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岡山空襲を知ろう伝えようプロジェクト(令和6年度)

[2024年4月10日]

ID:59364

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解決を目指す課題と現状

岡山市平和の日である6月29日に毎年挙行している岡山市戦没者追悼式の参列者や、同時期に岡山シティミュージアムで開催している「岡山戦災の記録と写真展」の来場者は、減少傾向にある。平和な時代が続き、次世代を担う若者の身近に戦争体験者がいなくなっているなか、若い世代へ戦争の惨禍を伝え、平和を大切にする意識をどのように育んでいくのかが重要な課題になっている。

市では、岡山空襲を中心とした資料を展示し、歴史の事実を認識しながら、先人の労苦を偲び、戦争の悲惨さと平和の尊さを次世代に語り継いでいくため、平成24年10月に岡山空襲展示室を開設している。

これまで家庭や学校が担ってきた戦争体験の継承の場を引き継ぎ、戦争体験者の役割を補完する施設として、岡山空襲展示室が市民に活用され、戦争の悲惨さと平和の尊さを次世代に語り継いでいけるよう事業を実施する。

課題解決の方法

岡山空襲展示室に「ボランティアガイド」を設置することで、来館者に展示内容をより深く知ってもらい、また「ボラティアガイド」を養成することで、戦争体験の継承や平和活動の担い手の育成につなげる。

(1)岡山空襲展示室の「ボランティアガイド」の養成・設置

 (1)ガイド養成のためのカリキュラムを構築し、講座を開催

(2)「ボランティアガイド」の募集

 (1)ガイドの募集計画や要項を作成

 (2)ガイドの登録と活動、スケジュール調整、出勤管理

スケジュール

  • 4月
    実態調査、他都市視察(8月まで)
  • 5月
    ガイド内容・運営・養成カリキュラムの検討(7月まで)
  • 7月
    養成カリキュラム完成、養成講座の準備
  • 9月
    養成講座の実施(11月まで)
  • 1月
    1期生ガイド開始
  • 2月
    運営・マニュアル等見直し
  • 3月
    1年目振り返り・2年目準備

実施団体と協働部署の役割分担

提案団体 平和推進岡山市民協議会

  • 実態調査、他都市の視察
  • 養成講座カリキュラムの原案の作成、養成講座
  • 養成講座を受講し、ガイドを行う
  • ガイド公募に向けた「募集要項・チラシ」の検討・作成 ほか

協働部署 福祉援護課

  • ガイドの活動内容や運営の仕方を検討し、マニュアルを作成
  • 団体の提案をもとに、養成講座のカリキュラムの作成
  • 養成講座の講師の選定・依頼、会場等の確保・準備
  • 学芸員を講師として、養成講座に派遣
  • 広報活動の展開 ほか

目標

  1. 岡山空襲展示室の見学者の増加、活用の拡大を目指す
  2. 「ボランティアガイド」の募集・設置・運営の仕組みを構築し、岡山空襲展示室のガイドが無人にならないようにする
提案団体と協働部署による会議の様子