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平成21年4月、岡山市の政令指定都市移行に伴い、各区に消防署の整備が必要になりましたが、中区には旭東・竜操の2つの出張所しかなく、早期の消防署整備が求められていました。平成23年3月、岡山市中区今在家地先に敷地面積2,262平方メートル、建面積1,127平方メートル、延面積2,658平方メートル、鉄骨造三階建ての消防署を新設移転、業務を開始し、これによって各区に消防署が整備されました。
中消防署は、国土交通省が整備した今在家河川防災ステーション内にあり、消防署、水防倉庫、防災展示ホール、防災研修室、一時的な避難所やヘリポートを融合させた地域の防災拠点施設としての役割も担っています。
署内に併設している防災展示ホールでは、防災啓発パネルや洪水ハザードマップの展示、シアターコーナーでは災害の恐ろしさや備えの大切さをわかりやすく解説し、市民の防災意識の向上につなげていきます。

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