。

2025年9月にスロベニア・リュブリャナで開催された「ユネスコ創造都市ネットワーク・文学分野」の国際会議のプログラムとして行われた事例発表において、岡山市から参加した村中李衣さん、文化振興課職員はこの「よむふむプロジェクト」の取組を発表しました。同会議にウクライナ・オデーサから参加したマヤ・ディメルリさんが取組内容に共感し、聖園子供の家の子どもたちが創作した詩をオデーサの子どもたちに紹介してくださり、オデーサの少年から詩の感想とイラストが届くなど、交流が進んでいます。

ウクライナ少年から岡山の子どもたちへの詩の感想が届きました

ウクライナ少年から反響

2026(R8)年6月8日山陽新聞 23面

文学と福祉をつなぐ取組からワークブックが生まれました

子どもが心開く冊子に

2026(R8)年6月8日山陽新聞 21面

子どもたちの詩をご紹介します

「うかんでる」作者:A

そらにうかんでる

どうぶつと、ほかのもの、みたことあるよ

どうぶつは、あひる

川にうかんでるのとおんなじに

空にうかんでた

ひとりで。

ほかのものは、アイスクリーム

あひるといっしょの日だった

アイスクリームが前で

あひるがうしろだったよ

 

うちゅうでは

あひるの口が どんどんアイスクリームに近づいていってたからね

もしかしたら

アイスクリーム たべるかもしれない

「うかんでる」朗読・Youtube動画はこちら別ウィンドウで開く

「なまえをつけたよ」作者:H

どうぶつになまえをつけたことがあるよ。

50回くらいあるよ。

のらねこに、めちゃくちゃ、つけたよ。

5歳のころに、50匹くらいつけたんだ。

3匹だけなまえを覚えているよ。

ミーシャ。メス。白いネコ  

なんだっけな・・・アリス、メス。黒と白。

さいごは、ハルト。オス。トラもよう。 

今急に思い出した。

もし今出会ったら、きっとわかる。

3匹は、わたしのこと、わかんないと思うけどね。 

めちゃ、時計の針の音がする。

「なまえをつけたよ」朗読・Youtube動画はこちら別ウィンドウで開く

「笑っちゃう」作者:Mari

 どんなときに、笑っちゃう?

 ともだちに、こちょこちょされて、がまんしたいけど、笑っちゃう

 笑っちゃうと、楽しい気分

 パキパキチョコ食べたみたいに、楽しい気分

 

 ちょっと転んだときも、

 なぜかわからないけど、笑っちゃう

 自分で笑うから、ともだちも笑ってきて

 バナナですべって、うわっ、ていう気分

 ▶ 「笑っちゃう」朗読・Youtube動画はこちら別ウィンドウで開く

「ひまな自分」作者:Ma

 すご~くひまなときは、ともだちとあそぶ

 ともだちがすきなあそびを やるよ

 うんどうがすきなひとだったら、ドッチボールとか、鬼ごっことか

 インドアタイプのひとだったらね、カードゲームとか・・・わたし、あんまり中であそばないからなぁ

 そして、もっとなかよくなる

 時間はどんどんなくなって、

 気がついたら、もう夕方。

 ばんごはんは、なにかなぁ 

 楽しみになりながら、帰る。ともだちと。

 公園とかからね。

 バスにゆられながら帰っても、楽しそうだね。

「ひまな自分」朗読・Youtube動画はこちら別ウィンドウで開く

「おみせやさん 」作者:Miko

おみせやさんになってしたいことは、ね

おもちゃやさんになること

四角くってペンキでかわいい色をぬるよ

屋根は三角で、やっぱり水色

たとえば、人形

それから風船

お店のドアはしめておく。

風が入って来ないからだいじょうぶ。

おきゃくさん、入ってきたら、「こんにちは」だけでいいの。

それだけでいいの。

ちいさい子だけ、買える。

お金がない子でも、いいよ。ちゃんと、買えるよ。

たとえば、あったことのないくにの人にも。

「おみせやさん」朗読・Youtube動画はこちら別ウィンドウで開く

「流れる川」作者:R

 一度でも川におっこちたことある?ってきかれた。

 わたしは、それはないけど、ともだちのぼうしなら、ひろったことあるよ。

 冷たい川で、ひゅ~っと流れていった

 よく道に落ちてる紙くずなら、ひろわないけど、

 ものなら、ひろって、近くに置いていく

 名札とか。

 せまくて、土も葉っぱもまざってて、ふつうの川の水より、色が変だった。

 そこにともだちが、ぼうしを落としちゃった。

 ひゅ~っと流された時に、なんだろうって、手をのばして、ひろったよ。

 そしたら、ともだちのぼうし。

 わたしたら、「ありがと」って言われた。

 ぬれたぼうしは、そのまま、かわくまで手でもって、歩いていったよ。

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「赤カボチャ」作者:R

 いちばん楽しかった思い出は、

 直島で、赤カボチャをみたこと

 カボチャの中はうす暗い赤いライトがともっていて、

 うす~く光ってました。

 全身黒、でした。

 外側は、黒い点々がありました。

 その中の穴から顔を出して、写真をとりました。

 おとながとってくれました。

 ピースをしました。

 気がついたら、おおぜいの人にかこまれていました。

 中は、だ~れもいない感じだったのに。

 帰りは、車で、わいわいはしゃぎました。

 ともだちは、ぐーかーぐーかー、ねむっていました。

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「中庭コンサート」作者:S

 どんな音楽を演奏(えんそう)したいかなぁ

 あ、中庭コンサート、っていうのがあってね

 学校の中にあってね、

 草は生えてなくて、蚊(か)も飛んでない場所。

 中くらいの広さ。

 そこで、「最高到達点と宝島」を演奏するんだよ。

 11月の、たぶんだよ、土曜日。

 私は、コルネット。

 もし、晴れたら、ピンクのリボン、つけたい。

 もし、風吹いたら、スカート着ていくよ。

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「ネコ」作者:T

 どんなどうぶつになってみたいと思うか?

 それは、ねこ。ドラネコ・・・じゃなくてノラネコ。

 ノラネコになったら、昼歩く。

 公園歩く。ノラネコ仲間と歩く。

 あたしという名のネコ。先頭を歩く。

 ネズミが来たら、真っ先に追いかける。

 風みたいに、しっぽピンッで追いかける。

 集めたエモノは、すぐに食べる。

 みんなで食べる。

 天気は晴れ。

 あしたのことは、知らん。

 わたしは、ノラネコ。

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「おともだちとおでかけに」作者:Y

すてきにみせたいときは

かわいいおようふくをきる

ハートとか、うさぎとか、ほし とかが、のった ふく

ふくの なかの ハートは、でてきて、うさぎといっしょに 

ぴょんぴょんはねる

それから メイクもするの

ネイル、ピンクじゃなくて、あかよ

ブーツもはくよ。ちゃいろのブーツ

そ・し・て、

「おはようございます」

ふつうに、いってみせるのよ

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