子供の火遊び

火遊びによる火災を防ぐには大人の注意が欠かせません！

子供のいる家庭なら、絶対に注意したいのが火遊びです。子供がライターやマッチなどに興味を持つと、いたずら心で火をつけてしまう危険性があります。大人のいない場所や人目のつきにくい場所を選ぶので、火災に発展した場合に発見が遅れ、被害が拡大するかもしれません。

子供による火災や火遊びを防ぐための方法を紹介します。

子供の手の届かない高い場所や、鍵のついた場所へ保管するようにしましょう。また、簡単に使えないライター（チャイルドレジスタンス機能のあるもの）を使用するようにして、不要なものは捨てるようにしましょう。

火の危険性をしっかりと子供に伝えましょう。頭ごなしに火を使うなと言うだけでなく、その理由を説明してあげることも重要です。火の危険性について話をすることで、家族全体での防火意識も高まります。

家の中で子供が火を使ってしまった時に、周囲に燃えやすい物がたくさんあると、それだけ火災発生のリスクが高まります。普段から燃えやすいものは片付けておくようにしましょう。また、カーテン等を防炎物品に変えることも有効な手段の一つです。

万が一、火事になった場合の正しい対処法を子どもに教えることも大切です。すぐに逃げること、親や近所の大人へ知らせることなどが挙げられます。すぐに大人へ知らせて早期通報を行うことは、万が一火災が発生した時の被害軽減にも繋がります。

大切な人の命が失われてしまうことがあるということを丁寧に伝え、火遊びによる火災を防ぎましょう！

現在は消防法によって全ての家に「住宅用火災警報器」の設置が義務付けられています。今一度、ご自宅の住宅用火災警報器を確認してみてください。