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ESDカフェ「わいがや」(2018年度)【上道公民館】

[2019年1月21日]

ID:38385

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自治の力を身につける機会

ESDカフェ「わいがや」

ねらい

平成25年度から「自主自立」を公民館の活動目標に掲げ、公民館の目的を利用者に機会あるごとに伝えてきた成果が表れ、クラブ活動に主体性が見られ始めました。また、2014年(平成26年)のESD世界会議以降、話しているだけでなく、行動に移していこうという機運が高まり、人を巻き込みながらの活動に変化してきました。そこで、ESDをテーマとした自由な語り合いと実践を通して、住民が自治の力を身につける機会として、ESDカフェ「わいがや」に取り組んでいます。

対象

定例会には「わいがや」運営メンバーが参加し、主に企画運営の打合せをしています。企画を実現し順調に運営するために、お互いを尊重しながら自由にアイデアを出し合います。また、地域の理解を深めるため、運営メンバーで地元の企業見学にも訪れました。

公民館の新たな利用方法を考える中で、市民が交流を深める場をメンバー自身で企画運営しています。公民館主催の映画会や文化祭に併せて開くカフェや、「わいがや」単独で開くカフェには、地域の方々が自由に参加して交流を深めています。平成26年度から、ほぼ年に1回、1月に開催する「もったいない市」では、物品提供者や当日参加者を合わせると、200人以上の方々が参加し、衣料品、食器、日用雑貨等の不用品を活用しながら交流を深める機会となっています。

思い

第1回のもったいない市を終えて、メンバーの1人から「小さな勇気が私を変えた」という素敵な感想がありました。それまで公民館に来ることもなかったけれど、思い切って「わいがや」に来てみて、自分達の希望を、仲間と一緒にどうしたら実現できるか話合い、それがだんだんと実現していく過程の活動自体が楽しかったそうです。

成果

地域の方々が交流する場として公民館でカフェをしたいという希望を叶えるために、少しずつ活動を広げてきました。映画会や文化祭でカフェの経験を積んで、今では「わいがや」単独でカフェを開くようになっています。もったいない市も大好評で、年間を通して日程の問合せがあるほどです。また、見学に行った企業で外国人研修生が働いている事を知り、もったいない市の案内を送ることにもなりました。このもったいない市を「わいがや」運営メンバーで企画運営していることは、メンバーの皆さんの大きな自信と誇りになっています。

これからの展望

やっと始まった「わいがや」単独カフェの定期開催に向けて、他の公民館で開催しているカフェも参考にしながら、「わいがや」らしいカフェを引き続き開催していきたいです。また、自分たちが知りたい、やってみたい事を、仲間と一緒に考えながら実現する楽しさを感じられる機会になればと考えています。

活動日

毎月第3木曜日に定例会を開催、カフェ等は適宜開催、毎年1月最終日曜日に「もったいない市」を開催

関連リンク

  • 上道公民館ウェブサイト