地域ワークショップ（2018年度）【御南西公民館】

「福祉のまち　みなんにし」を目指して

御南中学校区は、岡山県立西支援学校やひらた旭川荘・南野育成園・高齢者向けの福祉施設等が多数あります。地域住民の中には、長年にわたり、それらの学校や施設等へ楽しんでボランティア活動に行っています。また、支援学校やいくつかの施設は、公民館をはじめとした施設や地域のイベントに積極的に参加しています。そのような日々の取り組みと人々の交流が、夏に開催される「星空サマーコンサート」の土台となり、この御南学区の結束を深めてきました。

御南西公民館では、この長年で培われてきて地域性を土台としながら、さらに「だれもが安心して暮らせる街にしていく」ための学習を進めています。昨年度の「地域ワークショップ」では、学習・体験・施設見学やワークショップなどを行いました。その内容は、障害者施設での入所者との交流、障害がある児童・生徒の学校での様子を知ることなど、地域の特性を生かした学習活動を行いました。さらに、最終回では、地域住民や各施設・学校園の職員などが集まり、ワークショップを行いました。まず、学区の学校園が、発達障害がある子ども達とその親をどうように支援しているか報告しました。その後、参加者がグループに分かれ、地域で発達障害がある子どもやその親をどのように支援していくかについて話し合いました。参加者からは、沢山の質問・意見・感想などが寄せられました。また、アドバイザーからは、支援の仕方の具体例を教えて頂いたり、子どもや親への向き合い方について教わりました。地域住民、各施設・学校園の職員が一同に集まり、意見交換をするかけがえのない機会となりました。

地域の中で住民が相互につながりを持ちながら社会的弱者の方々を支え、だれもが安心して暮らしていける街づくりを目指すため、御南西公民館がその拠点となるよう、今後もこの「地域ワークショップ」を継続していきます。みんなで学び、みんなで考え、みんなで話し合うことが、人と人とつながりを深め、目指す「まち」に近づく一歩となります。あなたも、一緒に参加しませんか。

年4回程度

• 御南西公民館ウェブサイト